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名刺代わりの10冊メイカーきっかけに過去を振り返る。

思うことを一気に綴ってみる。自分がどんな本に思い入れがあるのか、専門書バージョンで記載してみます。本の紹介をするのではなく、本をきっかけに思い出すことを綴るだけなので、本の内容は別途調べてねw
たぶん私という人物への興味、過去を知りたいと思う人だけの本

誰のためのデザイン?
人を賢くする道具

ちゃんと読んだのは実は大学生の頃。今は人材系の仕事をしていますが、大学・大学院のときはユーザーインタフェース分野の研究をしていました。
この2冊に限らず、D. A. ノーマンの本の代表作はたぶん読んだと思う。(たぶんというのは影響を受け続けているものの、さらっと内容を語れない自分に自身がないから)特に誰のためのデザイン?はこの業界だと有名すぎてもはや私からコメントすることはないかも。もっと詳しい方大勢いるわけで。

中高時代からITと学習の融合に興味があった私としては、どうデザインしていくかは興味分野であって、誰のためのデザイン?は自分の考えをより専門的に語ってくれたコンセプトだと感動したり、人を賢くする道具についてはそうなんだよ、人と技術がどう融合するかなんだよ!となんだか自分の拙すぎる表現力を代わりにいってくれた気がした。

今も手にとる人がどうしたら自然と使いたくなるか、使い方が説明なくわかるのか、どんなものだと役にたつのか、可能な限りこだわり姿勢は変わらないし、それらがまだ不十分だなと自覚するほど葛藤してしまう自分もいる。
本でも教材生み出す、カンファレンス主催するにしても、書いたらいいじゃん作ったらいいじゃんではなく、どうデザインしていい体験ができるのかに可能な限りこだわりたい姿勢はこのときから変わらないかもしれない。


検索と発見のためのデザイン ―エクスペリエンスの未来へ

たぶんこの本だけ他のラインナップと比べると感じ違うなと思うかなと。私の大学、大学院の研究テーマは検索のどうデザインするかだったもので、この本を見つけたときに、こんなふうにまとめている人がいるじゃんと感動した本なわけです。

中高時代はヤフーのカテゴリに一生懸命自分のサイト登録した私にとって、検索キーワードで情報を見つけていく文化が当たり前になったとき(こういうの話すと歳がわかりそうね)便利なようでうまい検索キーワードが作れないと自分のほしい情報にたどりつけない、そもそもテーマを探すみたいな漠然とした状態だと検索難しいということがとても興味分野でした。

この本は他のオライリーの本と比べると技術本というより、いろんなデザインを紹介する感じで、2010年の本なので今みると新鮮さはないのだろうけど、検索をデザインするという発想、そこに着目した本は私にとって嬉しかったんだよね。私はこのあと情報整理とかの分野に進まず、テーマをどう探すかという視点でキャリア教育系にいくのだけど、今も情報をどう整理し、どう探すかみたいな部分は興味があります。

うわ、このままだとめっちゃ長文になりそうじゃん。。。自分のためにつらつら書いているものなので、、読みにくかったらほんと申し訳ないけど、このまま勢いでいきます。

教育心理学概論

読書会も過去にしたわけですが、私は中高時代、教材ウェブコンテストにはまっていまして、ここから教育やITへの興味がより強くなったわけですが、これ、まさに探求学習なのですよ。

自分でテーマを決めて探求し、それをまとめて発表する。その過程が本当に楽しくて、夢中だったわけです。当時はFlashをたくさん使って色々触れるウェブページつくったりしちゃってた中高時代で。

でも当時は今以上に真面目さんだったらチームワーク云々よりがちで賞とるために必死だったわけなのですが、なぜ自分がこういう活動は好きなのに普段の勉強はあんまり楽しくないんだろうと疑問に思っていたわけです。

その理由とか、探求学習のよさとか仕組みを話してくれたのが、この本だったわけです。あーなんだそういうことかとわかってもらえた感覚になったのがいいなとおもったきっかけですね。


キャリア・アンカー ―自分のほんとうの価値を発見しよう

私は創造性アンカーなのですが、なにか生み出すのが好きだし、自分でやれうと思っちゃっている節があるのですが、それを表現してくれたとともに、他の人との違いを知れたきっかけでもある本です。

キャリア関連の方であれば触れたことがある理論の定番なのですが、私はいろんな診断ツールのなかでもこれが好きでして、本当はマネージャーなど会社経験がある程度ある人向けに作られていることは重々承知しているのですが、なんだかんだどれに当てはまるか一緒に考える過程自体もいいので、キャリア支援では意識するもののひとつだったりします。

