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ニルギリについて

あけましておめでとうございます。
まずは予告(?)どおり、ニルギリの飲み比べをしてみました。予定では「紅茶記事の一発目」であって、「noteそのものの一発目」が必ずしも紅茶の話題でなくてもよかったのですが(笑)まあいいか。
今年もよろしくお願いします。

さて、今回飲み比べたのは、こちら!

ルピシア:クレイグモア (2020)

甘くなめらかな味わいが魅力の旬のニルギリ紅茶。グリーンレモンを思わせる香りに心安らぎます。
(パッケージより転載)

長らく開けずにいた茶葉のひとつです。期限が近くなってきているので、これを機にたくさんいただこうと思います。

ルピシア:ハブカル シュープリーム(2021)

南国果実のような魅惑的な香りとジューシーで甘い味わい。名園が作り上げた特別な旬のニルギリ紅茶。
(パッケージより転載)

こちらは、クレイグモアより1年あとに作られた茶葉です。もし同じ茶園であれば「20年と21年との比較」ができたのですが、かたや自分で購入したもの、かたや福袋に入っていて偶然出合えたものなので、やむなし。

以上2種、異なる茶園・製造年での飲み比べとなりました。

いれ方の違い

初めて使う茶葉なので、パッケージに書いてある「いれ方の目安」に従います。

クレイグモアは2.5g~3gを、蒸らし時間2~3分で。
ハブカルは2g~2.5gを、蒸らし時間4~5分(長い!)、しかも熱湯ではなく85度~95度のお湯を使うように、とのこと。

一般的ないれ方のクレイグモアに対し、ハブカルは少々変わり種のようです。少なめの茶葉を、やや低めの温度で長く蒸らして、ゆっくりとひらかせるいれ方ですね。
以前、シュープリームではないのですが、同じハブカル茶園のニルギリで「ウインターフロスト」という種類を飲んだことがあります。そのときも、たしか大きめの茶葉をやや低温でじっくり蒸らしていくいれ方が推奨されていたので、なんだか懐かしいです。

茶葉のグラム数はきちんと計るのが難しいので、時間と温度に重きを置いて、いれていきます。

茶葉の香りの違い

いれる前の状態で、香りだけ楽しんでみました。

クレイグモア:グリーン感がつよめ。個人的には好きな香りだけど、「青くさい」と感じる人もいるかも。

ハブカル:クレイグモアに比べると、甘みがつよめ。でも、ぱっと香りを嗅いだ第一印象は「レモンティーじゃん!」だった。すっぱいレモンティーじゃなくて、パックで売ってるリプトンみたいな、お砂糖きいてる系のレモンティー。

実際にいれてみた

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左がクレイグモア、右がハブカルです。
ハブカル、長く蒸らしたのに色がうすい!これはウインターフロストのときにも感じたので、そういう特性があるのかもしれない。

いれると、茶葉単体から感じるほどには、香りがしなくなってしまう。全くないわけではないけど、さっきまではもっと香ってたよね?としょんぼり。

茶葉の良し悪しというより、わたしのいれ方の問題かも。紅茶って、基本的に「丁寧にいれればその分だけいい味になる(けど雑ないれ方をしてもそれなりな味は出せるよ)」っていう、特別な技術がなくても大丈夫なありがたいアイテムだと思ってるんだけど、ニルギリに関してはちょっとコツがいる気がしてる。そして、そのコツをつかめていない自覚もある。

いつも上手にいれられないのです。いつだったか飲んだニルギリは、ルピシアの店頭でお姉さんがいれてくれたのが一番おいしかったもんね!あんまりおいしいから、同じ茶葉を50g買って、自分で何度もチャレンジしたのに。

というわけで、これは多分、茶葉のせいではない。

どちらもそれぞれにおいしいんだけど、悪く言えばあまり個性がない。「それぞれに」って言ったじゃん、うそかよ、ってつっこまれそうだけど。ちがうんだよ、一応、異なる味はしているのよ。ただ、その違いが、いれる前の茶葉から受ける印象ほどには、大きくないのよ。

だから味の違いについては言及しかねます…。

2煎目チャレンジ

よくわかんなくなってきたから、おやつを食べながら飲みほして、2煎目をいれてみました。

クレイグモアは風味が薄まってしまったので、1煎で飲み切るのがおすすめです。1煎目の、ほっこりした味が好きでした。茶葉の香りはシュッとシャープな感じに思えたけど、実際にいれてみた1煎目の味は、まろやかめだったのよね。

一方ハブカルは、茶葉が大きいからか、2煎目でもきちんと味が出てくれて、おいしく飲めます。2煎目にいくなら、おすすめはハブカル。
蒸らし時間も長めだし、2煎目まで楽しめるし、という特性を踏まえると、ハブカルはゆっくり楽しむティータイムに合いそうです。

▽▽▽

年末から予告していたわりには内容のうすいレポートになってしまいましたが、ニルギリの飲み比べをお届けしました。

ニルギリってわたしはとても好きな種類なんですけど、先述の通り、どうにもうまくいれられないので、なかなかnoteに書けずにいました。せっかく2種類のニルギリを開けたわけなので、少しでもおいしいいれ方にたどり着けたらいいなと思います!
それでは、また。

七志野さんかく△

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