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2月に読んだ本


1月は10冊読めたけれど、2月は少なめの7冊。

とりあえず紹介!


1. 死んだらどうなるのか?-死生観をめぐる6つの哲学-

いきなり重めのタイトルだけど...。
「生きる」ことに興味があって、じゃあ「死ぬ」ってなんだろう、って思っていた時にちょうど目に止まったのがこの本。

最初の方は仏教・儒教・キリスト教などの死生観についての紹介だったから、様々な宗教の死生観を紹介していく本だと思ったが、章を重ねていくごとに、デカルトの物心二元論の話や、自然科学の視点から「心」はどこに存在するのかの話に移っていった。

そもそも、宗教の死生観を知らなかったから(仏教や儒教でさえも!本当に無知すぎる。)それを少しかじれたのもよかったし、

自然科学と哲学の死生観の違いがわかったのも面白かった。そして、なにより、本書が会話形式で進んでいくため、複雑な内容もすごく理解しやすかった!


2. 自分を変える1つの習慣

1つの習慣となんともシンプルで、凡人の私にありがたい。

《自分の付箋箇所》
・集中的な努力の効果は、「適切なタイミングと厳密な行動計画」
「どれくらいのことを自分のスケジュールに押し込めるのか?」ではなく、「今はどのような時期で、どのような活動が適しているのか?この収穫を最大にするためには何をすればよいか?」
・成功者にはファンダメンタル・ファイブがある。
・360度のアカウンタビリティ、4つの人間関係の構築

とまあ、1つと言いつつ、成功者になるための重要な要素はいくつか本書にちりばめられています。


3. 生まれた時からアルデンテ

食のエッセイ。

食べ物と食べることに対する感覚が広がる。

(エッセイだから一つ一つサクッと読めるよ)

寝る前で頭が働かない時に開いていた一冊。


4. 異邦人

カミュ。ずっと読むリストに入れていたやつ。

主人公の「太陽のせい...」(本書を読めばわかる)がなんとなくわかるんだよなー。てか、海外文学っぽー。

海外の小説全然読んだことないから、もっと読みたい。ドストエフスキーとか。


5. ツバキ文具店

代書屋(人からの手紙の代筆を請け負う)を先代から引き継いだ女性と鎌倉の住民の話。

いつの間にか物語に入り込んで読んでいた(文章から感じられる優しさと、鎌倉の空気が心地よい)

ちなみに、今調べたらNHKのドラマになっていた(知らなかった)


6. チーズはどこに消えた

薄くて一瞬。(少し前に流行ったよね)

内容はわかるけれど、「すばらしい!!これは私の意識を変えた素晴らしい本だ!」と思わない私は、ヘムなのか。


7. ポパイ

この前のnoteでも少し紹介したが,,,,

今月号のポパイは、個人的な興味とマッチしていたため購入。

というか部屋作りって今世界中の人が興味のあるhotなテーマだと思っている(勝手に。でもコロナだし。)

一人暮らしをしたい(そして自分の好きなものに囲まれて暮らしたい)私は、家具探しに意気込んでいたが、
金銭的に余裕があるわけじゃないし、そもそもどんなデザイナーのプロダクトがあるのか知らない....
そんな時、本冊子に書いてあった「自分の眼で選んで、欲しいものを見つけた時に買えばいい。」っていうのがなんだかすとんときた。


今月のおすすめ

「死んだらどうなるのか?-死生観をめぐる6つの哲学-」です。

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「死んだ後人はどうなるのか」「心=脳?」などの疑問を持っている人には特におすすめ。

物心二元論と物質一元論(本書を読めばこの理論も絶対、理解できる!)から回答やヒントを得られるよ!

心身問題(「心の存在と身体の存在はどんな関係なのか」を問うている)を今までしっかり考えたことがなかったから、その意識を顕在化できたのがよかった。

(無知は見ている世界を狭めるよね(そのことに気づいていないのが一番怖いんだけれど)


知識はこれからの経験や感情、思考をより深くグラデーションしてくれる。


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3月は洋書も読もうと思っています!さあ、何から読もうかなー

最後まで読んでくれてありがとうございます!

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