そうえば、実は周りに創造性アンカーあんまいないかも。そういう人とももっとつながるといいのかな。

その幸運は偶然ではないんです!
キャリア教育のウソ

やりたいことにまっすぐだった学生時代。でも周りはやりたいことがないと投げている。自分なんかより頭いいのにもったいない。だからやりたいことを見つける支援をしよう。

そう思っていました。
でも、自分だってやりたいこと変わっているわけです。IT業界にいったはずなのにキャリア支援やりたいとかいっている。
あれ、計画通り進んでないじゃんと。
支援していても思ったんですよね。やりたいことってそんなかんたんに決められるものじゃない。いろんな深堀りの仕方を人に質問してみたけど、うーんって止まってしまう、、

あれ、やりたいこと探しだけじゃキャリア支援にならない!?
そういうことに気づいたのはこの2冊でした。

やりたいことというのはいつ見つかるかわからない、変わるかもしれない。かなわないかもしれない。
幼いときなにになりたいと言われて続けてきたから、やりたいことがないといけないと思いがちだけど、実はそれはちょっと違う。
小学校卒業式のときにやりたいこと言いなさいと言われて「建築家」なんて答えた私は、その場で言わないとというプレッシャーでいっただけで、その当時名前もなかったけど、ウェブディレクターになりたかった。そう新卒1年目で名刺を渡されたときに名前を知ったんだ。

そんなことがなぜ起きたのか、気づかさてくれた本でした。
もう衝撃すぎたから、訳者や著者に話をききにいきましたよ。ほんと。
そんな私のキャリア支援の形を根本からかえた本たちです。
あ、一応いっておきますが、やりたいことがあることも素敵なことだし、私は常にやりたいこと追っているのは変わらりません。

ビジネスモデル症候群 ~なぜ、スタートアップの失敗は繰り返されるのか?

一言でいいましょう。
私が今フリーランスでやれているのはこの本の考え方が染み付いているからです。

大学生のとき、私はビジネスコンテストによくでてました。ちゃっかり賞もとっていました。でも違和感がありました。これをこのままやるって本当にうまくいくの?

ビジネスモデルを先に考えるのではなく、やりながらこれになっているときづくやり方になって、どんだけ普通に仕事ができるようになったか、、w
まずはちゃんと食えるように地盤固めながら、仕事を広げていくスタイル、そしてそもそも自分で考えることを忘れないスタンスはこの本というか、著者ご本人から色々教わりました。

一番大事なことは「自分で考えることを取り戻すこと」
要約しすぎだけど、そのスタンスだけは守り続けているところがあります。はやりとか、これが来ているという波も利用しつつも、自分でどうしていくかを考える思考は今なお変わってないと思います。

メンタリング

メンタリングという言葉の原点はこの本です。中古しか見つからなくて個人的にはもっと広まってよと思うんだけど、ちゃんと定義されていて、わたしのなかではすごくいい本なのですよ。

メンタリングとかなにか、コーチングとかなにか、カウンセリングとはなにか、違いは?という質問うけるけど、それに答えるのは一旦長くなるからやめて(ひどい)そもそもメンタリングという文化がどう生まれ、どう位置づけているかがわかる本で、説明する際にかなり活用しています。

精神力動的サイコセラピー入門―日常臨床に活かすテクニック

やっと最後!書きすぎかなと思って後半ちょっと端折り気味なんだけど、そんなことは気にせず。
私は今はコンサルタントが主かなぁと自覚はしているのですが、私の1on1スタイルはカウンセリングでいう、精神分析が色濃くあります。
自分のなかで一番しっくりきた考えかつ自分にあっている方法でもあるので、参考にしている部分がありますが、カウンセリングを勉強したきっかけが精神分析が入りだったんですよね。

この本は読みやすい本ではないのですが、自分はクライアントの話すなかでの悩む部分を場面で色々話しているのと、用語も色々説明してくれているので、何度も見ている本です。これからもベースにはなるのではないかなと個人的には思います。

最後に

ここまで読んでくれる人がいたら、興味もってくれてありがとうと感動します。長いし、読みにくい文章だし、勢いで書いているからね。
でもこうやって本を通して、自分が今にどう至るのかさらっと整理できたのは嬉しいものです。
こういうふうに勢いで書くnoteも増やしていって、自分のあたまのなかをだしていけたらと思います。


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