人財開発室 室長へインタビュー!ソフトブレーンでの「成長」とは?~ No Pain, No Gain ~
|自己紹介
名前:大橋 瑞明(おおはし みずあき)
役職:執行役員 人財開発室 室長
略歴:ソフトブレーン新卒入社(2001)
ヘルプデスク、技術部へ異動(2005)
カスタマーサクセスへ異動(2007)
既存営業チームへ異動(2008)
開発本部へ異動(2018)
人財開発室へ異動(2020)
|人財開発室 室長という仕事
普段はどのようなお仕事をされていますか?
現在は、今後の計画や人材育成を含む管理業務全般が、仕事の大半を占めています。
ただ、少し前までは、現場の業務を自分が担わなければ回らないという課題を抱えていました。
しかし、ミドルマネージャー達の成長と活躍により、通常業務を彼らに任せられるようになったことで、私自身も新たな挑戦ができるようになってきました。
ソフトブレーンの仕事に対して感じているやりがいや楽しさは何ですか?
この質問は、私にとって難しいです。ソフトブレーンで働くことは、あまりにも日常的なため、どのように表現するのが適切か悩んでしまいます。
おそらく、ソフトブレーンの企業理念である『To Be Open To Change(変化に柔軟であれ)』こそが、やりがいを最も的確に表している言葉だと思います。
ソフトブレーンの今後の展望や目標があれば、教えてください
ソフトブレーンは、長年続いたライセンスビジネスからSaaSビジネスへの事業転換に挑み、見事に成功しました。これからは、ミッションである『顧客の生産性の最大化』を、より多くの企業で実現することが、これまでに続く目標であり、これからも変わらない目標です。
|ソフトブレーンの文化について
ソフトブレーンのミッション“顧客の生産性の最大化”について、人財開発室室長としてどのように考えていますか?
現代日本の状況を考えると、必ず実現しなければならない社会的使命だと思います。
そのために、ソフトブレーンという会社が存在しており、役員と従業員はこのミッションの実現のために、ソフトブレーンに集まっていると考えています。
一番大事にしている7つの行動指針と、その理由を教えてもらえますか?
7番目の『向き合う姿勢・やり抜く力』です。その理由は、この行動指針が自分のキャリアを体現していると感じるからです。
また、特に新卒や未経験者で成長し成功している人は、この行動指針を実践できていることが多いと感じます。
そのような文化を持つソフトブレーンですが、社員がどのように成長できるかを教えてください。
ソフトブレーンには成長の場があります。その理由は、新人や若手でも挑戦させる文化が根付いているからです。
したがって、成長するかどうかは本人次第です。“ソフトブレーンに入社したら勝手に成長する”ということは残念ながらあり得ません。
短期間で成長するためには、相応の努力が必要です。新卒や未経験者にも挑戦の場を提供し、挑戦に対するサポートを行い、失敗に対しても比較的寛容だと思います。
ただし、同じ失敗を繰り返すことは許容しません。これはソフトブレーンに限った話ではありませんが、成長は「No Pain, No Gain」が前提です。
|人財開発室 室長という仕事
大橋さんのリーダーシップスタイルを一言で表すとしたら、どのように表現しますか?その理由も教えてください。
『自己分析ができていない』と叱られるかもしれませんが、自分ではよく分かりません。
ダニエル・ゴールマン氏が提唱する6つのリーダーシップに当てはめても、1つに絞ることは難しいです。ビジョン型の一面もあれば、コーチ型の要素もあります。
普段は人間関係を重視しますし、民主型でメンバーとディスカッションすることも多いです。必要があれば、強制的に物事を進める場面もあります。
逆に、過去の経験から『自分はこういう人間だから、こうしなければならない』と思い込んでいたときに、多くの失敗をしましたので、リーダーシップのスタイルを決めつけないことは悪いことではないと思っています。
ただ、1つ言えるのは、私はペースセッター型のリーダーではないということです。
チームを率いる上で、特に大切にしていることは何ですか?
