2ndシーズン9日目
7:00目が覚める、、、、体に神経が通う
さて、ミギーの具合は、、、
「キター!!」
痛みの引き半端ない!
タイガーバーム、あんたスゲーよ!!
幸か不幸か旅は続けられる。
ここで調子に乗らないのがミソ。
念入りにマッサージとバームの重ね摺り込み。
あと昨日出来なかった洗濯。
備え付けのインスタントコーヒー飲む。
個装コーヒーなので残りはカバンに入れる。
道中息抜きにいいかも!湯沸かしは無いけど、
もう水がほぼお湯なので問題なし。
もう一度シャワーを浴びる。
洗濯すぐ乾く。
10:00チェックアウト
受付の子に自転車で来たの?と言われ
「はい」と答える。
「coolね!」と言われ、
「いやhotだと思います」
気温の話やないのは分かってるのに、
乏しい語彙力で異様にカッコつける。
「・・・オッケー」そーね、と彼女は返す。
『オッケー』はポジティブな言葉だけれども、
話を終わらせる強力な力を持っている。
素直に鍵を返してチェックアウトだけしてろ!と思われている。
サウスヘッドランドにコールス(スーパーマーケット)かあるのが分かった。
向かってみるとなかなかのデカさのショッピングモール!
今日も夜に走るつもりなので、
1日中そのモールで過ごすことに。
お尻に敷く柔らかい素材ないかなとか、野菜ジュース無いかなとか、
ぷらぷら〜ぷらぷら〜。
お昼は昨日のうちに買っといたハムで済ます。
夕方にはマクドナルド。
ポテトとコーラのフローズン。
知ってる味の安心感。
夜20:00まで時間を潰し、ゴンゾーと共に出発。
今日の目的地はウィムクリーク
距離109km
そこは、以前も休息地点として寄ったところ。
もともとホテルがあったようだけど、もう廃業してるみたい。
それでも、休めるベンチくらいはあるだろうと。
ポートヘッドランドは街なので、
20kmほど離れるまでは、とにかくロードトレインの往来が多かった。路肩は場所によっては狭いところもしばしば。
一番怖いのは橋。橋だけは路肩が殆ど無いので、そこを通る前に後ろにロードトレインのライトが見えてないかよく確認してからゴー!
奴らが来る前に必ず渡り切る、、、しんどい。
ロードトレインは後ろのトレーラーに荷物を乗せると何百トンにもなるらしく、ブレーキを踏むとそれらの慣性が止まらないためグワッガッシャーーーッンってなるらしくかなり前もってスピードを落として行かないといけないらしい。ドライバーも命がけってこと。
彼らが通った後の、爆音と爆風はスゴイ💦
ポートヘッドランドから20〜30km離れると、
ピタッとロードトレインが通らなくなった。時間のこともあるだろうけど。
やっと普通の精神で夜走行が出来るように。
ミギーも今までと変わらず動いてくれてる。
スパゲッティの缶詰
いろんな缶詰があるけど、コレは変やわ。
買っといてあれやけど、上手くもないし笑
けどツナばかりも飽きるから。
夜のうちに80km走行。
日が登ってから30km残しとなったが、
豆に休息をとりながら、無事にウィムクリーク着。昼前だったかな。
以前はテーブルセットがあってそこで寝た記憶があるけれど見当たらない。
アコモデーションの廃墟があったので、
屋根もしっかりあるしそこで休む事に。
ただ、高さがない場合、アリの襲撃がメッチャウザい。基本的にオーストラリアの昆虫は凶暴な気がする。国土がめちゃめちゃデカいし、過酷な暑さと乾燥の中行き抜いて来てるからなのかな。
ウザイ。噛んでくるし。痛いし。
そうこうしていると、オージー夫妻がウィムクリークのトイレを利用しに寄って来られて、
「何やってんだ⁈」
多分自転車を漕いでるのは分かってるので
「休憩を」
「ファッキン!なんちゃらかんちゃら」
もうメッチャ早口で全然聞き取れなくて、、、ファッキン以外。でも言葉の半分ファッキン言ってるので、ある意味半分聞き取れてるんやけど(^_^;)
それで、結果的に氷と冷たい水一本くれるって言うこと。宿がない時の冷たいものを下さるの、本当に嬉しい。ありがとうございますm(_ _)m
人に迷惑を掛けずにと思ってるけど、もう本当コレは断れない(>_<)飲みたい(>_<)
ありがとうございます😭
またしばらく休んでいると、韓国の方で4人組の観光客さんが。
僕は頼まれてもないのに
「こちらがウィムクリークホテルの廃屋です」とかって、ガイドかっ!てなって。
まぁ正体はただの休憩おじさんなんですけど笑
それで、お会いできて良かったって言ってくれて、こちらもです!って仲良くなって。
写真を一緒に撮りました!
ガイドになったつもりでメッチャ顔とかイキッてるけど、下パンツなんですよね。ちょっとバイクショーツ履くのしんどくて(^_^;)
ホテル廃屋、ちょっと気味悪いと思ったけれど、既視感あって懐かしい、嫌じゃない気持ちになった。
夕方、ハエも少なくなって来た頃、ウィムクリークを出発。
明日は、ローバーンと言う小さな町とカラサと言う大きな街の手前のロードハウスを目指す予定。
124kmの走り。
夜のうちに70km稼ぎたい。
ところが、この日は眠くて眠くて、何度も自転車が寄れて。無意識で漕ぎ始めると、ホント車とかに注意向かなくなるので、もう道端で寝ることに決めた。動物やトラックなどいろんな恐怖があるけれど、睡魔はそれら全部凌駕して自動で一番上に来る。この感じも、、、あー確かにそうだったなぁと昔と照らし合わせながら少しずつ進んだ。