サッカー(高校編)
自分が1番成長する事ができたのが高校の時だなと思っている
高校に入学する前に何度か練習に行き良いなと思い入学しようと思いました
福岡舞鶴高等学校という学校に入学しました
部員は100人近くいる
メンバーに入れるのは25人程度
その中で試合に出場するのは11人
簡単に出れるとは思っていない
周りに入学してる選手はクラブチームで九州大会にでたりするチーム、全中で県大会優勝するチームなど強豪のところから来ている
自分は前回も言ったとおり初心者の多いチームで区大会で終わるところの出身
この人達に勝つには努力が必要だと感じた
入学してすぐインターハイ予選があり25人の中にギリギリ入る事ができた
しかし、ほとんど出ることはなかった
勝てば県大会に出場できる試合に途中から出ることができた
1点1アシストの活躍をしたがチームはPKで負けた
インターハイ予選が終わった後の練習試合怪我をした
初めて大きな怪我をした
膝内側側副靭帯損傷
3ヶ月の間何もできない日々が続いた
最初は上手くいっていたのに
みんなに置いていかれると思いとても焦った
案の定差は開いた
活躍してスタメンにまでなる選手
下のチームから昇格する選手
身体の向上
復帰するための練習でも蹴るのが怖い、膝がぐらつくと痛い
テーピングをガチガチにして復帰メニューをこなしていた
選手権予選が夏から始まる
それに間に合わせるよう努力した
完璧ではなかったがテーピングをして出ることができるまで治った
結果県予選には出れず夏で終わった
新チームになり夏の走りの合宿を乗り越え冬の新人戦の時期になった
正直当時はインターハイ予選、選手権予選にもスタメンではなかったが出れていたので出れるだろうと思っていた
でも新人戦は試合に出ることはほとんどなかった
天狗になっていたからだ
そこからまた努力するようにした
毎日残ってトラップからのシュート練習
夜の9時くらいまでした
そこから帰宅したら10時
こんな生活を毎日していたが充実していた
それが実ったのかインターハイ予選になるころにスタメンになる事ができた
活躍ができたかは微妙だが地区予選を勝ち抜いて県予選に出ることができた
1回戦で負けはしたものの上には上がいる事を実感する事ができた
そこから選手権予選もスタメンで出ることができたが県大会に出ることができず夏で終わった
それから新チームになり自分達の代が一番上になることになった
新チーム最初の公式戦の新人戦
自分が貰ったのは14番
昔からこの番号はチームのエースナンバー
ここからこの数字が好きになった
正直貰えるとは思わなかったがとても嬉しい反面期待以上の活躍をしないといけないと思った
地区予選を勝ち抜いて県大会に出場した
1回戦を勝ち抜いて2回戦
結果は負けて県ベスト16
自分が入学して初めてここまでいけた
とても嬉しかった
また努力すればもっと上にいけると思った
すぐにインターハイ予選が始まった
地区予選スタートの自分達は予選リーグからで7試合をこなした
8チーム中上位4チームが県大会出場
5位のチームは、地区予選の2部、3部を勝ち抜いた2チームとリーグ戦をおこない1チームだけが県大会に出場できることができる
自分達は予選7試合で負けることはなかったが勝つことができず引き分けばかりで5位になりギリギリ県大会出場にかけて試合をするリーグ戦に入れた
その予選で勝つことができ県大会出場することができた
県大会からスタートするチームと違って予選からスタートした自分達はすでに9試合をこなしている
1回戦、2回戦は毎年ベスト8に入るようなチーム
それぞれ得点を決めることができ2-0、2-1でベスト8に入ることができた
でもここからが難関だった
福岡は、東福岡、筑陽学園、九州国際大附属、東海第五(現在は東海大福岡)の4強がありそこに勝つことが出来ないとベスト4に進出することができない
自分達の次の相手は東海第五
周りは当たり前のように東海第五が勝つと予想している
それに勝てたら最高じゃないかと思い試合に臨んだ
結果は1-0
前半に取った1点を守り抜いた
会場がどよめいた
無名校が東海第五に勝ってベスト4に入ったから
部員全員がピッチに入り喜び抱き合った
泣いてる人もたくさんいた
それくらい凄いことを成し遂げたんだなと実感した
インターハイ予選でベスト4に入ったのは創部初
公式戦で東海第五に勝ったのも初
歴史を作ることができて嬉しかった
ここからは未知の世界
県大会の準決勝
次の相手は筑陽学園
東海第五には勝ったもののやはり筑陽が勝つだろうと誰もが予想していた
結果は2-1
またも会場がどよめいた
無名校が決勝進出を決めた
予選ギリギリで残ったチームが決勝まできた
創部初の決勝進出
初の九州大会出場権獲得
準決勝でチームが点を入れた事も初
また歴史を塗り替えることができた
あの瞬間は今でも覚えている
最高だった
努力が実った瞬間だった
監督が1番喜んでいた
初の決勝戦
相手は東福岡
これは流石に勝てないと言われていた
1年生大会の決勝でも東福岡と試合をした
その時は0-8で負けている
どこまで成長したかがわかる試合だった
結果0-6
やっぱり強かった
ここの差は全く埋まってなかった
東福岡はインターハイで優勝した
初の九州大会に臨んだ
自分達の実力がさらにわかる大会
1回戦は沖縄県1位の前原高校
結果は2-0
勝つことができまた歴史を塗り替えた
九州ベスト8
しかし、福岡の予選の時みたいな嬉しさはない
上にはもっと強いチームがあるから
次の試合は熊本の大津高校
こんな有名な高校と公式戦で試合することができる事が嬉しかった
結果0-3
負けはしたが強いチームとする公式戦は楽しかった
大津高校はインターハイ準優勝をした
インターハイの優勝と準優勝のチームと試合できたことは選手権予選に向けての良い刺激だったと思う
そこから夏の合宿で有名な学校ともたくさん試合をして勝つこともできた
9月に監督から某J2クラブからの練習参加の話を聞いて即決で行くことを決めた
インターハイの活躍があったからだと思う
自分の学校は10月に5日間くらいの秋休みがあった
スポーツ学校ではないためその期間しか行くことができなかったのでこのタイミングで行きました
初めてのプロチームの練習参加
プロ選手との練習
たくさん要求された
1日目で頭がとても疲れた
でも通用しないとは思わなかったし、通用する部分があった
2日目からは自分からも要求するようになった
1週間の練習参加と試合参加を通して通用する部分を伸ばす目標を立てることができた
残念ながらそのチームからの話はなかったが良い経験だった
そこから福岡に帰ってきてチームの練習に戻った
自分が経験したものをチームに還元した
すぐに選手権予選が始まった
インターハイで結果を残したこともあり第3シードで2回戦からのスタート
相手は九州国際大附属
4強の全部と試合できるなんて凄いことだなと思った
インターハイから成長していたと思っていたので決勝までは正直負けないと思っていた
試合は前半に1人退場し、直接フリーキックがノーゴールの判定になったりしたこともあったけど1-0で折り返した
後半にも追加点を取りリードを2点に広げた
しかし残り5分間で2失点
延長戦に突入
延長でもう1人退場、PKで逆転されそのまま追加点を取られた
結果2-4
退場やノーゴールになった判定もあったがこれが実力だった
九州国際大附属は決勝までいって東福岡と試合をした
東福岡にリベンジすることが出来なかった
呆気なく高校サッカーが終わった
監督、コーチ、スタッフ、マネージャー、保護者、選手達に感謝している
その恩返しを結果で残したかったが出来なかった
このチームで試合出来たことは一生の思い出