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好きではない相手から告白されたとき。

少し前に友達5人で旅行へ。

そこの旅行先で怪我をして歩けなくなった。

帰りの新幹線の乗り継ぎは厳しく、一人だと心細さもあったが、ガッツでなんとかしようとしていた私。

すると、一緒に旅行していた友達の一人がレンタカーを知らぬ間に予約してくれ、車で家まで送ってくれることに。

申し訳なさとありがたさと色々な感情が巡っているなか、車内でポツポツと二人で話していると、その友達からほろりと告白された。わざわざ車を出してくれたことも

「好きな人のためだからいいんだよ。」と。

真っ直ぐに心から言っている言葉は、私の心にじわりと汗をかかせた。

「うん...」


「好きです」と告白されるとなんて言ったらいいか分からなくなって、でも車内がシーンとなってまた彼が何か言い出すのが怖くて、自分から話そうと努力する。

そういうときに思い浮かぶ話題はいつだって、ちょっと哲学的なことばかり。

多分、それは自分が大切にしている考えや価値観だから、その自分の中にしまっている秘密の一部を少し見せることで少しの罪滅ぼしになればいいと思っているんだ。


#断片note

いつもありがとうございます☺️