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今日のいいことポイントカード

仕事は山積みで連日残業三昧で
帰宅したらストレス解消とか言って夜更かしして
週末は寝だめして家事をするだけで
このままじゃダメだと判っているけど変えられなくて
とか言い訳しながら今年も半分終わったよね
ということ、ありませんか?
はい、それ私です。
自分のことですから、自分で変えればいいんです。
はい、それも判ってます。
変える方法はいろいろ紹介されていて、中でも
自分を大事にしていこう!
自己肯定感上げていこう!
というのはその通りだと思うのですが、
気力と体力がない時は、そのための行動が取れません。
具体的な行動として、
日記やノートを書くことがよく勧められていて
私にはほとんど憧れの習慣なのですが
毎日残業ばっかして人生浪費して馬鹿じゃないの自分?
とか考えているくたびれ果てた夜には
ぼんやりした脳に鞭打ってその日の記憶を掘り起こすことすら
面倒に感じてしまいます。

ちょっとは挑戦したのです。
でも続かない。
日記に書くといいとされる、今日あったいいこと、
反省したこと、自分をほめる言葉、1日3つ。
ノートに書くといいとされる、うれしかったこと、
腹が立ったこと、あるいは頭の中のものぜんぶ。
いいこともほめることも3つもないわ!
反省は山ほどあるけど毎日同じだわ!
過ぎた感情を思い出すのも頭の中を浚うのも億劫だわ!
完全に八つ当たりです。
くたくたの夜は苛ついて堪え性がない。
でも、余裕のある日はできたりするので、本当は
デフォルトがそのくらい好調であるべきなのでしょう。
では、デフォルトが低すぎるときはどうするか。

日記をつけようとしては挫折することを繰り返し、
最近思いついたのが、ポイントカードです。

「3行日記を手帳につける」の、さらに簡易版です。
A4くらいの紙に5cm角くらいの升目をつくり、
「自分、これ頑張った!」と思うことを
升目ごとに書き込んでいきます。
1日いくつでも、あるいは書かない日があってもOK。
そして升目が全部埋まったらご褒美がもらえる設定。
つまり、ポイントカードです。

子どもが保育園に行きたくなくて
でも頑張って行くために、ポイントカードをつくった
という話を読んでひらめきました。
保育園児にできるのなら、自分にもできるかも!

自分にとってよかったのは、
毎日書く、とか、1日3個、とか
「しなければならない」がないことです。
書きたくない日は書かなくていい。
書かなくても「またダメだった」という罪悪感がない。
この罪悪感というのは、完璧主義の気がある人には
あらゆる挑戦の成否を左右するほどの影響力があります。
中断は挫折ではない、また再開すればいい
というのはポジティブ思考の人にとっては当たり前ですが
(だから、本当は日記だって毎日書かなくてもいいのですが)
そうでない人は、中断が許せません。
でも、ポイントカードというのは
そもそも毎日ポイントがつくものではないので、
1週間書かなくてもあたりまえ、中断ではない
と思うことができます。

そして、続いたり続かなかったりしながらも
自分を肯定することを書き出していく楽しさは
やはり、心をいい方向に向けてくれる気がします。
日記やノートほどでなくても
いくらかのの効果はあるのでしょう。

頑張ったことだけでなく、
よかったこと、うれしかったこと、など
書きたいことによって応用もできると思います。
小さなアイデアですが、何かのヒントになればうれしいです。