最近の記事

つなげる

アジャイル活動や、各種改善活動を支援している時に、 私が気にするポイントは「つなげる」事です。 各種イベントだったり、活動だったりを、それぞれ独立したものではなく、1つ1つが繋がるように、流れを創る事を意識しています。 1つ1つの活動だけでも改善効果が出なくはないですが、 すぐに頭打ちになります。 繋げて、流れを創る事で、効果も大きくなりますし、 継続する確率も高まります。 まず、どこを繋げるかを、模索します。 アジャイルでは、イテレーションサイクル、スプリントサイク

    • データの『見せる化』?

      アジャイルでも『見せる化』は重要だと思っています。 今あるデータを意味ある形で見せるのは、『見せる化』? 見える化しないと… と、よく話しますが、 意外とデータは転がっていて、まとめれば良いだけだったりします。 それを、まとめて、意味づけして、見易くして、 分析っぽく無く見せる。これが『見せる化』かと。 私の感覚では、 無機質、無感情にデータですよ。 と、見せるのが、分析っぽい『見せる化』 それより、感覚では良くなっている感じを データでも、良くなっている事が分かります

      • 原則と行動

        今頃、大規模アジャイルのSAFeを勉強しているのですが、 アジャイル、リーンと同様に、まずは『原則』で、 その後、『原則』を見返し、そして、また『原則』から行動変化に繋げる の繰り返しだな と、つくづく感じます。 このあたり、アジャイル導入の壁(スケジュール思考からの脱却の壁、不確実性の非耐性)にぶつかり、TOCを勉強し続けた影響が大きい気がします。 (TOCとの出会いに感謝!) SAFeにはVersionがあり、進化しています。 現状までの進化は、当然の進化に感じます。

        • 進捗管理から状態管理へ

          以前、進捗管理?! を公開してから、ずうぅぅぅぅっと 「進捗管理」では無く、「○○管理」と、表現する適切な言葉は何かと考えていました。 管理という事では、やはり価値管理だと思うのですが、 価値管理だと、分かり難い気がするので、 他に良い言葉が無いのかと… いまのところ、 「状態管理」、「状況管理」 が最有力候補です。 価値創出、価値提供するために、現在の状態、状況を把握し、 今、何をすれば良いかを決める。 今、何を優先すると、ゴール達成、価値を最大化できるかを決め、 実

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          メタファーの威力

          先日、久しぶりにメタファーを耳にしました。 やっぱりメタファーって必要だと感じました。 微妙なニュアンスや、そこに紐づく関連したイイこと、悪い事、含めて、伝わるのがなんといっても魅力です。 ニュアンスを細かく説明する事なく伝わるメタファは、チームとしても結束が強くなりますし、なんといっても一言で伝わるのは気持ちも楽ですよね。 これが顧客とも使えると本当に楽になりまし、そこから発想が広がる事もあります。 そんな瞬間が、たまりませんね。 お互いに変化するというか、成長すとい

          メタファーの威力

          進捗管理?!

          先日、とあるアジャイル関連のセミナーを受講しました。 その中の説明で「進捗管理」という言葉が使われていたので、 とても気になって、  なぜ「進捗管理」という言葉を使うのかを聞いてみました。 アジャイルでは、進捗管理は無いと思うので、 フロー管理か、価値管理では? と聞いてみました。 結果としては、敢えて「進捗管理」という言葉を選択しているようでした。 その背景には、様々な年齢層、様々なバックボーンの方へのわかり易さを優先したなどがあるようです。 しかし、 進捗管理は、「

          進捗管理?!

          小さい?大きい?

          初めてSAFe シンポジウムに参加しました。 これまで参加したアジャイルイベントとは異なる雰囲気でした。 私は長らく組み込みでアジャイル実践していた為でしょうか。 大規模アジャイルは可能だとは思っていました。 しかし、SAFeのような大規模アジャイルをフレーム化するような取り組みが生まれるとは想像もしていませんでした。 そこまで、キチンと?綺麗に? フレーム化しなくても、可能でしょう… という感じです。 そのため、SAFeは、どこか違和感があります。 Leanの要素を

          小さい?大きい?

