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第一回挫折

昨晩11:00頃から走り続け、この旅のスタート地点のブルームを除いて1回目の街ポートヘッドランドが今日の目的地だったけど、、、
昨晩からの鬼の逆風で、稼ぎ時の夜のうちにほとんど距離をかせげず50km
その後、日が照りつける中何とか50km
危険な暑さと給水やお店が道中あるわけではないので、ちょっと今思い出しても怖かった。
日焼け止めを塗っても腕に水泡がボコボコ沸騰してるように湧き上がってくる状態
最後の50m 向かい風が一向におさまる気配なく自転車が全く漕げず手で押して行こうと決断。
すでに疲弊していたので、道路脇で横になっていたところにオージーとアボリジニーの子供さん(親子ではなくアボリジニーのお子さんのお世話のお仕事なのか)が車から顔出して
「大丈夫?」と、声をかけてくれた。
「大丈夫ですが、もし水があれば頂けないですか💦スミマセン」
水はなかったのだけれど、マックのポテトと
オレンジのシェイクとライチの缶ジュースをくれて(>_<)
ほんと、人のもの頂きながら何やってんだろと、、、あんたの旅あんたで勝手に完結させろやってね。人を巻き込んで、人に本来不要な心配かけて、、、猛省。
これからは人に心配かけるなら辞めるか
安心して見てられる漕ぎ方をするか、どちらかにします。
で、その子がくれたオレンジシェイクが、もううますぎて泣けて。。。
太陽の暑さが弱まる18:30
あとの50kmを漕ぐのはやめて手で押して行こうと始めた矢先、また先程オージーが戻ってきて、また「大丈夫か⁈」と聞いてくれた後は、
僕の返答は聞かずに車の後ろにゴンゾーを積み込んだ。
「ポートヘッドランドに向かってんだろ⁈」
「はい」
アボリジニーの子供に
「自転車の横に移って」と指示し
「君は助手席に座って」と。
すぐに「まだ自転車続けるんで下ろして下さい」と言えなくて、すごくホッとしてその人に感謝してる自分がいて。
そんなだったらさっきのシェイクもポテトもホント申し訳なかったなって言う情けなさが込み上げてきた。
車の中で「今日は44度までいった」と聞いた。
そのジェントルマンに、オーストラリアの気温の事や水がどこでも補給できるような大陸でないこと知ってなきゃ駄目だ」と注意を受けた。偉そうに言ったわけでなく、行動と準備と結果と自分で責任持てよ、その為にそんくらい知っとけバカ」と言う事やと解釈してます。
今日は、ホント情けない。
一度出来たことは二度出来るだろうし、むしろ経験ある分有利だとくらいに考えてたのがバカ。
 
 この度辞める気は無くて、あの頃の自分ともう一度会いたい、また自分の中の底知れぬパワーを引き出したいと思っているけど
全部自分の話なので
ちゃんとコントロールして人に迷惑をかけない。
ホントそれします

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