見出し画像

△和紅茶について(べにふうき、嬉野)

お久しぶりのテイスティング投稿、しかもこれまたお久しぶりの、和紅茶です!前回は、さやまかおりと土佐の紅茶をいただきました。

今回は、べにふうきと嬉野紅茶!
前回同様、パッケージに書いてある名前で載せますが、統制はとれていません。産地で統一するなら静岡&嬉野(佐賀)、品種は片方しかわからないため統一できず…。

特選べにふうき紅茶(ティーバッグ)

シルバーポットさんの月替わりの福袋(2020年1月版)に入っていたものです。

品種べにふうきの力を最大限引き出した国産紅茶(セカンドフラッシュ)の逸品、静岡県産。馥郁とした桃のようなフルーティーさが魅力です。
(引用元:ティーバッグに同封されていたリーフレット)

3/19現在、茶葉タイプは売り切れのようですが、ティーバッグはまだ販売されています。気になる方はこちらからどうぞ。

毎月の福袋、前から気になってはいたものの、初めて買いました。普段はメール便配送のところ、厚みの関係で1月は宅配便だったのも決め手のひとつ。かさばるものでも同梱していただけるのが嬉しいなと思って。
ちなみに厚みの原因はこれです。いま飲み比べに使おうとしているべにふうき、さきほどリンクを貼ったティーバッグ10個入りの状態ではなく、砂糖菓子と一緒にひとつだけ、缶に入ったものでした。

自分で好きなお茶を福袋のごとく買い集めた話題の中には出てこなかったのに、お茶ばっかりどれだけ買ってるの、って突っこまれそう…。自分でも思います。ただ、お出かけ自粛ムードが漂う昨今、おうちでのティータイムを充実させるぐらいしか楽しみがないのも事実。お茶へのお金のかけ方は大きくなっているものの、出先での出費が減っているから、最終的にトントンなんじゃないかなと期待しています。

嬉野紅茶(リーフティー)

ルピシアのオンライン限定商品です。

九州屈指の茶産地で作られた、あっさりとした甘みを感じる、親しみやすい和紅茶です。
(パッケージより転記)

ルピシアさん、店頭で取り扱いのある和紅茶は掛川だけなのですが(対馬もあったかな、うろ覚えです)、実は、通販では他の種類も売られています。

これは、いくつかある中で一番、低価格なもの。選んだ理由は下記の3点です。
1.値の張るものを買って好みに合わなかったら悲しいから
2.以前飲んだ嬉野の緑茶がおいしかったから
3.他の和紅茶と説明書きを見比べて、好みに合いそうだったから

1に関してはいつでも言えることなのですが、今回は通販限定ということもあって特に、強く感じました。店頭で買うのと違って、香りを確かめることができないからです。どんなお茶が届くのかわからず、ドキドキしながら買いました。

実際に飲んでみて

作り方の目安は、以下の通りです。

べにふうき(2.5g) 200ml、3分 ※ティーバッグのため茶葉の量は固定
嬉野(2.5~3g) 150ml、2~3分

べにふうきは記載通りに3分で、嬉野は薄めに仕上がるよう2.5gを2分で、いれてみました。

画像1

左側の、色の濃いのがべにふうきです。嬉野に比べて長く蒸らしたからか、味もしっかりしています。
ただ、「しっかり」と言っても、あくまでも嬉野との比較。濃いお茶が好きな人には、物足りないかもしれません。あっさりめが好きなわたしでもおいしくいただける程度の濃さで、正統派の紅茶、という感じでした。

一方、嬉野はというと。見た目の薄さを裏切らない、やさしいお味。ふわっと広がる後味が、春風のようでした(少々疲れているかもしれません)。
主張の強い感じはしないのに、どこか華やかな香りがします。台湾烏龍っぽさがあるような気も。

追記:ただ、このときはちょっといれかたを失敗しています。後日いれたときには、もう少し色が濃く出ました。味は大差なかったので、写真やコメントの差し替えはナシで。

時間が経ったときに渋くなりにくいのは、嬉野でした。甘みが出てくる感じ。
べにふうきは渋みが出てきましたが、それはそれでおいしいというか、嫌な渋さではなかったです。

今回は、ティーバッグ(しかも元々1回分しかなかったもの)とリーフ(買ったばかりでこれから何回も飲めるもの)で、ぜんぜん性質が違ったので、邪念が入りながらの飲み比べになってしまいました。我ながら、あまり公正な舌ではなかったと思います…。

でも、こんな「なんちゃってテイスティング」であったとしても、テイスティングをすると気持ちが落ち着きます。特に、このごろは世の中がごった返しているし、意識的に「落ち着く時間」をつくらないと、疲れてしまう。

なんだかべにふうきの説明中に書いた話と重なってきましたね。そろそろ終わりにします。なんだかんだと #だいたい2000文字 に膨らんでしまうことが多い、紅茶の話題。お付き合いありがとうございました。

noteの更新状況は、Twitter @_oya_smi でもお知らせしています!

七志野さんかく△

この記事が参加している募集

お読みいただきありがとうございました。みなさまからのスキやフォロー、シェアなど、とても嬉しいです! いただいたサポートは、わたしもどなたかに贈って、循環させていきたいと思っています。