大公開!衝撃のネーミング。

MARKET クリエイティブディレクターの山田です。

ヘアサロン MARKETはどのように生まれたのか。
今回はロゴや世界観が生まれた経緯や理由などにフォーカスして、当時(2017-18)を思い起こして書き出してみます。 

ネガティブの共有


新店舗の出店が決まり、店名やロゴを制作するにあたり経営者である安本高士朗と下記のようなことを雑談レベルで話し始めました。

  1. "どんな"サロンにしたいか。

  2. "なぜ"そうしたいのか。

  3. その為に"なに"が必要なのか。

まずはビジョンを明確にするために、これだけは絶対にやだ!こうはしたくない!といったような、ネガティブの共有からはじめました。

結果、僕たちはなにをいちばん嫌ったのか。
それは「髪がのびたから義務的に行くサロンにはしたくない」ということでした。

その際に出てきたワードが"わくわく"です。

では、どんなサロンにすればお客さまや美容師みんなが"わくわく"し続けられるのか。
来る日も来る日も議論を重ね少しずつビジョンが輪郭を帯びてきます。

「人は新しさにわくわくすると思う」
「だから、誰もやったことのないことをやりたい」
「ショッピングと同じ気分で行けるサロンが理想」
「それならショッピング出来る方がいいよね」
「様々な人が行き交う開放的な雰囲気のサロンにしたい」

お互いのアイデアや理想を投げては受けとる毎日でした。
※この全力キャッチボールを繰り返す習慣は今でも変わりません。

しかし、この段階でロゴはもちろん店名もまだ決まっていませんでした。

MARKETは?


店名を決めるために膨大な時間と気力とともに様々なことを話し・書き留めていくなかで、安本が閃いた顔で口を開きます。

「MARKETは?」

衝撃でした。数ヶ月のやり取りすべてを線で結んだようなネーミングが
あまりにもスッと腑に落ち、わずか数秒で決まります。

その店名に誰よりもまず僕がわくわくしました。

素晴らしいアイデアほど、活きた人とハコが容易に想像できます。
それほど衝撃的だったことを今でもよく覚えています。

店名が決まったのと同時に、
ここから怒涛の制作に入ります。

ロゴやコンセプトをはじめ、
WEBやカード類などのデザインツール。

次回はMARKETの様々なツールのなかで
最も重要なロゴについて投稿します!

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