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【数値検証】オーラスは何点差あれば安心?

前回の記事、初記事にも関わらず購入してくださった皆さん、誠にありがとうございました。

今後も皆さんに少しでも有用になるようなデータをお届けしていくので、今後とも宜しくお願いします!

1. 前談

オーラスにトップをまくられ、着順ダウンしてガッカリ…なんてことよくありますよね。

「もうちょっと前局以前に、加点を目指しておけばよかったかな…」などという後悔は、誰もが一度はしたことがあるでしょう。

そんな後悔を私自身も繰り返さないためにも、この辺を数値検証して、どれくらいの点差なら安心できるのかを検証していきたいと思います。

2. 親相手だと何点差あれば安心?

まずは単純に、親相手だと何点差だったら逆転されにくいかを調べてみます。

スクリーンショット 2020-06-01 20.30.34

※一般的な「赤入り半荘アガリ止め有」ルールにて検証。
※30000半荘のデータ集計をしています。
※供託棒と本場を差し引いています。

和了(アガ)った方が勝つほぼ点差なしの勝負の時は、約42%程度逆転される可能性があります。結構逆転されちゃうんですね。

しかし別途調べたデータで、少しでも下回った点数だとトップ率が51.3%まで低下するので、タブーとされていた南3局に「僅差での安い和了(アガリ)」も、トップ目に立つためには意味があることがわかります。

◆まとめ
・オーラストップ目になるかならないかで、トップ率は大違い。
・ 3900点以内の点差の違いでは、さほどトップ率は変わらない。
・満貫条件にすることによって、大きくトップ率が上がる。トップ率が86%なので、この辺を1つの安心点とするべきか。

では、一番ケースとして多い「子が2着目」の場合にどうなるのかについて見ていきます。

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