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(28)姐さんのひらりん、ちと帰国 2024冬! 〜 やっとのことで銚子さんぽ!

ほわ〜んと醤油の香りする銚子の町。
コレね、日本人のDNAに刻み込まれてますからぷら〜んと吸い寄せられるんですよ。
100%日本人じゃなくたって、日本に住んだことがなくたって、姐さんの娘ちゃんたちのように半分DNA持っていて小さい頃からずっとその香りの中で生きてるとやっぱり、
「いい匂い〜。」と帰ってくる時は和食が待ってるんです。


そんな娘ちゃんホイホイの元はこちらのお醤油で、ここ銚子には関東シェア「ビッグ3」のうち2つのヤマサ、ヒゲタ両方が鎮座しております。ちなみにもう一つは野田にあるキッコーマンでござんすね。さすが、「醤油と言えば千葉県」!
ちなみに日本の醤油メーカーは全部で1211社あるんですが、その約4割が千葉県。
ありましたね! 千葉県、全国に誇れるモノ。

そんなヤマサ本社正面にある重厚な建物がこちら。
それでは、銚子さんぽ、続編行きましょ。

旧公正会館。
1926年(大正15年)、ヤマサ10代目の手によります。
図書館として使われたこともあるそう。
現在は、登録有形文化財です。
その脇に構えるぬれ煎餅屋さん。
一本奥へ入って、銚子銀座。
町のメイン通り、商店街。
いやだけどどこもシャッター閉まってるんで。
月曜だからかな?
人っ子一人、ネコの子一匹いやしません。
うわ、今どきこんな小さな本屋さん。
しかも開いてる。
こーゆーのは土地柄。
お魚引っ掛けるやつでしょ。
そして伝統的に呉服屋さん。
看板によじれるん。
姐さん看板フェチ。
ココノまたの名はココロード。
地元愛がなかなかスゴい。
この通りあちこちにきゃわゆいんモノ色々と。
大黒様と恵比寿様。
大正時代の地図発見。
当時かなりの賑わいを見せたのでしょう。
文豪国木田独歩はここの出身だったか。
この方も姐さんの地元「武蔵野」を愛した方でした。
絶対武蔵野うどんスキだったはず。
アパートの相場で土地を知る。
大川干魚店。
名前が物語る。小川より大川がヨイ。
あれ? おいちゃん朝からこれっきゃ釣れなかったの?
ん〜、定休日、多いね。
週の半分以上はお休みか。おフランス人もびっくり!
なんとな〜く地元川越の大正通りを思い出す町並み。
何屋さんだか全くわからないのよね。
お菓子屋さんかな、年季は入ってるんだけど。
一番左は洋傘屋。ほう、ハイカラやね。
でもヒョウタンヤ...これも何屋さん!?
ここは以前の洋服屋さんを改装した食事処。
なぜか、長崎かすていら。
これも大正ロマンかな?
じゃ〜〜ん、どん付き飯沼観音。


こじんまりした境内は地元愛が溢れています。
毎月8のつく日は夜のライトアップね!
春は桜がキレイだそうな。
こちらなかなか渋い銚子大仏。
銚子電鉄でも来れますよ。
全長33.55mの五重塔。
素晴らしい😍
内部はこんな。
境内裏手の階段で下界へ下ります。
再び現れる別の商店街。
ここもシーーーン。
定休でシンとしているのか寂れているのか判断つかず。
もう一つ先に見えるイイ感じの日本家屋やね〜。
元は廻船問屋の磯角商店とな。
益々「澪つくし」やね。
有形文化財に指定されとります。
一歩、また一歩と港に近づくにつれ漁港のニオイが
プンプンしてきます。
まるよ水産、捌いてますね〜。
うわ、キンメちゃん。
なかなかの大漁ですね〜。
別の問屋さんでは今朝水揚げされた鮮魚が直送だ。
江戸までちょっくら!
そんでもってここでは漁師メシ食えるんだ。
時間的にはおやつの時間。
だがしかし。
銚子漁港に到着。
姐さんスキなんですよ、漁港が。
昭和歌謡「おんな港町」思い出します。


