ドラマ要素

仮面ライダー響鬼の第一印象は「中学生日記」だった。ドラマの要素とストーリーの本質[仮面ライダー][スーパー戦隊]比較

大分もんやりとしたところの違いを書いてみました。

主題にもあるように、仮面ライダー響鬼を見たときの感想としては「中学生日記」みたいだなと思い始めたくらいから、仮面ライダーの登場人物は(おやっさんを除いて)みな”自分探し”してるなという視点で視聴することが多くなりました。ストーリーの本質として”自分探し”があり、その中の要素に変身が組み込まれているイメージです。

対してのスーパー戦隊の登場人物は、だいたいのキャラが出来上がっていて真をしっかり持っている人物像です。その真の部分は個別のエピソードで掘り下げられてキャラクターに厚みを持たせます。
スーパー戦隊は、たくさんの要素がすでに存在する中で、その要素に必然性を持たせる意味でのストーリーがあると考えられ、登場人物が仮面ライダーと同様の自分探しを始めた場合は、たぶん 情報量の嵐になると思います。

戦隊の要素というのは、以前まとめた見え方に関するもので、非言語(ヴィジュアル面)が大きいです。非言語の情報は脳内での処理速度が極めて速いと言われ、スーパー戦隊のような矢継ぎ早の画面展開でもある程度理解が追いつくものです。

”自分探し”に付随する言語的な情報は脳での処理速度が遅と言われ、理解するのにやや時間を要します。

右脳左脳でいうと、言語が未発達の3歳くらいまでは右脳が大きく働いていて、言葉を覚えるのと共に左脳が徐々に発達してくるという話があります。形と色がわかりやすく、善が優しく明るい色合い、悪が暗い色で怖い顔でいつも怒っている。というメラビアンの法則で言っても単純明快の極みは、生まれて初めて接するヒーロー「アンパンマン」その直後に「スーパー戦隊」「仮面ライダー」と子供の脳の発達と共に理解度が増してゆき、ヒーローの情報量が増していくと思うと面白いです。


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