マガジンのカバー画像

△紅茶を飲み比べてみた話

10
わたしが飲んだ紅茶についてまとめています。主にストレート、ノンフレーバード派。
運営しているクリエイター

記事一覧

ニルギリについて

あけましておめでとうございます。 まずは予告(?)どおり、ニルギリの飲み比べをしてみました。予定では「紅茶記事の一発目」であって、「noteそのものの一発目」が必ずしも紅茶の話題でなくてもよかったのですが(笑)まあいいか。 今年もよろしくお願いします。 さて、今回飲み比べたのは、こちら! ルピシア:クレイグモア (2020)甘くなめらかな味わいが魅力の旬のニルギリ紅茶。グリーンレモンを思わせる香りに心安らぎます。 (パッケージより転載) 長らく開けずにいた茶葉のひとつで

夏摘み紅茶について

せっかく福袋を購入したので、テイスティングの記録をつけておきたいと思います。いつもは同じ種類の紅茶を比べますが、今回はちょっと違った視点から。夏摘み紅茶比べです。 ドアーズ クオリティー 2020 ドアーズの夏摘み茶。 以前の福袋で2017年のものに遭遇していますが、さすがに当時の味を事細かに思い出せるわけではない(というか万が一覚えていても3年も経てば好みは変わる)ので、自分の中のドアーズのイメージはいったん捨てて、純粋にテイスティングを楽しめたらと思います。 ハティ

セイロンティーについて

久しぶりにテイスティングをしました!今回用いたのは、こちら。 ミツティーさんのセイロン、2種です。見覚えがあるという方は、かなり七志野ツウ…!(いるわけがない) 予算を決めて好き勝手に紅茶を買ったときの購入品です。1月に投稿してから、かなり寝かせてしまいましたが、ようやく開封に至りました。 まずは、セイロンってなによ、という予備知識からどうぞ。 セイロンティーとは?セイロン、つまりスリランカの旧国名です。スリランカ産の紅茶を指します。セイロンという品種のお茶ではないので

△和紅茶について(べにふうき、嬉野)

お久しぶりのテイスティング投稿、しかもこれまたお久しぶりの、和紅茶です!前回は、さやまかおりと土佐の紅茶をいただきました。 今回は、べにふうきと嬉野紅茶! 前回同様、パッケージに書いてある名前で載せますが、統制はとれていません。産地で統一するなら静岡&嬉野(佐賀)、品種は片方しかわからないため統一できず…。 特選べにふうき紅茶(ティーバッグ)シルバーポットさんの月替わりの福袋(2020年1月版)に入っていたものです。 品種べにふうきの力を最大限引き出した国産紅茶(セカン

△ストレートで楽しむアッサムティー

なんだかんだで久しぶりの、紅茶の話題です。しかも、ミルクティーが好きな人の反感を思いっきり買いそうなタイトル。どうなることやら…ですが、早速まいりましょう。 この投稿の前提条件は、ストレートで飲むことです。 ルピシア ディクサムルピシアで売られているディクサムは2種類あります。 濃く味が出てミルクティー向きのブロークンタイプ(茶葉を細かく砕いてあるもの)と、茶葉の味わいを楽しむフルリーフタイプ(葉の形をそのまま活かしたもの)です。 わたしはもちろんフルリーフ派! ストレ

△秋摘みダージリンについて2

長いこと開けていたニルギリをようやく飲み終え、久しぶりに秋摘みダージリンを開けました。せっかくなので、2種をテイスティング。 使ったお茶はこちらです。 ルピシア セリンボン茶園 2018年DJ-236。ダージリンの香りは「果実」または「お花」と表現されることが多いみたいなのですが、こちらは果実サイドのもの。 若々しい果実を彷彿とさせる豊潤な香りと、端正な甘みが紡ぎだす正統派ダージリン秋摘み紅茶。 (パッケージより転記) だそうです。 わたしは果実の香りのほうが好きだし

△和紅茶について(土佐、さやまかおり)

和紅茶記事の第2弾です。第1弾は「和紅茶デビューを振り返る話」でした。 さて、今回は第1弾の最後に予告した通り、土佐紅茶&さやまかおりを取り上げます。 土佐の紅茶(ペットボトル) (高知旅行のお供) 旅のときは水筒を持たず、たいていその地域のお水を買います。このときはせっかく出合えたならと思って、紅茶を飲んでみることに。 ちょっとキームン的な香ばしさがあるかなあ。甘みもある。お茶の説明でときどき「黒糖のような甘さ」と書かれていることがあるのは、こういう味のことを指すの

△デカフェのアールグレイについて

心なしか更新頻度が上がっていますが、今日飲んだものがおいしかったので、記憶の新しいうちに。 アーマッドティー(ペットボトル) ジュピターでセールになっていたので購入しました。110円だったかな。ちょうど手持ちの飲みものを切らしていて、その場ですぐに開栓。 【常温の状態だと】後味にほのかな渋みがある!デカフェとしては珍しいことだと思います。カフェインゼロではないので、残されたわずかなカフェインが一生懸命に仕事をしてくれているのでしょう。香りは控えめ(常温で飲んだせいかも)

△祁門紅茶について

キームンは中国のお茶で、スモーキーさが特徴。ダージリン、ウバと並んで世界三大銘茶と言われていますが、意外と知名度低めなんじゃないかな? わたしもそんなに詳しくないけど、前に飲んでおいしかった記憶があるので、いろんないれ方を試してみました。 使った茶葉は、ルピシア 祁門紅茶 特級です。 ”中国が世界に誇る祁門紅茶。ほのかに香る「火香」をお楽しみください。” (ルピシア「祁門紅茶 特級」のパッケージより) 定番のホットパッケージにも載っている方法。軽めのお茶が好きなわたしは

△秋摘みダージリンについて

好きなお茶のひとつに、秋摘みダージリンがあります。 が、わたしの「秋摘みが好き」というのはかなり曖昧な感覚で、出発点は秋摘みを初めて飲んだときのおいしかったな~というふわっとした記憶だけ。秋摘み全般が好きなのか、そのとき飲んだもの(ルピシアのダージリン・ザ オータムナル)がたまたま好みに合っただけなのか、釈然としないので、いろいろ飲んでみることにしました。 ジュピター ダージリンゴールドコーヒーのお店なのに、フレーバードやら水出し用やら紅茶のラインナップも豊富。やや少なめ