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監査法人から独立税理士への転身!経営者の身近な存在として顧客の成長をサポート

みんなの税理士法人の代表を務める鈴木さん。これまでの経歴から独立のエピソード、今後の成長目標について伺いました。

ー本日はよろしくお願い致します。まず始めに、経歴を簡単にお伺いできますか?
監査法人の監査事業部で公認会計士としてのキャリアをスタートさせました。その後、商工会議所入所や税理士法人で働いたあと、2021年4月にみんなの税理士法人を設立しました。

ースタートから税理士ではなく、公認会計士だったのですね。そもそもなぜ公認会計士を目指されたのですか?
大学を卒業する頃は就職氷河期でした。でも、せっかく仕事をするなら、自分で選んで好きな職場に転職したいと思っていました。そんな中で、就職に困らないと聞いた会計士試験を目指すことにしました。

会計を中心とした幅広い専門知識が身につくことや、監査業務は色々な会社を訪問する仕事だと聞いて多くの経験を積めそうな点に魅力を感じました。余談ですが、検察が会社に立入調査をするのに憧れを持っていたことも影響しました。

ー合格後はじめに勤務された大手監査法人からなぜ転職されたのですか?
監査法人で私が主にやっていた財務諸表監査は、会社の経営成績などの財務諸表が適切に作成されているかをチェックする仕事でした。
監査をやっているうちに、もっと会社の経営に近いところに自分が積極的に関わっていき会社が成長するのを支援をしたいと思って、転職しました。
また、監査法人時代に受けていた監査に関する研修中に眠くなることもあり、なんとなく自分に合っていないのかなぁ・・とも感じました。

ーなるほど、そういうところで暗に感じてたのですね。現在は税理士としてご活躍されていますが、公認会計士と税理士で違うところはどこですか?
公認会計士の監査では、独立した立場から財務諸表をチェックすることが重視されるため、第三者として会社に関わります。
一方、税理士にはそのような独立性が求められず、税務申告だけでなく事業計画の作成・補助金の申請など、これまでよりも経営に関連する幅広い仕事が求められます。

私の場合、監査法人時代より、税理士として働き出してからの方が顧問先の規模は小さくなりましたが、その分、経営者との距離が近くなり、話す機会が増えたおかげで、経営に関する様々な話を聞くことができるのは、ほんとに楽しいです。

ー税理士として働く方が鈴木さんには合っているんでしょうね!そんな中で、税理士として独立を決意したきっかけはどのようなものだったのでしょうか??
実は最初は独立することはあまり考えていませんでした。しかし、税理士法人で働いていた時期に、一度だけではなく何度か他の税理士法人の立ち上げに誘われる機会がありました。
そんな状況で、自分の可能性を広げた方がいいと感じたことから、勇気を持ってそのお誘いに乗ることを決断しました。

ー実際、独立されて、その前後で鈴木さん自身の一番の変化はなんですか?
独立を果たし、自分自身が経営者になったことで、以前よりも徐々に経営者の気持ちや考え方が理解できるようになってきたと感じています。その結果、営業や広報、人事、労務など、これまで以上に経営者を幅広くサポートするための知識やスキルが身に付いてきたような気がします(もちろんまだ完全ではないですが・・・)。この経験を通じて、自分自身の成長も実感できています!

ー今後、鈴木さんの税理士法人はどのような方向性で進んでいきたいと考えていますか?
顧問先の事業が成長することを第一に目指しています。そのために、経営者と一緒になって問題解決に真剣に取り組み、成功へと導くアドバイスやサポートを積極的に提供していくことが重要だと考えています。
また、お客様から信頼される存在になることが目標であり、その信頼を築くために日々努力し、さらなる成長や発展につなげていきたいと思っています。顧客満足度を高めることで、税理士法人としての評価と信頼性を向上させていきたいです。