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どうか、私の弱さを知っても嫌いにならないでください。

“亡くなれば楽になれる” と何度思ったことか。それでも勇気はでなかった。本当の私は弱かった。

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彼と稀にうつ病の症状について話すことがある。約一か月前、精神的な落ち込みや疲れが多く、大学も休みがちだった。そんなある日の夜中、希死念慮の話をした。なぜこの話をしたのかと言うと、そのとき私が頭痛で解熱鎮痛剤を服薬したから _________  


2023年の夏、うつ病の診断を受けた。そのときは希死念慮がとにかく酷くて。ODしようと本気で考えた時があった。棚に未開封の解熱鎮痛剤があるのを見つけ、1箱全て飲んでしまおう と考えてしまった。友達に 「 ODは胃洗浄が気持ち悪いからやめた方がいい 」 と言われ、その一言でやめてしまった。


このことをふと思い出してしまい、彼に話した。他にも、母親から酷く怒られ過呼吸になってしまい、空調も何も無い部屋の扉を完全に閉め布団を頭まで被って、飲み物も飲まずに熱中症でそのまま…ということも1度あった。いつまで続くか分からない病気に死ぬまで付き合っていかなければならない現実と、いちばん身近な“家族”が病気について理解してくれないことがとてもストレスで家にいたくなかった。だから私は死にたくて死にたくて、一日中ずっと泣きながら希死念慮と闘う日々を送っていた。死に方もネットで調べたけれど、苦しい死に方しかなかった。そんな話をした。


“今は俺がいるから死んじゃだめだよ、死んだら俺が悲しむ”  

“どうか、わたしのよわさをしっても、きらいにならないでほしい、わがままでごめんなさい。” 

“嫌いにならないよ。現になってないでしょ
弱いままでもいいんだよ 死ぬって、強い選択だと思う 弱かったら死ねないからね”

“私はまだ弱いね 勇気出なかった”

“だから弱いままでいいの。自分甘やかしたっていいの。強くなろうとしなくていい。厳しくしなくたっていい。生きてれば大丈夫。生きててえらい。”


人はいつか死を迎えることになるけれど、意図して死ぬことは強い選択なのだろう。死にたいと願った日々も、今もたまにあるけれど、本当に死のうと思うといつも恐怖が勝って動けない自分がいる。“私、まだ弱いんだな”と。そんな弱い私だけれど、そのままでいいと認めてくれる人がいる。あの言葉にどれだけ救われたことか。彼のことを悲しませない、そして自分のこと意図的に傷つけてしまわないよう、病気と上手に付き合っていかないとね。不安やプレッシャーに押し殺されそうになって安定しないときもあるけれど、同じ時をこれからも過ごしたいから。頑張って今日も生きているよ。

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