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ブランドとしてのお香

現在の恋人と付き合い始めてから、私はお香が好きになった。
特に一番好きなのは、Lisnというブランドのお香。
シンプルなデザインと、100種類以上の香り、そして香りにあわせて配色されたカラフルな色。一本の長さは約15センチほどで、15分間香りを楽しむことが出来る。

恋人が、京都へ出張に行った際に、お土産として買ってきてくれたのがLisnだった。
それから私はお香の魅力に憑りつかれ(笑)、ライフスタイルショップで売ってる様々なお香を買って試した。
どれもこれも、本当にいい香りばかりで、お香がこんなに身近なものになるとは思ってもいなかった。

「お香」と聞くと、お墓参りや、お線香や、仏壇や…とにかくポジティブなイメージが持てない人も多くいるのではないだろうか。
しかし、現代においてお香は自身の心身をリフレッシュさせたり、癒したりするのにとても最適なアイテムの一つだと思っている。

以前、海外のアジアンリゾートに宿泊した際も、ホテルのラウンジや客室にはお香が焚いてあり、気分を落ち着かせてくれるような良い香りが仄かに漂っていた。
国内の某有名なホテルに滞在した際も、エントランスにはお香が焚いてあり、良い香りが宿泊客を出迎えていた。
このように、お香は自身で楽しむだけでなく、特別な空間を簡単に作り出すことも出来るのだ。

私も、仕事で疲れた日や、ちょっとだけ息抜きしたいなと思った時にはよくお香を焚く。
そうすることで、自身の頭のリフレッシュにもなるからだ。

そして私には、もう一つ、Lisnの好きなところがある。
それは、一つ一つの香りに添えられている、ストーリーだ。
Lisnは、季節ごとにいくつかのインセンスがセットになっているのだけれど、そのインセンスひとつひとつに対してとても素敵なストーリーがつけてある。
個人的には、このストーリーを考えていらっしゃる方に是非弟子入りを志願したい。そのくらい、本当に私好みのストーリーなのだ。
また今年も、秋が、少しづつ足音を立てて近づいてきた。
早くLisnを訪れよう。そしてまた、新しい香りを探しに行こう。


もしも香りものが苦手ではないのであれば、是非試してほしい。
Lisnに関しては、日本国内だと現在京都と、東京の南青山に店舗を構えている。
私は両方とも訪れたけれど、どちらもLisnのイメージにとても合っている空間だった。
さて次は、どの香りにしようか…。


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彼方

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