何のために学ぶのか?〜人のために仲間と学ぶ喜び
「どうして勉強しないといけないの?」
子どもから質問されたら、あなたはどう答えますか?
「学校で勉強したことなんて、社会に出たら役に立たない」
と言われたりもしますが、私はそうは思いません。
受験に主眼を置いた勉強法には賛同しませんが、〈学ぶ〉という経験ほど役に立つものはないと思うのです。
今回は、私自身のこれまでの経験と、いま感じている〈学ぶ喜び〉について綴ってみました。
何のために勉強していたのか?
私自身は、小学生のころから勉強するのが好きでした。
・できなかったことができるようになるのが嬉しい
・知らなかったことを知るのは面白い
・私もいろんなところへ行ってみたい!いろんなことをやってみたい!
勉強系の習い事といえばソロバンしかなかった地域で、
「もっといろんなことが知りたい」
と、親に頼んで塾を探してもらったほど。
やがて、塾の先生方が語る留学経験・大学生活に影響を受けた私は、
「某国立大学に行けば、好きなことを好きなだけできるんだ!」
と考えるようになりました。
大人になってから、幼なじみに笑われたものです。
「小学生のころに言ってたよ。
大学に行って遊ぶために、いまがんばるんだ!って」
心の声を口に出していたなんて……赤面ものでした、笑。
学ぶのが辛くなったのは高校時代
勉強すればするだけ成績に反映されたのは、中学校まで。
国立大学合格者数を誇る高校には天才・秀才がゴロゴロいて、私の成績は降下し続けます。
どんどん進む授業についていけなくなり、好きだった勉強が重荷に感じるようになりました。
〔天才でも秀才でもない私には無理だ〕
と自信を失ったり、
〔週6日・往復3時間もかけて通学して、私は何をやっているんだろう?〕
と虚しくなったり、
「こんなところに引越したせいだ!」
と勉強が捗らないイライラを親にぶつけてみたり……
重く苦しい浪人生活を経た私は、私立大学に進みました。
(そのご縁で、海外留学とバックパック旅行という希望通りの大学生活を送ることができたことに感謝しています)
自分のために勉強してもいいの?
当時、私には母親に対する罪悪感がありました。
・家事を手伝わず、勉強しかしない私には価値がないんじゃないか?
・時間的にも金銭的にも、母を犠牲にしているんじゃないか?
〈大学生になったらやりたいこと〉として浮かぶのは、自分の欲望ばかり。
自分のために勉強するのは、自分のワガママのように感じていました。
何のために学ぶのか?
あれから30年。
コーチとして活動するようになった今は、胸を張って言えます。
「人の幸せのために学んでいます」
って。
コーチング理論はもちろん、
お金、経済、歴史、政治、法律、社会、倫理、宗教、哲学、経営、会計、心理、物理、化学、生物……
学びたい領域はどんどん広がります。
知れば知るほど、見えなかったことが見えてきます。
知識を積み上げながら、考えて考えて考えて、コーチ仲間と学びをシェアする。
それを繰り返しながら、抽象度をあげる歩みを続けています。
ともに学ぶ仲間がいるから、学ぶ楽しさが倍増します。
同じ本を読んでも、受けとるものが違う、考えることが違う、伝わってくることが違うんです。
それぞれがそれぞれに学び、シェアしあうことで、学びがどんどん深まってきます。
〈みんなで学ぶ〉って、すごいパワーがあります。
ドリームサポーターだらけの世界を実現するために学ぶ
かつての私は、自分のために学ぼうとしたから、苦しかったんですね。
自分が学ぶことが、人の幸せにつながるなんて、考えたこともありませんでした。
学ぶのは、自分の成績のためでも、「いい学校」に行くためでも、「いい会社」に就職するため、「成功する」ためでもなかったんです。
人が学ぶのは、人を応援するため。
よりよい世界をつくるため。
そんなふうに考えられるようになれば、ドリームサポーターだらけの世界が実現します。
大人が楽しそうに学んでいたら、子どもたちも学ぶのが楽しくなることでしょう。
仲間と一緒なら、学びはもっと楽しくなります。
私はこれからも大きなゴールを胸に、学び続けます!
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「エフィカシー式」認定コーチ
御影石 千夏
▼プロフィール
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