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幼児教育は、楽しい気持ちを大事にしたい

3歳くらいになって、教育の話をする機会が増えてきたように思います。

子どもが産まれる前から幼児教育についていろいろ本を読んだり勉強してきたなかで、
東大名誉教授の汐見稔幸先生のお話(NHKすくすく子育てでお馴染み)が一番しっくりきており、ママ友さんたちからも好評なのでシェアします。

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● 社会の変化が早いときは、子育てが難しい。この子が将来生きるときに、どのような力が必要かわからない。社会が変化しなければ、自分をモデルにして育てればいいが、今はそれができない。

● 歴史の中には変わらないもの(不易)と変わるもの(流行)がある。(松尾芭蕉の言葉)
人間が幸せを感じることはサピエンスが始まってからあまりかわっておらず、それこそが子育てにおいて重要である。

● 特に頭・体・対人関係を鍛えることが重要。
 頭:  考えた結果達成することができたら幸せを感じる教育。結論を親が与えず、考えることを大好きにする教育。
       例)「どうしてママの言うことがきけないの?理由を言って?(自分の意見を言う練習)」
 体:  体で覚えたことは一生忘れない。手作りの世界を親子で一緒にやっていくなど。
       例)料理
 対人関係:人の役に立つ幸せを小さい頃からたくさん経験させる。

● 正解を覚えさせる今の教育は無意味になる可能性がある。知っているけれども、どうすればいいかわからないでは新しい課題・変化する社会に対応できない。どうすればいいか考え、行動に移せる教育にしていく必要がある。

● 今の子どもは、放っておくと「スイッチを押せばよい」「何でも買えばいい」(つまり与えられた物を選ぶ)ことしかできない子どもになってしまう。昔は、子ども用のもの(おもちゃ等)がなかったので、楽しく遊ぶには頭を使うしかなかったが、いまはその必要も低下している。
(意図して考える子どもへと導く必要)

● 楽しいことしか身につかない。何かを身につけさせるためには、①そのことをどうしても身につけたいという気持ちが本人にあること、②身につけた知識を日常的に使わないといけない環境がある ということが必要。例えば、英語は日常的につかわない環境であれば、覚えても身につかない。子どもの気持ちを育てることが必要。

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自分も苦しい受験勉強を突破した組なので、なんでもいいから「気持ち」がないと身につかないのはすごい納得感あります!
(ちなみに私の場合は「自分の可能性を諦めたくない(=負けず嫌い)」でした)

娘は3歳なので、そろそろ習い事もはじめようかな、という時期ですが、
上記汐見先生の教えに従って、
本人のやりたい気持ち、楽しい気持ちを大事にしたいと思っており、
正直それだけあればなんらかの意味はあるんじゃないかとおもってます。

さらに、私も一緒に楽しめることだと、お互いモチベーションアップしてさらにいいかな!?
ということで、ダンスとか考えてます!← 三浦大知くんへの憧れ!
(行ってみて本人が違うって言ったら、やめようと思っていますが。)

基本、わたしは「娘にこうなってほしい」というのがなく、とにかく生き延びてほしい(笑)という願いが基本なのですが、
教育者(元高校教師、現在塾長)の父に、それを話したところ、
こんなことをいわれました。

「親のエゴを押し付ける教育はよくないが、全くないのも良くない。
子どもは親に期待されたいと願っており、親の期待に応えたいという気持ちがある。そういう意味で、親のエゴもちょっとあったほうがいい」

え、エゴちょっと、てなに(笑)

ひとしきり悩んで、
「きれいな人になってほしい」
というのを娘に対するエゴにしようかなと今時点では思ってます。

ミスインターナショナルの方など、立っているだけですごいパワー感じるし、
重要な立場にいらっしゃる方こそ身なりに気を遣っていますし(社長とか大統領とか英国王とか)、
私もコスメとか美容とか美しいものも全般大好きなので、
化粧しあって「キラキラ〜✨」とかやってみてます。
(きっと男の子が生まれてもカッコよくしようとしたと思う)

もはやお互い楽しければなんでもいい!
きっと楽しければ何かにはなる!はず!!!

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