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本よみ日記18

9.11土から9.14火

土曜日。2回目のワクチン接種の日。副反応がよくでる翌日に息子と二人きりなることにたいへんビビっていた。ビビリは数日前の買い出しにわかりやすくあらわれ、カゴは普段買わないもので溢れかえる。もう、本当に、今回限りにしておくれよ、と切に願った。

早めに出かけ、大きなブックオフに寄る。気になる本をみつけ手に取る瞬間瞬間は楽しいのだが、間にある、棚をひたすら見つめる行為の隙間へなにかが流れこんできて、チェックしようとした作家を見ないで通りすぎたりしていた。集中できないというか、心がざわざわして上滑りしていた。

日曜日。微熱と倦怠感。やわらかくて薄いものにふんわりと梱包されている感じ。意識して動いた方が楽であった。こういうときは読書だと読んでみるも、またもや上滑り。あきらめて雑誌や映画をつまんで過ごす。

月曜日。息子の病院の日。来年の大仕事の予定が決まる。

火曜日。幼稚園の半日保育が続いている。午後は雨予報なので図書館と買い出し。みんなの日記を読み楽しそうだったので、私も秋に読みたい本を選書してみようと思う。今のところ決まっているのは、孤独を描いたジュンパ・ラヒリ『わたしのいるところ』、堀江敏幸『河岸忘日抄』。季節や自分の気持ち、流れを意識して本を選ぶのがめちゃくちゃ楽しい。なんで今までしなかったのだろう。笑




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