日記:GoogleMapの評価が☆2点台の難波のホテルに泊まる
はじめに
気がつけば最後にnoteの記事を書いたのが3週間ほど前でした。
Twitterと小学校登校の次に続いているのがnote毎月投稿なので、今回は先日宿泊した「GoogleMapの評価が☆2つの難波の宿」のガチレビューを書きます。
11月は祝日が二日もありますので、大阪を観光される方々の宿探しのご参考になれば幸いです。
※2800文字くらい
本編
泊まるぞ!!!
9月某日、兵庫県の城崎温泉(日本海側にある温泉街です)などへ遊びに行く用事があり、その前日に移動とか面倒くさいので難波で一泊することにした。
恥ずかしながら例の新型ウイルスの時の感覚が抜けておらず、前日になるまで「ま、どっか空いてるやろw」と思っていた。実際に予約を取ろうとするとホテルは軒並み満室。定宿の大阪市から少し外れたホテルたちも全滅(ラップ)。
外国人観光客もモリモリと入国しており、日常が戻ってきたのを感じる。ただ奇跡的に一室だけ難波のカプセルホテルに空きがあったので、脳死で予約をすることで事なきを得た。
そして宿泊当日、ホテルの住所を確認するために(ここで初めて)GoogleMapを開く。
評価低いなオイ。
個人的な価値判断で申し訳ないが、評価3.5くらいなら「十分」で3.0なら「そこそこ」だ。謎のこだわりとか理不尽な要求で評価1を叩き出すキ●ガイを考慮すれば、3.0さえあれば十分なのだ。
2.6はまあまあの危険水域といえる。書き忘れていたが一泊5,800円くらいで、まあまあいい値段します。
逆に西成の宿の方が綺麗だったりする感じ???
ただ、今更別の宿に泊まることもできないので腹ァ括って向かう。この時は「まあイスラエルとかベトナムで意味わからんホテルに泊まったし大丈夫だろ…」と考えていた。
ホテルへ上陸!!!
場所がクッソ分かりにくくて爆弾テロ起こしそうになった(立地はオタロードのすぐ近くで良い)。ホテルの看板が見た限り無いので、本当にここで合っているのかと不安になる。これ外国人は探すの無理だろ、という感じ。
なんとか「多分ここ」なビルを見つけ、エレベーターへ乗り込み該当階へのボタンを押す。そして視界に飛び込んできたのがこれ。
""終焉(おわ)""りです。
一目で「あ〜この宿って""秩序""とか無いんだな」と確信する。宿の決まりとか以前に「脱いだ靴はきちんと並べよう」ってなりますよね?そうならない人間ばっかりいるってことです。
あと、特に換気とか無いので靴から発するあのクッセェ〜臭いが充満している。多分この時点で「あ、無理」となると思います。特に女性の方は。
これ書き忘れていましたが、このカプセルホテルは「男女同室」です。
チェックイン!!!
このカプセルホテルは玄関前にiPadが置かれており、そこでチェックインの手続きを行う。が、何回入力してもエラーが出る。埒が明かないので壁に貼り付けられている「困ったらここに電話してね」案内の番号に掛ける。
ここでの注意点だが、こちらが欲しい情報をすべて引き出すまでは電話口では丁寧な口調でいた方が良い。書くまでも無いが、大体の宿泊者はこの段階で「チェックイン出来ないんですけど💢」「%&'&((#"')’(外国語)」と騒ぎ立てていると容易に予想できるからだ。
電話の初手で「お忙しいところ恐れ入ります〜」とか言うだけで相手の態度変わります。ただし使い方を誤ると単純に舐められるだけなので注意が必要。
結論的に言えば「再入室する時のパスワード」と「カプセルホテルの部屋番号」を教えてもらい事なきを得た。土下座はタダや!!!
話はここで前後するのだが、この「チェックイン出来ないトラブル」は宿泊者のほぼ全員が引っ掛かっていた。入室はできても、部屋番号が分からず、ちいかわみたいにオロオロしている利用客ばっかだった。
宿としてどうなん???たまたまかもしれないが。
ホテルで過ごすぞ!!!
玄関を抜けると、意外にも小ぎれいな空間が広がっていた。
入ったのが18時とあってか、人の気配は少なかった。当時のおれはツーブロックに黒パーカーに金ネックレスの出立(いでたち)だったので「怖い人に絡まれたらどうしよう…」と不安だったが杞憂に終わった。
トイレは男女各一つと、男女共用が一つで計三つ。シャワールームは計三つ。悪くは無いと思う。女性用トイレも男性客が普通に利用していたけど。
共用の冷蔵庫もあったが、開けてみたら割とシャレにならん悪臭が広がり吐きかけた。臭いものに蓋にも限界があるだろ。
なお、謎の階段は上まで登ると「ここから先のベランダで道路に向かって唾吐くな!」という貼り紙があった。よかった〜「石投げるな」とか書いてなくて。安心しました。
こういうホテルに着いてやることは一つです。共用部で酒を並べて一人で飲む。そうすると酔っ払いがいい感じに食いついてくるはず!
誰も来ないよ〜( ; ; )
最終的にはアメリカ人のオッサンとドイツ人のオタクと疎いドイツ語と英語を交えながらコミュニケーションをするも、途中でお互いに「もういっか…」となり黙々とスマホを触って自然解散した。
レビュー!!!
・防音とかない
壁が薄すぎて、エレベーターの稼働音が終始ホテル内に鳴り響いている。音とか気になる人は絶対に無理
・セキュリティがカス
コインロッカーはあるが早い者勝ち。確保できなければ荷物を抱きかかえて寝るしかない。こういうところなので「窃盗」という可能性は絶対に排除してはいけないし。
・基本的に自力救済
フロントとか無いし、スタッフも電話に出たり出なかったり。基本的に己の力で乗り切るしか無い。自力救済が当然って、鎌倉時代かよ。
初見は多分「どの部屋に泊まればいいんだ?」で詰む。この際の攻略法ですが、取り敢えずほぼ最速でチェックインしておきましょう。
そして困っている様子の人がいたら「部屋番号分からないんですよね?」と声を掛けてください。「電話しますよ」と添えると尚良しでしょう。
これだけで「この人は困っている僕/私を助けてくれた味方なんだ」と認定されて大変に有利です。話は脱線しますが「一番乗りして場の雰囲気をコントロールする」は街コンなどでも使える手法です。
・男女同じフロアはちょっと…
以上のように自力救済が当然で、トイレも男女別が機能していません。人種、文化、宗教も違う人間が同じ空間にいます。危ないだろ。彼女が一人旅で利用しようとしたら絶対に止める。
・立地が無駄に良い
このようにボロカスに書きましたが、立地は神です。南海難波駅から徒歩3分です。「シャワー浴びれて寝れたらいいわ」と割り切るのであれば、最高の宿です。同じビル内にメイド喫茶もあります。
おわりに
皆様におかれましては、彼女と高級な温泉旅館とかにご宿泊されるのが良かろうと思います。
次に泊まるなら西成の監視カメラがクッソ多い北欧の刑務所みたいなホテルかな。
↓今回泊まったホテル
最後まで読んで頂きありがとうございました。
以上
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