食事箋

病院や介護施設の食事は食事箋によって作られ提供されています。

食事箋は薬の処方箋と同じく医師の指示により決まります。

高血圧や心臓に疾患がある人には高血圧食、もしくは、心臓病食

高脂血症なら脂質異常症食

胃潰瘍などの消化器疾患があれば胃潰瘍食

腎臓に疾患があれば腎臓病食

肝臓に疾患があれば肝臓病食

糖尿病があれば糖尿病食

貧血があれば貧血食

疾患により別れているため病院の食事は薬と同じ扱いとなります。

また、内服薬に影響がある食品があるため、血をサラサラにしている薬を飲んでいる人には納豆が禁止となったり、高脂血症の人ではグレープグレープが禁止されたりと色々あります。

他にも、塩分やタンパク質、脂質などを気にしなくても大丈夫な人は一般食が提供されます。

それぞれの違いは、塩分が控えめのため薄味だったり、油分を控えるために揚げ物が別のものに差し替えられていたり、タンパク質が他よりも少なく作られていたり、鉄分が多くなっていたりと様々です。

なので、実際には病院での食べ物の持ち込みはよろしくないのです。

一口くらいいいだろって思うかも知れませんが、その食べた物は制限に引っかからないかな?病気を悪くさせないかな?薬の効果を無くさないかな?

医師や看護師、薬剤師や管理栄養士によく相談して下さいね。

食事は薬と同じく大切なものだと分かってもらえたら嬉しいな😊




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