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HSPとか、エンパスとか。「そういう体質なんだ!」と理解できても、楽にならないこともあるよね。

子供の頃から生きづらさを感じていて、「なんでこんなに辛いんだろう?ただ生きてるだけなのに」とよく思っていたので、とても情報に飢えていました。

なんだって、「気にし過ぎだよ」と言われてしまうから、身近な人にはわかってもらえなくて苦しかったから。

自分の生きづらさの原因を知りたかったし、同じような人が世界にいないかなって思っていたから。

なので、自己診断ができるような情報にたくさん触れてきました。

うつとか発達障害などのわりと医学的なものから、どこの星から来た宇宙人かなどというスピリチュアルなものまで、藁をも掴む思いで情報を漁っていました。

その中に、エンパスや、HSPなんかもありました。

もうね、大抵の項目は当てはまるんですよ。

それで、そのときは一瞬「あぁ、そうだったんだー!」って、なんとなく納得して楽になるんです。でも、生きづらさは変わらなかった。

納得しても理解しても、「だから私は普通と違うんだ」という、生きたい思い描く自分との溝が深まるばかりで、結局、うまく生きられないことには変わらない。

そういう状態だった私が、大嶋信頼先生の本を読むようになって思ったのは、そういう診断系をやることで、意識的になりすぎてしまい、周囲に馴染めないという生きづらさを助長していたんじゃないかって思うんです。

「私は特別なんだ!」という、自意識過剰な自己愛みたいなものが大きく育ちすぎてしまって、自分を苦しめていたんじゃないかと思うんです。

敏感な体質なのは間違いなかったとしても、その体質だけが私を苦しめていたわけじゃなくて、意識に苦しめられてきたんじゃなかろうか。

大嶋信頼先生のメソッドに出会って「無意識に任せていいんだ!」と思えるようになってから、格段に楽になり、頭の中が静かになりました。

自分の体質に名前がついて、理解できて、楽になれた人はたくさんいると思うけど、私みたいに迷子になってしまう人もいるかもしれないなって思うんです。

そういう人は、「無意識に任せる」ことで、本来の、楽な自分に戻れるんじゃないかなって気がしてるんです。

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