「好きなことを仕事に」が間違っていたと気づいた話
私は、昨年の秋に会社を辞めて、
「自分の好きなことを仕事にして、楽しい毎日を過ごしていこう！」
と、頑張ってきました。
でも私には（あくまでも私には）、
「好きなことを仕事に」することが間違っていると気がついたんです。
「好きなことを仕事にしているはずなのに何だか上手くいかないんだよなぁ…」
「好きなことをやってもすぐに飽きてこれじゃないって思っちゃうんだよなぁ…」
そんな私の悩み癖とおさらばできることになって、
本当にスッキリしています！！！
私と同じ気持ちで悩んでいる方、
好きなことを仕事にしたいと頑張っているけど上手くいかない方に
ぜひ読んで頂けたら嬉しいです♪
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間違いだったと気が付いた大きなきっかけは2つあります。
1つ目は、好きだと思っていた仕事が本当は好きじゃないと気が付いたこと。
私にとって好きだと思っていた仕事は、「話を聞く仕事」です。
でも、共感性が高すぎる私にとっては、すごくエネルギーを使うことで、
いざ実践を踏んでいくと「大変…」という気持ちの方が大きくなっていました。
この「大変…」と感じるまでにも時間がかかってしまったのですが、
気が付くことができたので、
話を聞く仕事について脳内会議をしてみました。
すると、
「話を聞くことで誰かに喜んでもらえたっていうやりがいが好き！」
という私の声が聞こえてきて、なるほどなと思いました。
話を聞くことで得られる感情だから、
話を聞くこと自体が好きなんだと錯覚していたけれどそうじゃないんだな。
私にとって話を聞くことは好きなことじゃなくて、
得意なことだったんだな、と気がつきました。
2つ目のきっかけは、仕事の目的と人生の幸せの関係性を考え直したことです。
これまで好きだと思っていた「話を聞くこと」は、得意なことだったと気が付いた私。
瞑想して、心を真っ白にして、どんな時が一番幸せかを想像してみました。
そうしたら、
温かい風に当たりながら横になって読書をしている自分が浮かんで、
コレだと思ったんです。
でもそれを仕事にする？それが本当の幸せ？と考えた時に、
「仕事の目的と、人生の幸せは同じじゃなくていいんじゃないか」と思いました。
そもそもなぜ好きなことを仕事にしたかったのかというと、
私は仕事にあてる時間が、人生の大きな割合を占めることから、
人生＝仕事という思いが強かったのです。
仕事も、私の好きなことをしたら、
人生“効率よく”幸せになれるのではないか、と。
でも仕事って、
自分以外の誰かの役に立ったり、価値を提供することなんですよね。
私はずっと、自分にばかりベクトルが向いていて、
「私が幸せになりたい」
「私が好きなことを仕事にして楽にお金を稼ぎたい」
という私欲まみれでした。
仕事の意義は、自分ではなく、自分以外にあると気が付いた時、
好きと思えない仕事でも、
自分がエネルギーを使う仕事でも、
それが私にできる誰かの役に立てることなら、やる。
そう思えたんです。
まぁ、仕事をする根本的な理由は「自分が幸せになりたいから」という気持ちですし、今は全く無いと言えば嘘になりますが…！
幸い私は、
誰かに喜んでもらえたり、
自分にしかできないことで人の役に立てたと感じることが
ものすごくやりがいになる性格です。
そのやりがいを求めて仕事をやっていくのも悪くないなと、
上を向けた感覚でいます。
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個人事業主として働くまでに、100冊以上の本を読んできましたが、
読書録を見返すと、似た言葉がたくさん並んでいます。
社会の歯車になってたくさんの人を感動させる。
誰かの役に立つことをビジネスにする。価値提供の対価でお金をもらう。
大切なことは社会問題の解決に寄与し、社会から認められること。
「どうしたら、自分以外の誰かの役に少しでも立てるのだろう」と考える。
自分のため、好きなことを仕事にするという考えを改めた今、
「好きなことを仕事にしているはずなのに何だか上手くいかないんだよなぁ…」
「好きなことをやってもすぐに飽きてこれじゃないって思っちゃうんだよなぁ…」
という気持ちを抱えることはもう無いと思います。
これまで私が3年以上キャリアを考えていく中で
いつも付きまとい悩み続けてきた大きな問題に、
私なりの答えを出せたことを、非常に嬉しく思っています。
これが私の4か月の準備期間の1番の成果かもしれない…！（笑）
そんなこんなで、何とか仕事の方向性を定め動き出しております。
どんな仕事を進めているのかご報告させて頂きたいと思いますので、
よろしくお願いいたします！
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補足しておく必要はないだろうと思いつつ一応お伝えすると…
好きなことで誰かの役に立てる人や、好きなことをすることが人生の第一優先な人など、
私の意見と異なる人も多数いることかと存じます。
そんな人には、あくまでも私の考えとして受け流して頂けると幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました！
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