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法務局へ。6/22

今朝の体温 36.6

実家の土地の地図を交付してもらうため、法務局へ。

ここで言う地図とは、ある地域の土地の状況がどうなっているかをおおまかにまとめた地図。都市部だと開発に伴って測量が行われているので正確なものが存在すると思うが、開発されずにきた田舎の場合は明治時代の土地家屋台帳から写していることが多い。

まずは地番調べから。住所と地番はだいたい違うというので、管轄法務局(調べたい住所の管轄法務局)で教えてもらいます。
うちの場合、住所のあとにー1とー2という2つの地番が割り振られていることがわかりました。
地図、測量図、両方が存在するエリアもありますが、前述のように該当地番はド田舎で区画整理もされていないため、測量図は存在しないことが判明。まあ思った通りでした。
管轄法務局に郵送で依頼することも可能ですが、返送用封筒を用意したりするのがめんどくさいし、返送までの時間がかかるため最寄り法務局で地図をもらうことにします。
地番がわかれば全国どこの法務局でも地図の写しが取れます。

家からのルートを確認し、現地へ。
11時半ごろ到着した時には駐車場は満車。数分待って入りました。入口で駐車場の担当者に車番を伝えて紙をもらいます。駐車料金は無料です。

受付で地図が欲しいことを伝えて「書面請求申請書」で地図を指定し、提出。順番が来るまで待ちます。

土地、登記に関する相談が可能だというので、待ち時間の間にそちらに移動し、受付をしてもらいました。待ち時間ナシですぐにOKだそうです。特に時間の制約もないというスバラシイ対応。ヒマなんですね、よかったです(笑)。

パーテーションで区切られた相談ブースで担当者を待ちます。偶然、私と同じ苗字でした。私の苗字、そんなにありふれたものじゃないのですが、たまにこうやって病院や職場で出食わしてびっくりします。
相談中に地図があったほうがいいということになり、依頼していた地図を受け取るため中断。

450円と言うので支払おうとしたら「印紙で頼むわ。そこに売ってるし」との指示。すぐ傍らに、昭和の匂いプンプンの印紙売り場があって、印紙を購入し、貼って、また窓口に行くシステム。

めんどくさいわーなんで現金じゃダメなんだ。
この工程はなんのために必要なのだろう。

印紙屋さんを存続させて印紙担当を雇うため?
もしかして印紙屋ってものすごい権力を持った圧力団体なの???

すぐそこにあるからいいんだけどね。
すぐそこにあるならもう受付で印紙貼ってくれよとも思うけど。

というわけで、地図を持ってまた相談に。

私の主張には世間一般に認められた正当性があり、相手はかなり無理を言っていることがわかった。
最初からそう思ってたが、裏付けの1つが取れた。
でも、いったん無理な主張をされてしまうと放置も難しいみたい。
今後は「放置できるか」について調べて行こうと思う。

せっかく法務局に来ているので、他に何かすべきことはないか、相手の土地の所有者を調べるのはどうかと質問。
「調べといたほうがいいかもね」とのことで、さきほどの窓口で「全部事項証明」を申請。すると、ほとんど証明する事項がないことが判明。というのも、戦後すぐに所有者が変更され、以来なにも変化がなかったから。
ということは、全部事項証明じゃなくてもっと安い証明でもよかったわけだ(笑)。
それがわかっただけでもまあいいか。次のステップがわかるからね。

帰りは駐車場けっこう空いていました。
所要時間は1時間ぐらいだったかな。

法務局、面白かったです。
行くのは三度目ですが、主体的に利用したのは初めて。
法令指定都市なのに、中はまるっきり昭和然としていて驚き。

そういえば市役所も県庁も年金事務所も、中が古臭いんだよね。
大都会でもそうなのかな。
格差があるかもしれないね。

で、この格差はコロナを経てさらに大きくなっていくと思う。
小さなところほど赤字を吸収しきれないから、当然の帰結です。
夕張みたいな町が増えると思うよ。
ド田舎の人は特に要注意。
「こんなことになるなんて思わなかった」なんてことにならないように。

田舎に移住する人も多いみたいだけど、逆に田舎から脱出したいと思う人はそんな人たちにさっさと家屋敷を売りましょう。
それでwinwinです。

きっと今から移住する人は熱意をもって町の運営をしてくれるはずです。知らんけど。
熱意のある人がやるべきなんだよね。ずーっと田舎にいると、田舎の不文律をあたりまえだと思ってしまうからダメなのよ。




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