コレットとわがまま王女
新刊が発売になりました。
コレットとわがまま王女
ルイス・スロボドキン /作
小宮由 /訳
瑞雲舎
ある日、コレットの住む町に王女さまが静養にやってくることになりました。王女さまと聞いたら、美しくて、やさしい人を想像するかもしれませんが、このポーリーン王女は、それとは真逆の、わがまま王女でした!
しかも、王女は雑音一つない静けさを望んでいらっしゃる。それを聞いた町長は大慌て。すぐに町を静かにする新しい法律を作りますが、そんな法律は、町の人たちにとっては大迷惑。どうにかして、ポーリーン王女を町から追い出せないでしょうか……?
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私がこの本で、一番好きなキャラクターが、町長のおくさん!
「王家? 王女さま? ふんっ、なにさまだっていうんだい。あたいには、しったこっちゃないね!」
と啖呵を切るところなんか、スカッとして、かっこいい!
ぜひ、声に出して、読んで下さいね。
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さて、毎年、この時期に、瑞雲舎さんから、スロボドキンの幼年童話を出すのが、定番になって参りました。
2018年『ふたごのカウボーイ』
2019年『ヤナギ通りのおばけやしき』
2020年『歌がにがてな人魚』
そして、
2021年『コレットとわがまま王女』
となります。
私が手がけたスロボドキンの絵本や幼年童話は、他にも
『なりきりマイケルのきかんしゃりょこう』
『ごめんなさいだいじょうぶ』
『さかさ町』
『おうさまのくつ』
『ルイージといじわるなへいたいさん』
『やさしい大おとこ』
『カルペパー一家のおはなし』(編集を担当)
『ピーターサンドさんのねこ』(編集を担当)
が、ありあす。
全部、楽しい本なので、機会があったら読んでみて下さいね!
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