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元バスケ部30代女性の反復性肩関節亜脱臼手術体験談 ―11.手術後3〜4週間(リハビリ参考動画など)―

前回(10.手術後約2週間(抜糸後の診察・リハビリまで))の続きです。手術後3〜4週間の状況について、肩の状態、リハビリについてまとめました。また、リハビリの参考にした動画も紹介します。

・肩の状態

以下のような症状が出たので、それぞれ対処しました。
ある程度、症状が出た理由は想像できたので、その時には無理せずに、理由となる行動を少なくしたり中止したりしました。

◇熱感、痛み。
理由:手術後の症状。リハビリやパソコン作業などで肩を動かしたことも影響したかと思います。アイシングや痛み止めをのんで対処。

また、もしかしたら眠っている時、誤って肩を許可が出ている範囲以上に動かしてしまったかもしれません。眠る時は装具を付けているのですが、朝起きた時に装具のバックルが外れていて焦りました。確かに、装具を付けていると寝返りを打てず少し苦しいのですが… 無意識に苦しくて外してしまったのかもしれません。

◇患部や周辺がひきつるような感覚(肩を動かした時)、二の腕から前腕にかけて少し疲労感。
理由:リハビリ。まだ始めたばかりのメニューなので、肩が少しびっくりしてしまったかもしれないです。

◇二の腕に軽い痛み。首から肩・鎖骨の下・前腕の張り。
理由:パソコン作業。なかなか上手くキーボードが叩けず、肩に少し刺激が強かったかもしれないと思いました。得に首から肩の張りは装具で腕を吊っていることも関係していました。

・食事

手術をした右手でお箸を使い始めたのですが、身体の各パーツが上手く連携できていないように感じました。お箸で物を掴むことができても、そこから口に運ぶ動き、肘を曲げて肩を上に動かす流れがスムーズにいかなかったです。時間が掛かり疲れてしまった時には無理をせず、左手でスプーンやフォークを使って食事を進めました。

・リハビリ

ゴムを使ったインナーマッスルトレーニングを開始。メニュー(動きの方向)が3種類あったのですが、最初は痛みが出て一部のメニューしかできませんでした。でも、毎日行っていくうちにだんだんと痛みが出なくなり、できるメニューが増えていきました。全てのメニューができるようになってくると、肩関節周辺の連携が良くなって動きがスムーズになってきたような感じがしました。

・参考にした動画

肩とスポーツ傷害を得意とする整形外科医の歌島大輔先生が、医学的な知識を噛み砕いて説明しているYouTubeチャンネルで、インナーマッスルのトレーニングを紹介しています。こちらは私がリハビリで行っている内容だったので、参考にさせていただきました。

どうしてこのトレーニングが必要なのかを肩の仕組みから説明されているので、納得感を持ってトレーニングに取り組めるかと思います。また、先生自身がトレーニングを行いながら注意点も話してくれているので、分かりやすかったです。

「肩インナーマッスル(腱板筋)の鍛え方 3種基礎トレと1つの極意【棘上筋・棘下筋・肩甲下筋のチューブトレーニング】」

・その他

この期間にコロナウイルスワクチン接種1回目がありました。右腕は手術後で装具にて固定された状態、左腕にワクチン接種の副反応で、両腕が通常通り動かない事態に(笑)。頭痛や熱っぽさはありましたが、1週間以内には通常の体調に戻りました。

次回へ続く

次回は、手術後1ヶ月の様子について綴っていく予定です。

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