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東大生が高卒上司に鍛えられて、仕事で気をつけるようになったこと

こんにちは。
インターンをしている東京大学4年の大屋です。

Heydayでインターンを始めてから1年が経ちました。私はインターンを始めるまで、ベンチャー企業や起業家などと関わったことがなく、「べンチャー企業」に対しては、「やる気のある人が多く、大企業よりも意思決定しやすい」ぐらいの漠然としたイメージしかありませんでした。入社してみて実際にその通りだった一方で、だからこそ意識しなければならないことが多いと感じました。

そこで今回は振り返りがてら、普段感じている
・スタートアップ企業だから必要なこと
・求められる仕事の仕方
についてお話ししたいと思います。


スタートアップ企業らしさ

私が感じている「スタートアップ企業らしさ」は以下の4点です。

・マニュアル化されていない
・求められる仕事がすぐに変わる
・意思決定のスピード感
・自分の仕事が会社の業績に直結する

これらは全て良い点と悪い点の両面を持っています。この「らしさ」があるからこそ、企業は環境の変化に即応して柔軟に意思決定でき、社員がやる気を持って仕事に取り組めるのだと思います。一方で、働く人は次々に変わる環境や仕事内容に適応し、それぞれの仕事で継続的に成果を出さなくてはなりません。

例えば私の仕事も、採用メディアの運用といったHR業務がメインになったのは最近です。それまでは、Heydayの事業や状況に応じて、マーケット調査や資料作成などを急に任されることがよくありました。それぞれの仕事もマニュアル化された単純作業や事務作業ではないし、タスクの内容に関して上司から細かな指示を受けるものでもありません。

また上司の意思決定がとても素早いです。タスクを実行するかしないかなどの小さなことのみならず、事業の方針を転換するのかしないのか、今までやってきたことをやめるのか続けるのかなど、かなり大きなこともすぐに決まります。

そしてその意思決定には、インターン生を含めた社員一人一人の仕事も大きく影響します。社員全員が一人で担当する役割や仕事を任されており、それぞれが責任を持って仕事をこなしている印象が非常に強いです。人数が少ない分、会社の業績への影響も大きいと思います。


仕事に必要なこと

では、そんなスタートアップ企業で求められる仕事の仕方とは、どのようなものなのでしょうか。

1年ほどのインターンを経て大事だと感じたのは、「全体を俯瞰すること」「相手の期待を上回る努力をすること」です。

全体を俯瞰する

なんでもネットで調べれば、無限に情報が出てきますよね。すぐに情報の洪水に陥ってしまうといっても過言ではありません。

そこで重要になるのが、①情報や個別の事柄の特徴を見極め、②一つ一つが全体の中でどのような働きをしているかに着目して分類することだと思います。

鳥が地上全体を見るように、俯瞰することを心がけています。

もちろん、個別具体的なものを間近でじっくり観察するのも大事です。Aという事柄について、詳しく知ることができます。一方で、それだけではAが他と違ってどのような特徴を持っているのか、他にどのような影響を与えているのかを把握することはできません。そのため、Aという事柄を取り巻く全体を俯瞰する必要があります。
Aが事柄BやCにどう影響しているのか、はたまたA, B, Cの関係は全体にどう影響しているのかなどを見ることが、重要ではないかと感じ実践しています。

こうすることで、散乱していた情報が一つの全体としてまとまり、全体の中での役割が分かるようになります。その結果、一つ一つの情報の特徴を生かし有効に使えるようになるのだと思います。

相手の期待を1ミリでも上回る

私は、仕事が固定化されておらず、新しい仕事がどんどん出てくる環境にいます。だからこそ、一つ一つの仕事で相手の期待をわずかでも上回り、評価や次の仕事に繋げる必要があるなと感じています。

では、仕事を任せてくれた人の期待を上回るにはどうすれば良いのでしょうか。
私は、「なぜその仕事が自分に渡されたのかを把握する」ことが重要だと思っています。

私は、何かを依頼されたら次の3点を意識しています。
・私の仕事が何に使われるのか
・その先にある目的は何なのか
・なぜ「私」がやるのか→自分だからできることは何か

例えば資料作成を任されたとすれば、
・私の仕事が何に使われるのか(プレゼン)
・その先にある目的は何なのか(お客様との成約)
・なぜ「私」がやるのか(デザインが上手だから→見せ方を工夫する)
といった具合です。

これも先程の「全体を俯瞰する」に通じるところがあります。
依頼されたタスクが全体の中でどのような働きをすることになるのかを意識するだけで、資料に必要な情報を加えたり、目的に適したフォーマットや整理の仕方でタスクを提出したりと、プラスαのことができると思います。

そして自分にしかできないことを通じて付加価値をつけることが、相手の期待をわずかでも上回る方法なのだと思います。
他の人より作業が早い、表が見やすいなど、ちょっとしたことが自分の強みになります。この自分の強みを利用して、自分ならではの付加価値を創出していくのです。


以上、私が考えるスタートアップ企業で必要なことです。もしかしたらスタートアップに限らず、仕事全般に言えることかもしれません。

インターンでは、どんなタスクでも上司がフィードバックをくれます。失敗はしないに越したことはありませんが、フィードバックと改善を繰り返してどんどん成長していきたいと思います!

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