母なる愛と父なる愛、その弐。

昨日こんな記事を書きました。

今日は、この続きです。長いです。

また、
この一連の記事の内容について、初めに断っておきますが、
性別役割分業を支持する意図は一切ございません
また、男性がお父さんで、女性がお母さんであるということも
前提にしておりません。

性別に関係なく、それぞれの家族にある、それぞれの役割を
ぜひ大事にしてください。

本記事に出てくる表記は、自分の経験と、
今まで出会った書籍たちの表現を尊重したものになっています。

予めご理解いただいたうえで、お読みくださいね。

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昨日の記事は

母なる愛が発達心理学上では大切だって言われているけれど、
父なる愛も大事なんじゃないの?

というところで終わりました。

では、なぜそう思ったのか。
それは、
自分自身が父の愛を感じずに育ったことで、現在の人間関係や、人間関係を構築することに弊害が起きてしまっている(ように思えるから)です。

ここから先、自分の体験談と、それによる超偏った結論が書いてあります。
お時間なさそうな方は、読まずに一番下までスクロールを。
結論が書いてありますので。笑

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自分の幼少期に、父親はほぼいませんでした。
片親ということではなく、純粋に、父の仕事が忙しかったためです。

自営業だったので休みは月に一度だけ。
その休みも、半日寝ていて、昼に起きたら酒を飲み、夕方一緒に外食する。

また父は、荒れはしないものの大酒呑みだったので
私の記憶の中の父は9割べろべろでした。

そして、父の最も変わっている点は、
私のことを一人の女性として扱っていたというところでした。
あ、変な意味ではないですよ。

私が物心ついたときから、
私のことを「(本名)さん」と、呼んでいました。
ちなみに母のことも、同じ形式で呼んでいました。
距離感しか感じていませんでした。

さらに、ほとんど私に触れたことがありません
正確に言えば、そういう記憶が自分にないだけなのかもしれませんが。

相当小さい時に、移動のために抱っこしてもらった経験がいくつか、
小学二年生の冬、父方の祖父の葬式の時に泣いている私の頭に手を一度だけ置いた。

これだけです。

私のこと好きなのかな?
って、思ってました。子どものころ。

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父は私の母のことを本当に愛していて、
だからか家族で食事をしていても、ほとんど私に目もくれないんですよ。
母にばかり話しかけている。

当時の私は、
普段家にいない+酒飲み+母にばっかり話しかけて自分に構ってくれない
ってことで父が嫌いでした。

けれど家族は非常に父親のことが大好きで尊敬してたから、
いろんな面で「お父さんだから」と優遇していました。

自分にとっては嫌なことでも、
「お父さんのために、」とか言われて付き合わされたりしました。

他の家のお父さんみたいに、手をつないだり一緒に遊んだり抱きしめてくれないのに、この人は、本当に私のお父さんなの?

冗談抜きで、今でも思ってます。

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そうして大人になった今、
自分を無条件に受け入れてくれる誰かを、無意識下で探しているように思います。本当になんでも受け入れてくれる、お母さんのようなお父さんのような存在、かつ性的な関係抜きで。

けれど、それを他人に求めることは、簡単ではありません。
距離感を間違えたら、相手も自分も壊れてしまいかねないですから。
そして何より、異性の場合だと高確率で男女の関係になります。
そうなると、必ずめんどくさい結果が待ち受けています。(私調べ)


こうやって今まで試行錯誤した結果、
健全な人間関係が築けず、人間そのものを疎み嫌い、
愛着対象とする人を見誤って勝手にひとりで傷つき、
じゃあもう一生独りで生きてやるもん!と思う、
だいぶひねくれた思考の人間になってしまいました。

結論、
両親との適切な距離感は子どもの健全な生育にかなり重要!
ということですね。

私は、母とも父とも距離感を見誤ってしまったので
もうどうしようもないですね。
(母は逆に、近すぎたパターンです。覚えていたら後日記事にします。)

個人の体験なので考えが偏ってますし、
文字にするのがとんでもなく難しかったので、わかりにくい記事になってしまいました。ごめんなさい。



ここまで長々とお付き合いくださり、本当にありがとうございました。


では。




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