国名でしりとりできる親子になりたい
電車に乗り込んできた小学3年生くらいの男の子とお母さんが、私の隣の席に座った途端「国名しばりのしりとり」を始めた。
「かあちゃん早く〜!」と急かす男の子。
「クウェート」→「トルコ」→「コンゴ共和国」→?→「ルーマニア」→「アイルランド」→「ドイツ」→「ツバル」→「....」
(親子の会話をこっそり聞きしながら書いたメモ)
なんだ。めっちゃいい。
男の子の知識量にも驚くが、それにちゃんとついていくかあちゃんもすごい。
いや、子は親に似るのか。
バイト帰りの電車の中で思わぬほっこりとした親子に出会った。
そして将来を妄想する。
自分の子どもには、色々なことに興味を持ち、知ってほしい。広い視野を持って世界を見てほしい。
今日出会った親子のように、好きなものを共有して一緒に知識を深めていけるような関係がいいな。
図らず自分の理想とする親子像を想像してしまった。
そして、このような思わぬ出会いや発見は移動中に起こることを再認識した。
自分を外側に出してくれるきっかけは物理的に外に出ることで転がっている。
しかし、コロナで移動が少なくなった今日では、このような偶然の出会いや盗み聞きをする機会は圧倒的に少なくなっている。
だから、偶然の発見や気づきはすくない。
「創造性は累積移動距離に相関する」とも前に読んだ。
このまま「移動が少ない世界」で創造性をかりたてる発見や気づきはどうやったら取り込むことができるのだろうか。
【今日の一枚】
カナダに住んでいた時に撮った一枚。今回のタイトルとマッチしていた。
いつもありがとうございます☺️