朝早いと人も多いのかもしれませんが
もう午後3時夕暮れ間近。
イイ感じのお船です。
やっぱスキやねん。
乗り物が♥
ここに並ぶのかな、マグロとか。
キンメちゃんとアジさんはお約束。
く〜、よじれる〜。繁栄丸。
銚子漁協のタンクが見えて。
奥の方に銚子大橋が見えております。
仁庄丸、宮崎県から来てんの!?
え、そりゃまさに黒潮乗りまくりだね。
は〜、じゃあそろそろ町の中心へ踵を返そうかな。
と思いきや! 何コレ。
今にも倒れそうで、隣のビルに寄りかかってるやん。
ややや! 吸い込まれた〜。
「島津船舶電機」...
ちわーっす。
え〜! おっちゃん何しとるん?
「コレはね、船のエンジンですよ。」
あー、そ~みたいですね。
「ちょっと直せばね、他のことに使えるの。」
他のこと?船に使うんでなく?
「ま、見りゃわかるでしょうけどウチはガラクタ屋
みたいなモンだから。」
ガラクタ屋みたいって...ガラクタなんじゃ...
でもなんか楽しそうですね。
「まあね。子供ん時からこうだから。」
そ〜ですか。お家の方も結構年数経ってるぽい
ですもんねぇ。
「ああ、コレね。こないだの地震ン時はヤバかった。
次ン時はどうかなぁ。」
あの〜、ちょっとお写真撮らせて貰ってもイイですか。
「えー、姐さんもスキだねぇ。どお、こんなんで。」
あー、めっちゃキマってます!
よじれます。カッくいー!


てなこと言われてその気になって...
そろそろ先を急ぎますよ〜。
さすがに夜まで付き合っちゃいらんないし。
そのうち、姐さんココで飲んでいけば、
なんて言われても困るし。(言わない言わない)
って、さっきの磯角さんちじゃあ〜りませんか。
今気がついたけど、コレ絶妙なバランスの建物やね。
見事な年代混合建築だわ。
建築学的には非常〜に興味深い。
この昭和感たっぷりの裏口の感じがよじれるん。
銚子東銀座商店街へ戻って来ました。
ポストの佇み感。
ピンクのすみれちゃん。
商店街にはアーケードですね。
賑やかりし頃を偲ばせますね。
うおっ!ここはかの有名な銚子グルメスポット。
今川焼きは黒あん&白あんのみで、姐さんカッツ・愛!
その後の五重の塔が見える路地裏も良き。
少年いないのね。
なんだかとってもノスタルジック。
姐さん子どもの頃はこんな感じたくさんあったな〜。
五重の塔周辺の懐かしい町並み。
通り渡って違う道から中心へ戻る。
この時計台って80年代っぽいな。
お米屋さんがあるね。
中華そば屋さんとヒゲタ醤油のベンチがステキ。
中華そばは醤油味か。
ここは何屋さんだったのかな。
昔は個人商店が多く、パン屋のケンちゃんとか、
自転車屋の兄ちゃんとか、タバコ屋さんの角とか
そういった目印があったモンだ。
ここは大きなクリーニング屋さんだな。
ここもなかなか立派な日本家屋だったけど、
今は治療院に。
大通りに出てまいりまして見つけたこの小さなお店。
終わりや...じゃない「OWARIYA」。
一体何屋さんなんでしょうか。
印刷屋さんに電器屋さん。
隣にも何かあったっぽいですね。
だーーーん! 材木屋さんめっけ。
何故かわからないけどセクスィー。
なんだか重厚な店構えの山十商店さん。
看板フェチの姐さんもうむずむずしますん。
これね、このひ志おってやつ。
「食べる醤油」っていうんですけど聞き慣れませんね。
お店に入って説明聞きたいところでしたが…
こちらでガマンして。


白幡神社現れました。


江戸時代から船乗り達が航海の安全を祈願したよう。
ほー。やっと戻ってきましたよ。大辻へ。
斜向かいにそびえるヒゲタ醤油本社。
結構こじんまり。
結構ここまで歩いて疲れてます!
そしてこの店構えは!
のれんの染文字も粋ですね。
見覚えのあるミニ大漁旗。
ひゃー、こーゆーの姐さん大好き。
右上の写真に写ってるのがご主人。
鮮やかな色の伝統工芸にびっくり。
あ! コレ。あのおばちゃんと同じイカの一夜干し。
うおー。目の前に大マタギの銚子大橋ハープ橋.
利根川をこれで跨いですぐに茨城県。
河岸公園として整備されすっきりさっぱり。
そのまま駅の方へ戻って行きますとありました。
銚子セレクト市場。地元の美味しいものみんなここに。
お土産ベスト1はやっぱり! のお醤油。
ここにも樽が!
ヤマコ醤油は知りませんでした!
ちなみに「澪つくし」醤油もあるのよ。
ハイ、そしてみなさんご存知の灯台キャベツ!
この時春キャベツ一個¥150。
これめちゃ安でしょ! だって1€してませんよ。
やややっ! ヤマサで食べ損ねたしょうゆソフトクリーム、
ここにあったーーー😋
戻らんでもええやないか、ヤマサまで。
それではここでいただきっ🍦
えぇ、えぇ、そりゃあ美味しゅうございましたん。
不思議! 醤油の甘じょっぱさが口の中にじゅわ〜ん。
あれだけ歩いた後ですから。
ほっと一息イイ銚子!


あらら、これでやっと銚子の町も制覇できたぜぃ!
だけど実はまだ姐さんの旅は完全に終わったわけではないのでした...
ウレシイ様な悲しい様な。


それではまた。


あはん♥

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