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愛することしかできない

自分より大切で愛すべき、守りたいものがある。

子どもには恵まれなかったけど、そんな私にとっては子供のような存在だ。

↑ ゆず
好奇心旺盛のかまってちゃん。
小声でゴロゴロ言うので聞こえたらラッキー。
困らせることをして自分へ注目を集めようとするタイプ。
開けてほしくない扉を「開けるよ?開けちゃうよ?来てくれないと開けちゃうよ?」ってこちらをチラチラ見ながら開けようとする。(でも開けない)
夫のことが大好き。
夫がかまってあげられないと仕方なしに私の所へ来る。

↑ カイ
甘え上手な甘えん坊。
撫でてほしい時はニャーニャーと大きな声で鳴き、人間の手をじっと見つめてアピールをする。
撫でてあげないと「ねぇねぇ、気づいて・・・!!」と言いたげにちょいちょいと人間の頬をなでる。(鬼カワ・・!)
愛情表現はかなりストレートでストーカー体質。
夫だけではなく私のことも大好き。


若い時から、猫と一緒に生活したかったけど結婚前の仕事がとてもハードで不規則だったから、自分の世話も出来ない私が自分以外の人や動物と生活を共にすることなんてできなかった。

自分のことが一番。
自分のことだけ考えていればいい。
独身の気楽さが心地よかった私は結婚も特にしたいわけじゃなかった。
誰かと一緒に生活をするという事は自分のために使う時間が無くなるわけだ。
ご飯を作るよりネイルをする時間が欲しい。
掃除をするよりショッピングや旅行に行きたい。
お金はあるだけ使っちゃう。
貯金してても地球が爆発しちゃうかもしれないし。

そんな事を考えて生活していた20代。

そのときの私と会って話せるなら、もう往復ビンタよ。
10年後、自分には降りかからないであろうと思ってたこと降りかかってるから!
しっかり貯金しろよ!と。

そんな私でも、この人と共に生きていきたいと思える人と出会い、一緒に住むなら今と同じ生活は出来ないから仕事を変えて、収入は減ったけど自分以外の人を考える時間は自由の代わりに幸福と楽しさを運んできた。


そもそも、このかわいこちゃんたちをお迎えしたきっかけが、引っ越した先がペットOKの物件だったことと夫が病気に罹り、自宅にいる時間が増えたので子猫のお世話も出来る環境にあったこと。

精神的にハードは数年間を過ごしてきているけど、人間2人で生活をするよりはるかに円満に過ごしてきたと思います。
ゆずカイがいたから私たちは今も夫婦として生活を共にし笑いあって過ごしている。

ゆずカイにはうちの子になってくれて本当に感謝している。
感謝なんて言葉は伝わらないかもしれないから、今日も私はゆずカイの掌の上で踊り狂う飼い主となる。

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