          現場のペースに乗る

          先日、ダイレクトに変革が進む場を体験しました。 この感覚が、なんとも言えず気持ちが良いというか、更なる挑戦に迎える感覚というか、更に高みを目指せる感覚が、癖になります。 この感覚は、単に外からの目線で活動していては、得られない感覚だと思っています。 現場に入って、共に悩んで、考えるからこそ、得られる感覚だと思います。 そして、毎回難しいと感じるのが、ペースです。 TOCなどを活用しながら、目指す未来と現状を常に意識して活動していますが、 目指す未来を語り過ぎても聞いてもら

          現場のペースに乗る

          そりゃぁ…そうだ…

          なんで、今まで気づかなかったのか…とても恥ずかしいです… スケジュール思考は、当たり前な事だったのですね! 工事進行基準が、そのままスケジュール思考ですから… これに、なぜ今まで気づかなかったのか… これに気付いたきっかけは、たまたま経理畑の方と話す機会があったからなのですが、話をしている時には、気づかずでした。 もちろん、スケジュール思考の事など話はしていません。 仕事とは、まったく関係無い話がほとんどでしたので。 ですが、なんとなく、気になった事というか、 なんか引

          そりゃぁ…そうだ…

          とりあえずFRT

          11月から仕事の環境が変わり、あっという間に1ヵ月が過ぎていきました… 気分を新たに! と思っていたら、なんだか周りでも、いくつか新たな動きがあり、余計に慌ただしくなっています。 新たな動きがリンクする体験は、とても久しぶりな感じです。 こんな時、何にフォーカスすべきか?! と、考えてしまいます。 TOCのUDE-クラウドが頭に浮かんでいます。 具体的なクラウドではなく、文字通り、ふわふわした雲、いやビールの泡のようなクラウドです。 そして、FRT(未来構造ツリー)も、もく

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          ゴールか?心理的安全性か?

          とある改善の取り組みで、約3ヶ月で成果物が作成出来た事例を目の当たりにしました。 手探り状態から始めた活動であるにも関わらず、カタチになりました。 この要因が何かが、ものすごく気になっています。 ゴールを決めてからが、ものすごい早かった。 ゴールというより、課題感の深い共有が出来てからが早かったようにも感じています。 チームとしても、心理的安全性が高いチームであったとも言えます。 即席チームでありながらも、それぞれのバックボーンを語り合う事で心理的安全性が高まりました。

          ゴールか?心理的安全性か?

          ジャケ買い

          先日、図書館で借りた本で、思わぬ出会いがありました。 このようなコトがあるので、図書館活用は止められないです。 その一方で、書籍のネット購入で失敗… ネットを否定するものではなく、このコトで思い出したのが、レコードやCDの「ジャケ買い」 レコードジャケット、CDジャケットのデザインが 気に入ったモノというか、気になるモノを買う行為ですね。 レコード世代の方は、経験ある方も多いと思いますが、 アーティストなどは知らなくても、デザインが良ければ、音楽も良いだろうと期待して

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          カスタマージャーニーマップ

          先月 「いつも、しっくりこない…」 で、課題出しでのカスタマージャーニーマップの活用について、グチりましたが、何度か作り直しを実施し、まぁまぁのマップが作成出来ました。 パワポ一枚の拘りを捨てて、タッチポイントを省略せずに、1つ1つ記載する事で分かり易いマップとなりました。 省略してはダメですね… 当たり前のコトですが、時間軸として体験は繋がっていますし、それを表現するのがカスタマージャーニーマップなので、当然ですよね。 こんな基本的な事を蔑ろにしてしまったのだと、改め

          カスタマージャーニーマップ

          「学ぶ(変わる)」とは???

          とあるキッカケで、20年以上前の中原淳さんの書籍を読み返す機会があり、「学び」について、自問しています。 他者との学びと個人の学び についてです。 これまで、チームの成長、組織学習について、勉強してきたので、「学習」、「学び」とは、他者がいる前提で考える癖がついていました。 しかし、一人で学習する事もありますよね… 中原さんは、書籍の中では「一人では学べない(変われない)」と。 学ぶ(変わる)為には、他者が必要との事。 この点については、まったく疑問に感じる事は無か

          「学ぶ(変わる)」とは???

          いつも、しっくりこない…

          カスタマージャーニーマップを描くと、どうにもしっくり来ない… だいたい私が描くマップは、おおよそ リーダーとメンバーなど、2人以上が関係する(どちらか一方にしかメリットが無い問題点を指摘したくて描く事が多い) メリットを感じるまでの時間が長い(この問題点を指摘したくて描く事が多い) そもそも、問題を指摘する為に描くから、しっくりこない??? 毎回、毎回、時間の長さや関係性含めてパワポ1枚(パワポというか、画面で見える範囲)で分かり易く表現するのに、悩み続けます。 ネ

          いつも、しっくりこない…

          図書館に感謝!

          最近の図書館はとても便利ですね。 自分が子供の頃&娘が小さい頃は、良く利用していました。 50歳を過ぎた今でも、ちょくちょく利用しています。 最近は、図書館に検索端末が設置されているのは当たり前ですが、 図書館に行かなくてもインターネットで所蔵書籍の検索ができて、かつ、場所も分かるので、とても便利です 更に、東信地区では、図書館の連携もされているので、隣の市町村の図書館も利用可能なので、とても便利です。 使い勝手が良くなり、 ビジネス書もそこそこあるので、ちょくちょく利用

          図書館に感謝!