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気持ちを言葉にする
おはようございます。まつもんです。
今日は朝から体を動かしましたが、寒すぎてブチ切れました。
(#アンガーマネジメントしっかり)
今日は思ったこと(気持ち・意見)を言葉にする方法を、三浦崇宏さんの『言語化力』から抜粋して、書き留めます。
技術が発展して、物の価値がもうみんな一緒で、優劣がつきづらい時代に、その価値を決めるための1番の武器が言葉です。
また、人間が人間として生きていることができている理由もまた、言葉の力です。
この「言葉を操る」ということは、話し方や聞き方という小手先の技術よりも遥かに重要なので、今日はそのエッセンスとして、「言語化」の方法をまとめたいと思います。
0.スタンスを決める
スタンスは立ち位置と略せます。つまり、対象に対する自分のポジションをあらかじめ明確に決めておくということです。
と言っても、好き嫌いをはっきりしておく 程度のイメージで良いです。
意見というものに、正しいも間違いもないので、それはいったん置いといて、自分の中に判断基準を設けておくことが大事です。
これがないと、無数にある選択肢で迷ってしまい、本当に感じたことを100%伝えることが難しくなります。
ニュースや芸術など、あらゆることに幅広く触れて、その時その時に感じた気持ちに敏感になれば、自ずとスタンスは決まっていきます。
1.本質をつかむ
これは、その現象において、誰が何をしてどうなったか、
その「行為」と「現象」と「関係性」という構造だけを抜き出すという意味です。
抽象化とも言われます。(抽象化に関して、過去に『メモの魔力』についてまとめたnoteの中で具体的に触れてあるので是非参照してください。)
具体的には、固有名詞や時系列を省くと言ったやり方です。
それらを省いて、伝えたかったこと、伝わったことは何かを端的にまとめあげましょう。
2.感情を見つめる
その現象に触れて、自分の感情がどういう風に反応したかを冷静に観察しましょう。
その感情を抱いた理由を考察すると言い換えられます。
ひたすら自分に「なぜ?」を問い続けることで、それは見えてきます。
感情は思ってるだけではやりきれません。人に伝えてナンボです。
でもこの感情を言葉にして人に伝えるということが果てしなく難しいのです。それで喧嘩になったり、揉めたりするんです、、、
落ち着いて、感情と向き合うことが、自分のメンタルにとっても、非常に大切なことになります。
3.言葉を調える
最後に言葉を少し調えましょう。
相手のスタンスや、相手に残したい印象に合わせて、表現を少し変えてみることで、より相手に気持ちが伝わりやすくなったり、自分の印象を変えたりできます。
「それは絶対にやめたほうがいいと思う」
を
「それじゃなくて、こっちのやり方もあるんじゃない?」
という風にポジティブに変えてみる。
一般に「伝え方」と言われる部分はここです。
実践編
この「言語化」の手順は、いろんな場面で活用できます。
僕は映画の感想を上手く表現したいなと思っていたので、この方法を使って、最近観た『ジョゼと虎と魚たち』の感想を書いてみたいと思います。
(本当はこれ単体でnote出したいくらい良かった。感情がまとまるか心配)
スタンス → アニメが好き。
基本的には何でもハッピーエンドで終わって欲しい。
本質 → 前向きで夢がある青年と、内向きで生まれた時から車椅子生活の 少女という反対の性質を持つ2人が支えあい、惹かれあいながら、夢に向かって力強く成長していく。
感情 → 号泣した。
『ジョゼと虎と魚たち』感想
涙が止まらなかった。主人公の青年と少女が惹かれ合い、支えあい、成長していくといった良くあるストーリーではあるが、その描き方が秀逸であった。前半部分では、キラキラ輝く青年とそれに触れて劣等感が増してしまう少女の感情の格差がむしろ広がっていってしまうが、一つの事件をきっかけに立場が全く入れ替わると、今度はお互いの心の距離が近づいて行く。「人生何が起こるかわからないが、それでも希望が失われることはない」というメッセージを「生まれた時から歩くことができず、絶望の中にいる少女」が成長し、前向きに歩み始めるという描き方が、胸を打った。自分から奪われたものを持つ人間を、励まし、応援することにどれほどの勇気が必要であろうか。その純粋さとひたむきさ、利他の精神を忘れずに生きていこうと、強く感じた。
どうでしょうか。
んー、何だかまだまだ甘いですね。一応形にはなっているけど、中学生でも書けそうです、、、泣
まだまだ練習が必要みたいです。
皆さんも、今日ご紹介した言語化の方法を是非試してみてください。
ありがとうございました。
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