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言葉で伝える喜びを教えてくれた小学校の先生との交換日記

小学1-2年生の担任・T先生が大好きでした。

笑顔も声も優しくて、なんでも知っている先生のお話に、毎日胸をときめかせていたものです。

他のクラスの幼なじみからは
「毎日宿題を出すんでしょ?T先生じゃなくてよかった」
と言われましたが、私はその宿題こそが大好きでした。

というのも、漢字や計算の練習がない日は、日記を書けるからです。

先生が私だけに書いてくださるコメントが嬉しくて、嬉しくて。
私にとっては『交換日記』のような感覚でした。

実は、いまでも手元にあります。
7回の引越しのたびに大切に運んできました。

お気に入りの絵を貼っていたことも

T先生は、私の心を育ててくださいました。

大好きな先生に伝えたくて、いつ・どこで・誰と・何をして
「楽しかった」「嬉しかった」「悔しかった」「悲しかった」のか。
言葉で表現する楽しさを知ったのです。

「おもちは、なにをどうして、できるのか、よく見ましたか。」
と先生からコメントをくださる。

続編を書くと、
「おもちつきのようすが くわしくかけています。
 つきたてのおもちは、どんなかんじがしたか、たべたらどんなあじがしたか……などをかいてほしかったね。」
と返ってくるものだから、私の日記はどんどん長くなっていきました。

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汚い字で書かれた支離滅裂な話を、一生懸命解読しては、コメントをくださったT先生。

文章を書くのが楽しくなるように私を導いてくださったことに、感謝しかありません。

私の《最高の価値観》のひとつ、『想いを伝える・伝わる』の原点は、T先生にあるのです。

こうしてnoteを読んでくださるあなたも、私の大切な人。
いつも本当にありがとうございます。


▼『手紙で愛を伝える』を娘が継承してくれて最高に幸せです♪


「私が私である」ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏



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