見出し画像

2023年夏:コロナ後の欧州旅行;(その3)持っていかなかったもの

2023年8月に欧州2都市(ベルリン、パリ)へ家族旅行しました。
計12日程の個人旅行での準備・持ち物についての気づきをメモしておきます。

気づきの第三弾として、ガイドブックやブログでは「持っていくべき」とされていたものや、20年前では持ち物リストに入れていたもののうち、今回は「持っていかなかったもの」をメモします。

【注意点】旅行者である私は、2000年代に欧州在住経験が2年あります。英語とフランス語が日常会話程度にはできます。海外個人旅行の経験がありますが、今回の家族での海外旅行は2013年頃以来で、コロナ後では初めてです。
家族には思春期の子どもが含まれます。
今回の旅行は、ゆるっと観光地を回ったり、街のスーパーマーケットやドラッグストアを回ったり、といった感じのものでした。




不要①:wifiルータ

海外でも「電話回線」自体を使うことはなくLINE電話を使うと思いますし、データ回線が快適に使えればよいと思い、今回は携帯キャリアの海外ローミングを利用してみることにしました。
具体的には、下記の記事で書いたとおりです。

実際、ホテル内ではホテルのwifiが快適に使えましたし、外出中は私の海外ローミングに家族スマホがデザリングしていて、何の支障もありませんでした。
街歩き時の持ち物を一つでも減らしたかったのと、wifiルータを毎日充電したり、無くさないよう気をつけたり、といった煩わしさからも解放されました。
お値段的にも、海外wifiルーターをレンタルする場合と比較して1/3程度に費用圧縮できました。


不要②:変圧器

変圧器は20年前の海外旅行ではマストアイテムでした。
しかし今は、日本製の電化製品もほぼヨーロッパの電圧に対応しているようで、ガイドブックでも必須扱いにはなっていませんでした。
というわけで、変圧器は重いですし、今回は持っていかないことにしました。
ちなみに、今回持っていった電化製品は、iPhone、iPad、Macbook、ドライヤー(海外OKタイプ、クラファンで購入したものの2つ)、ヘアアイロン(panasonic)です。

この中で唯一、クラファンで購入したドライヤーだけが、おそらくショートしてしまって壊れ、使えませんでした。事前に海外使用OKか確認せずに荷物に含めてしまったので、自己責任です涙。

ちなみに、変圧器は不要ですが、プラグ形式はヨーロッパと日本は異なるので、「変換プラグ」は何個か持参する必要があります。(ベルリン、パリとも「C」です。)


不要③:湯沸かしポット

20年前までの海外旅行では、例えばフランス国内の湯沸かしポットが部屋に備えついていない二つ星レベルのホテルを利用することが多く、湯沸かしポットとカップ持参が必須でした。
今回は、ベルリン、パリのいずれもキッチン付きのアパートメントタイプのホテルを予約しましたので、湯沸かしポットは持っていかないことにしました。
現地ホテルにはいずれも、電子ケトルが備え付けられていました。

ちなみに私が所有している海外旅行用湯沸かしポットは、20年以上前に買った、アルミ製のトラベルクッカーに注ぎ口がついたような形のものです。(確か、ゆで卵も作れます、といったうたい文句だったような)

もし今、改めて購入するなら、”シリコン製&折りたたみ式”にチャレンジしたいです。「MONOQLO」商品テストで1位になっていた「エイアイエス 折り畳みケトル」に興味があります。



不要④:レトルト食品、カップ麺、パックごはん

旅行中に日本食が恋しくなることはないだろうとは思っていました。
しかし、万が一、体調が悪くなったら、消化のよい日本食しか喉を通らなくなる可能性があるなとも思いました。
このため、必要最小限でなるべく「軽い」日本食を持っていくことにしました。

あれこれ検討する中で、レトルト食品とパックごはんは「重い」ため、対象から外しました。
あとは軽くて、かつ、なるべくかさばらないもので、おいしいもの、特に体調不良前提で優しい味付け、という観点で探してみました。
この観点でカップ麺は味がどぎついかもしれないということで対象から外しました。
その結果、持っていったのはアマノフーズのフリーズドライの雑炊とにゅうめん。スープよりはかさばりますが、主食になるものということでこれにしました。

我が家ではフリーズドライの汁物を常備していて、中でもアマノフーズのフリーズドライ味噌汁がおいしくて愛用しています。このため、アマノフーズさんであれば大丈夫だろう、と信じて初めて購入してみました。

結果は大正解でした。2回ほど、これプラスアルファで夕食としました。
これ自体は、お吸い物お椀一杯に少々のご飯か麺が加わった程度のボリュームですので、これだけではお腹いっぱいになりません。とはいえ、出汁の風味を中心としたほどよい味付けとにゅうめんまたは雑炊の喉ごしのよさ、そして汁物の温かさに、ほっとしました。

まとめ
ガイドブックやブログで「持っていくべき」とされていたり、20年前の海外旅行では持参していたもののうち、今回は「持っていかなかったもの」で実際に不要だったもの
①海外wifiルーター:携帯キャリアの海外ローミングで十分に用を果たし、かつ海外wifiルーターレンタルより安価だった。
②変圧器:かなり多くの日本の電化製品は海外電圧対応となっていた。
③湯沸かしポット:アパートメントホテルには湯沸かしポット常備であり不要。(お泊まりになるホテルの備品を事前にチェックしてみてください。)
④レトルト食品、カップ麺、パックごはん:食べ物は個人の好みや持っていく目的が異なると思います。体調不良に備えるなら、和風あっさり目がお好みの方は、アマノフーズさんの「リーズドライの雑炊とにゅうめん」はお好みに合うかもしれません。

以上が、2023年8月のベルリン、パリ計12日程の個人旅行での準備・持ち物についての気づきメモ第三弾、持っていかなかったもの編です。
みなさんのご参考になれば幸いです。


よろしければサポートお願いします! いただいたサポートは未来の記事に向けたエネルギーチャージに使います!