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高齢者が健康で暮らし続けるための取組について都道府県の差を「見える化」


令和5年度の保険者機能強化推進交付金・介護保険保険者努力支援交付金の集計結果が厚生労働省HPに掲載されました。

保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金とは
・平成29年地域包括ケア強化法において、高齢者の自立支援・重度化防止等に向けた保険者の取組や都道府県による保険者支援の取組が全国で実施されるよう、PDCAサイクルによる取組を制度化しています。
・この一環として、自治体への財政的インセンティブとして、市町村や都道府県の様々な取組の達成状況を評価できるよう客観的な指標を設定し、市町村や都道府県の高齢者の自立支援、重度化防止等に関する取組を推進するための保険者機能強化推進交付金を創設しています。

厚生労働省 保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金

タイトルの写真にアップしましたが、かなり都道府県ごとに差があります(市町村別もExcelでDLできます)。静岡県、高知県、大分県がトップ3。下からは宮崎県、岡山県、千葉県になります。
というように、ついつい良い悪いで見てしまいますが、閲覧については、下記の留意点が記載されいるように、この差がそのまま、都道府県ごとの成績表というわけでありません。ただ、やはり「見える化」されるとインパクトがありますね。
ここから、それぞれの都道府県・市町村の取組がどのようなもので、どのような効果があるかなど、より深堀した調査や研究が行われていくはず。この統計が、よりよい事業となっていくために役立ちますように。

・市町村ごとの人口規模、地理的条件、地域資源、職員体制、取組の優先度など取組の前提条件にかかわらず、全国一律の評価指標を用いていること
・評価指標に掲げている取組以外にも、市町村独自に地域の実情を踏まえながら工夫した取組を行っている場合があること
・評価指標の中には、その該当性の判断を市町村ごとの自己評価によって行われているものもあること

保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金の集計結果について
1.閲覧・活用に当たっての留意点

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