いろいろあるとは思いますが、特に大切にしているのは『自分の信念をブレさせない』ことです。
サイモン・シネック氏のゴールデンサークルで言う“WHY”は、どんなことがあっても揺らがないように心がけています。経験上、信念がブレるとその場では一時的にうまくいくかもしれませんが、その後が続きません。
一方で、“WHAT”については積極的にディスカッションし、"HOW"については極力現場に任せ、具体的なやり方にはできるだけ口出ししないようにしています。
もちろん、目標とのギャップについては常にチェックを欠かさず、早めに細かいフィードバックを行い、改善も即時求めるようにしています。
ソフトブレーン社員とのコミュニケーションで心掛けていることがあれば教えてください。
社内では年齢も社歴も役職も上の方なので、新卒や中途に関わらず、新人の皆さんのことをよく知り、最初はこちらからできるだけ声をかけています。
ただ、中には話しかけられるのが苦手な方もいますので、そういった人には必要なときだけ話すようにしています。
それでも、一度でも会話を交わしていると、困ったり悩んだりしたときに相談に来てくれることがあります。最初に入口を作り、その後は戸を開けっぱなしで待っておくことを心掛けています。
|求職者へのメッセージ
ソフトブレーンで働く上で、どのようなマインドセットを持った人材を求めていますか?
挑戦や成長を求める方には、ぜひご応募いただきたいです。ソフトブレーンは高利益企業であり、経営基盤や福利厚生が安定していますが、安定だけを求める会社ではありません。
働き方にはベンチャーのようなハードワークの一面もあります。大手企業ほどではありませんが、安定した経営基盤の上で、ベンチャー企業のように挑戦とハードワークができる環境で成長を望んでいる方を求めています。
これからソフトブレーンに入社する方々に、どのような期待をされていますか?
これまで学んだことや経験を活かすためにも、恐れずアンラーニングし、ソフトブレーンのことを素直に受け入れてくれることをまず期待しています。
そのうえで、ソフトブレーンの成長に尽力・寄与し、自己成長を実現していただけることを期待しています。
|人財開発室 室長ってどんな人?
ソフトブレーンに入社して23年が経ちますが、入社しようと思ったきっかけや理由を教えてください
少し恥ずかしい話ですが、当時は『これがしたい』という具体的な目標が特になく、田舎暮らしの中で『とにかく東京に出たい』という気持ちが強くありました。
また、『ITベンチャー』という言葉を知って、『都会的でかっこいい!』という浅はかな理由も正直ありました。
ただ、その頃は就職難の時代で、そんな曖昧な動機の学生を採用してくれる企業はなく、途方に暮れていました。そんな中、唯一私を評価し、採用してくださったのが、ソフトブレーンの創業者・宋文洲さんだったのです。
これまでソフトブレーンで働かれる中で、一番大変だった事はなんですか?また、それをどのように乗り越えましたか?
敢えて一番大変だった時期を挙げるなら、2008年頃かもしれません。ただ、楽だと感じたことは一度もなく、入社以来ずっと大変だな、と思っています。でも、これは特別なことでも悲惨なことでもなく、“一生懸命働く”というのは、そういう事だと思っています。
だから『乗り越えた』という感覚はなく、強いて一つ挙げるとすれば、就職活動が本当に厳しかった分、『採用してもらえた恩と期待に応えよう』という入社当時の決意を、今も初志貫徹していることだと思います。
他にもお話したいことはありますが、長くなるので、また機会があればお話しします。
逆に一番うれしかった事は、どんな事ですか?
これも『一番』と言われると難しいですね。初めて社内で褒められたとき、お給料をもらったとき、昇進したとき、注文をいただいたとき、お客さまから感謝されたとき――それぞれの“初めて”が、その瞬間ごとに一番嬉しかったです。
ただ、どれも一瞬で過去になり、普段はあまり意識していないので、はっきり答えるのは難しいですね。
でも、“うれしい”は一瞬ですが、“楽しい”は入社以来ずっと続いているかもしれません。もちろん、趣味の楽しさとはまったく違う種類の楽しさですけど。
仕事以外の時間をどのように過ごしていますか?リフレッシュするための趣味や活動はありますか?
月並みですが、趣味はゴルフです。他にはサウナやプロレス観戦、釣りも好きです。
|求職者へ一言お願いします!
ここまで記事をお読みいただき、ありがとうございます。もし、弊社の事業内容やカルチャーに少しでも共感いただいたり、興味を持っていただければ、ぜひ一度お会いできる機会をいただければ幸いです。