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中国茶入門 ―おすすめデイリー茶葉3選―

なんとなく知ってはいましたが、中国の方々はほんとによくお茶を飲みます。会社でも自分のマグやタンブラーに茶葉を入れ、共用のウォーターサーバーからお湯を何度も継ぎ足し、勤務時間だけで皆1リットル以上は飲んでいる印象です。また、先日あるIT企業を訪問した際には、社長室に置いてある写真のような場所で社長自らお茶を淹れ、面談中絶え間なく継ぎ足してくれました。

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上海市の中山公園駅近くに、天山茶城というお茶市場があります。通常の茶葉の他、円盤のような形の数年物のプーアール茶、数々の茶器やお茶関連の道具も揃っているおもしろい場所です。片言の日本語ができる店員さんのいる「茶葉季節」というお茶屋さんで、わたしは中国茶をいろいろ買って試しています。

今日は天山茶城で買った毎日の生活になじむ美味しいお茶を3つ紹介します。

おすすめその①:茉莉花茶

中国のジャスミン茶はくせがなく、誰もが飲める味だと思います。2-3煎出しても、薄まらないし、えぐ味もありません。
また、夕方ごろからカフェインを控える友人がうちにきたときに出せるので、わたしはいつも家に常備しています。

おすすめその②:老白茶

中国に来て初めて知ったお茶の種類でした。茶葉に白い産毛のようなものがついているところから、この名前が付いたそう。製造から2-3年たった古いものの味がいいそうで、値段も比例してぐっとあがります。「白牡丹」という高級茶葉が有名みたいです。淹れるとオレンジがかった綺麗な色がでて、こちらも2‐3煎入れてもしっかり味が出ます。
お店の人曰く、このお茶に含まれる酵素が脂肪を分解するそうで、ダイエット効果もあるらしいです。

おすすめその③:蜜香红茶

広東省や台湾などの暖かい地域で作られるお茶だそう。味は紅茶だけれど、その名の通り少しだけ蜂蜜のような甘い香りがします。ストレートで飲むのが美味しいと思う。
紅茶にポリフェノールが含まれるため、代謝を促し、むくみ解消にも効果があるらしいです。コーヒーや紅茶を好む友達に出します。私自身もコーヒーラバーなので、かなり好きな味です。

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若い子の間では、ティードリンクの専門店やコーヒーショップが流行っていて街を歩きながら飲んでいる子もいるけれど、オフィスなどではまだ自前のマグで茶葉から入れたお茶を飲んでいる子が多い印象です。また次回、今度はプレゼントによさそうな中国茶葉を紹介します!

ティードリンク店について、こちらもぜひ。


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