大学院生の悩みの種:進路
大学院生は常に何等かに悩まされていると思う。
もちろん、大学院生以外も毎日悩まされていることは言うまでもない。
大学院生の悩みの種といえば、それは専ら研究に関することか、もしくは進路に関することなのではないだろうか。
研究に関する悩みもどこかで吐き出したいわけだが、今回は進路に関してその端緒を書き綴ってみたい。
悩み、そしてまた悩む
さて、つらつらと考えていることを書き下す前に、私自身のパーソナリティを少しばかり書いておく。
現在は関東の某大学の大学院で教育学を専攻している。現時点ではM1だが、4月からはM2になる。2000年生まれのストレートマスターだ。
学部では機械工学を専攻していた。大学院で教育学へ大きく舵をとった。
大学院進学を機に、教育学へと進んだことは数奇な選択とも捉えられる。実際、その理由のおよそすべてが興味に駆られていたというものだから、自分でも合理的な説明に困るのである。
もうすぐ1年目を終えるタイミングで、修士の大学院生は就活をするのか否かという選択を迫られる。
すなわち、その選択が意味するのは博士課程へ進学するのか、それとも修士で卒業して企業に就職するのかということだ。
文系大学院生からは少なからず共感を得られることかもしれないが、文系の修士課程は理系と比較して進学率は著しく低く、博士課程への接続が比較的明確に意識されている。
そして、私は現在博士課程への進学をあきらめようとしている。理由について多く語ることは無いが、純粋に博士課程卒業後のキャリアパスに不安が多く付きまとうからとまとめられる。
そうなると、残された選択肢は何らかの形で職を得る必要がある。つまり、就活しないといけない。
だけど、就活はしたくない。
わがままを言っているだけだが、別の言い方をすれば、就職する気はあるがまだ大学院生活でやり残したことがある、といった感じだろうか。
まず、就職するならどのような方向になるのかについては、ある程度意思が固まっていて、理系の学士を振りかざしてメーカへの就職が最大の候補だ。
で、大学院生活で何をやり残したのかといえば、外国に行きたいということだ。
きっかけは至極単純で、昨年の10月から短期の留学としてタイに行き、例の如く、外国っておもしろくね、となったのである。
将来に目を向ければ、就職後は海外での業務こと担える可能性があるが、自由度に限界はある。
そう、学生である今がチャンスなのだ。
考えてみれば、大学院を2年で卒業しなくてはいけないわけではない。もう少しゆっくりしてもよいではないか。
とか、考えて、悩んでいます。
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