トラウマ治療卒業㊗️その後｜ 4.5kgのダイエットに成功しました
生い立ちの傷に向き合った5ヶ月半のトラウマ治療に区切りがつき、カウンセリングを卒業して2ヶ月が経過しました。
その後どうしていたかというと、
区のボディメイクプログラムに参加して、
元気に楽しく運動し、食事や生活を変え、
4.5㎏のダイエットに成功したりしておりました。
我ながらすごい。えらい。
そこで気づいたことが二つほどあって。
一つは「心の傷にちゃんと向き合って『自分は醜くて取るに足りない存在である』というセルフイメージを健全に書き換えたら、自分が過ごしやすい姿になりたいと自然に思えて、実際ちゃんと痩せたりできるんだな！」という気づきで。
体脂肪率がオーバーして軽肥満の域に差しかかっていたのですが、痩せたので標準になりました。めでたい。
心理学の世界ではよく言われますよね、人は「自分が信じていること」を無意識に証明しようとしてしまう。
自分は愛されないと思い込む人は、まっすぐな愛を向けられると不安になり、自分でわざわざ壊しに行ってしまう。そして「ほらねやっぱり私は愛されない」という信念を証明することで安心して、その思い込みをさらに強化していく。
自分は醜い存在だと思い込む人は……やはり同じことですよね。その信念を強化するさまざまな行動を無意識に選択し続けてしまう。
本当にね〜。こういうのもっと早く気づきたかったな。知識としてうっすら知ってはいたけど、やはり人は本当に身に沁みて気づけるタイミングでしか気づけないものなので、、、こればっかりは仕方ない。
今後の人生、今が一番若い日だもの。今気づけてよかったんだよ、と何度も自分に言い聞かせてます。
二つ目に気づいたことは「栄養・運動・睡眠ってすっげえ！！！」ということ。
ボディメイクプログラムで、この三つがむちゃくちゃ大事であるということを、週2で座学1時間ずつ、3ヶ月かけてトータル24時間叩き込まれ続けました。
あすけんで毎日食事チェックもされました。
それで大幅に生活改善したので4.5㎏痩せたんですけど、いやいやそれ以上に！このバランスの取れた生活を送っていると、何よりメンタルの安寧が凄まじいんですね。
栄養士さんから特に口を酸っぱくして言われていたのが「血糖値を乱高下させない暮らしを送ろう！」ということ。食事の時間が不規則だったり、糖質から食べたりしていわゆる「血糖値スパイク」をすると太りやすくなるからなんですけど、これを忠実に守っていたら急にイライラしたり不意に悲しくなったりする気分の乱高下やPMSも激減しました。
食後にだる眠くなったり、夕方とか変な時間にお腹空いたりするのもなくなったし、いいことばかり。
「食事の時間を決める」「3食欠かさずきちんと食べる」「野菜から食べる」「よく噛んでゆっくり食べる」「食後15分はのんびりせずなるべく動く」…よく言われている基本ばかりですが、こういうのが血糖値の変動をゆるやかにするコツらしいです。
あとはシンプルに、いっぱい運動すると気持ちがすっきりして安定するなーしょーもないこと考えてざわざわしたりしなくなるなーとか、毎日7〜8時間寝るとたくさん動けて快適だなーとか、ほんと今まで大事だ大事だと聞いてはいたけどちゃんと実践できていなかったことを改めて身をもって実感させてもらえた3ヶ月のボディメイクでした。
体型が変わったこと以上に、「こういう暮らしを送ると心身ともに最高の状態になれるんだ」と心底わからせてもらえたことがありがたかった。
例えばメンタルで入院したりする場合も、まず栄養や睡眠管理してもらって、運動療法したりするっていいますね。ここしばらく心の問題に向き合ってきた私が、このタイミングでボディメイクを通して心と体を整えることができたというのは、何やらむちゃくちゃ理にかなった流れだったんじゃないかと思っています。
ボディメイクプログラムを卒業した今は、食事記録や運動をマイペースに続けながら健康管理している状況です。その方が心身ともに心地いいから、というシンプルな理由で。
食事に気を使ったり、運動の時間を確保したりするのってなかなか大変なんですが、これまでのように「仕事！遊び！余力があったら…健康管理（と言いつつ一生手をつけない）」みたいな比重で暮らしていたのではだめなんだなー、特に40代も半ばを過ぎたことだし、これからはもっと暮らしの中心に健康管理を据えた方が幸せだなと思えるようになりました。
これもひとえに、トラウマ治療をしたことによって、これまで無駄に漏電し続けていた気力・体力を有意義なことに向けられるようになったからなんだろうな〜と、しみじみありがたく思う日々です。
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