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健康診断DXのすべて(の一部)

iCARE CS Opsの金原(きんぱら)です。
株式会社iCAREでは、毎月「iStudy🌸」という社内イベントが行われています。文字通り学びましょう、と言う趣旨の有志イベントです。有志と言いつつ毎回50%以上の参加がある、注目のイベントでもあります(あれ、そういえばあのイベント最近やってないなというのが頭をよぎりましたがそれは一旦スルーしておきます)。

で、そのiStudy🌸なんですが、今週の月曜に我々 CS Opsのメンバーで発表をしましたのでその一部をお届けしようと思います。複数のメンバーで発表スライドを準備、発表をしましたのでトンマナを統一する必要があったため、イラストはすべて安定のいらすとやさんで統一をいたしました。いつも活用させていただき感謝です。

まず、企業が従業員に健康診断を受けてもらいたいが人事部だけではやりきれない、という場合の方法として、大きく分けると2つあります。

1.従業員が自分で予約、受信する「自己手配」
2.予約代行業者に委託する「予約代行」

それぞれについて見ていきましょう。


1.自己手配の悲劇

定期健康診断(労働安全衛生法第66条、労働安全衛生規則第44・45条)
常時使用する労働者に対し、1年以内ごとに1回(ただし、深夜業労働者等は6ヶ月ごとに1回)、定期に健康診断を実施しなければなりません。

上記の通り、使用者である企業は、すべての従業員に健康診断を受診させる義務があります。そう、100%でなければならないのです。
しかし、それを各従業員に完全に委ねた場合、どうなるでしょう。
(従業員は信頼できないですよね、ということが言いたい訳ではありません、あくまでも起きる可能性についてです)

iStudy|健康診断のすべて(の一部)

そう、現場で働く従業員の皆さまは忙しいのです、個別に予定を抱えているのです、商談もあるのです。その結果、受診率100%からは程遠い結果となってしまう可能性が高いです。そう、なぜならば「にんげんだもの」

2.予約代行の悲劇

弊社も、これまでは「予約代行」として企業さまの負担軽減のお手伝いをしてまいりました。プロにおまかせできる!これは素晴らしい!これで課題はすべて解決だ!
しかしながら、ここにも落とし穴があるのです。

iStudy|健康診断のすべて(の一部) (1)

健康診断には数多くの変数と複雑なステップが存在しており、しかしながらそれらは基本的に日の目を見ることはありません。

「すべての変数は変化するのです、だからこそ変数なのです(小泉構文)」

この変化(受診対象者が増えたり減ったり、異動したり、医療機関の予約枠が減ったりずれたり)を考慮したうえで、すべての従業員の予約を確定させ、受診してもらう、そのためには代行業者だけでなく、委託元である人事部の工数もかかり続けることになります。

では、どうなればよいのか?

iStudy|健康診断のすべて(の一部) (2)

答えはシンプルです。

「すぐ予約 すぐ確定」

という従業員体験を提供することだと考えています。
電話やフリーハンド(メールや手書き)での予約方法には「曖昧さ」が残ります。この「曖昧さ」こそが早く、正確に予約を行うことの最も大きな阻害要因だと考えています。

例えばですが、極端にいうと

「11月5日お昼までの日程で予約をお願いします。難しい場合は翌週にお願いします」

という予約があったとします。

・11月5日の予約はOKなのか?(「まで」とは?)
・翌週の場合、「お昼まで」は考慮するのか?
・というかそもそもどなたですか?
・どこの医療機関でもよいのか?

などなどが深まり、この情報だけでは予約をすることができず、問い合わせをすることになります。ここで、予約できる医療機関、コース・オプション、日時を選択するだけにして行動を成約することで、結果的に迷いのない、シンプルな体験を提供するとともに、そこから生み出されるデータも、曖昧さのない、正確なデータになります。

シンプルな予約体験を提供し、曖昧さを無くすこと、これを実現することが結果的に「企業が従業員全員の健康診断予約・受診を実現する」ことの近道、すなわち人事部の最大の課題解決であると革新をしています。

これを実現するために、まだまだ仲間の助けが必要です。クライアントが抱える最大の課題解決のために、あなたの経験を存分に発揮してください!


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