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分岐点

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私の生きる中で発生した分岐の話 1から読んでね
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#大学生

分岐点1

私が大学受験に落ちた時、真っ先に思っていたのは、将来への漠然とした不安とまだ“選択したくない”という逃避的な感情であった。
当たり前だが、若さというものを失うスピードは思っているよりも本当に早くて、それは即ち、早めに選び、早めに傾倒する方が時間の効率的には一番良いという事である。
高校を卒業するにあたり、まず選択肢として現れるのは“進学”と“就職”であり、年収に差はあれど、やりたい事に真っ直ぐ進も

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