「わがままばくだん」
「わがままばくだん」って知ってる?
今日はみんなに「わがままばくだん」の“秘密”を教えます。
「わがままばくだん」を知っていると、子供の頃から大人になってもいいことが沢山あります。
今日、聞いたお話は、なんとなくでいいから覚えておいてくださいね。
いつかきっと何かの役に立ちます。
「わがままばくだん」はどこにいるの?
「わがままばくだん」は目には見えないけど、人の“よわい心”が大好きです。
人の“よわい心”にとりついて“よわい心”を「わがままばくだん」が包み込んで見えなくしてしまいます。
「わがままばくだん」に“よわい心”を包み込まれた人は自分の“よわい心”が見えなくなって、自分の心が強くなった気がします。
こんな感じで、本当は“よわい心”なのに「わがままばくだん」がその心を包み込むと自分の心が“つよい心”になったような気持ちになってしまうのです。
偽物の“つよい心”ですね。
「わがままばくだん」は何がしたいの?
「わがままばくだん」は人の心を少しずつ“悪い心”に変えていきます。
“悪い心”に変わってきた人は不思議なことに自分の心では反対の気持ちになります。“悪い心”なのに“正義の心”を持ったつもりになるのです。
この“偽物の正義の心”は“よわい心”を“偽物のつよい心”に変えてしまう力を持っています。
もともとは“よわい心”だった人は“悪い心”の力で強くなった“偽物だけどつよい心”になった自分の力を試してみたくなります。
本当に“つよい心”の人は自分の中で自分が“つよい心だ”とわかっているので「自分の強さ」を試したりしなくてもいいんだけど、“よわい心”の人は「強い」ってことがどんなことかわからないから試したくてしょうがないんです。
新しいおもちゃやゲームを買ってもらったら、すぐに遊んでみたくなるでしょ?あれです。
でも、本当は“つよい心”になってないのをなんとなく分かっているので自分よりも“つよい心”の人には向かっていけません。
だから自分よりも「よわい人」にその力は向かっていきます。
その時に「わがままばくだん」は爆発するのです。
「わがままばくだん」は爆発したらどうなるの?
「わがままばくだん」に心がつつまれた人が自分の“つよさ”を確かめるためにする事は「自分よりもよわい人」を自分の思い通りにさせることです。
(ここから先は「自分よりもよわい人」を「Aくん」でお話ししますね。)
「自分よりもよわい人」を自分の思い通りにさせようする時に「わがままばくだん」は爆発します。
爆発は目には見えませんが、言われると凄くイヤなことや、されると凄くイヤなことを爆発によってぶつけられるので「Aくん」には凄いダメージがあります。
「Aくん」は、普通に今まで「なかよし」だったおともだちからイヤなことをされるのでビックリです。
その「びっくり」してる「Aくん」をみて「わがままばくだん」は満足します。満足することで「わがままばくだん」は爆発する前よりも大きくなります。
ただ「わがままばくだん」が爆発するときに沢山カケラがとびちっていて自分にもささるんです。でもその時はぜんぜん痛くないんです。
でも、しばらくたってその時の「Aくん」を思いだすとチクチクいたくなるんです。そうなるとそのチクチクいたいのは「Aくんのせいだ」となってしまい、また「Aくん」に“しかえし”したくなるんです。
そういう気持ちになったときに「わがままばくだん」は自分の心に
「もっとAくんに力をみせつけるんだ!」
と命令してくるんです。
そうなると「わがままばくだん」に命令されたから、また「Aくん」に「わがままばくだん」をもっと痛くなるようにぶつけます。
「Aくん」はもっと痛くなるけど「わがままばくだん」が爆発するときにまた沢山カケラがとびちっていて自分にもまたささって自分ももっと痛くなってしまいます。
でもやっぱり自分が痛いのは「Aくん」のせいになります。
それでまた「Aくん」を…
「わがままばくだん」はぶつけた相手だけじゃなくて「わがままばくだん」をぶつけた自分にもダメージがあるって怖いですね。
でも、もっと怖いのは自分が「痛い」のは本当は自分のせいなのに自分ではなくて、ぶつけた相手のせいになってしまうところが「わがままばくだん」の一番怖いところだと思います。
「わがままばくだん」ってこわいよね。
「わがままばくだん」の秘密はまだまだ沢山あるんだけど今日はここまでです。
読んでいて、なんとなく気がついたかもしれないけど「わがままばくだん」は実は誰の心にもあるんです。
それに気がつかなくて心が「わがままばくだん」だらけになって本当の心がぜんぜん見えなくなってしまうと大変なことになってしまいます。
だから大切なことは「自分の心」にも
「わがままばくだんがあるかも?」
と考えてみることだと思います。
偽物の正義の心の人は自分の正義は完璧な正義だと思いこんでいて自分が間違えてるなんて絶対に考えません。
なのでこれを読でくれたみなさんは、「自分が絶対に正義」だと思ったとしても、いつでも自分をふりかえって
「もしかして自分の方が間違っているのかも?」
と考える気持ちを持っていてください。
*** *** *** ***
あとがき(子供にナルシシズムを知って貰いたい理由)
初めまして。エゴと申します。
皆さんは今の日本の社会に“ちょっと普通では考えられ無い変な大人”がいる事に気付いてますか?
これだけコンプライアンスと叫ばれてる世の中でパワハラしてしまう上司
これだけドラレコの普及してる世の中で煽り運転の上に相手を殴りに行くドライバー
カスタマーハラスメントの加害者(クレーマー)
DVやモラハラの加害者
虐待や搾取やネグレクトがやめられない毒親
いじめはダメですと言いながら同僚をいじめる教師
平気であり得ない失言(心の声)をしてしまう政治家
等々その他諸々…
数え上げたらまだまだ出てきそうな感じですが、もしこれらの問題のある人達に共通する何かがあるとしたらあなたはどうしますか?
その原因として考えられる要因の一つとして「ナルシシズム」と言うものがあるのですが、この「わがままばくだん」はこの「ナルシシズム」をお子様にも分かり易くと考え書かせて頂いたものになります。
残念ながら語彙力も国語力や文章力の無い身でありながら恥ずかしくも書かせて頂いたのですが、少しでも興味を持って頂ければ幸いです。
以前に比べ、明らかにそう言う人が多くなっているこの世の中を大切な我が子がどう生きれば良いのか心配になりますよね。
無垢な子供は世の中には「良い人ばかり」と思っている子供もいるかもしれません。ただ、きっとこれからの世の中でそう言う性善説を信じきっていると知らず知らずのうちにとんでも無い事に巻き込まれてしまう可能性が増えてしまう様な気がします。
そう言う事態を未然に防ぐために、親として子供の為にしてあげられる事はしておきたいと皆さん考えることでしょう。
一応その危険な原因になり易い人格の元になるものの代表として「ナルシシズム」を出来るだけ分かり易く子供たちに理解して貰いたいと思いこのnoteを書くに至りました。
もし宜しければ、この機会に「ナルシシズム」をお子様と一緒に学んでみてはいかがでしょうか。
一応Wikipediaのリンクを貼っておきますのでご興味のある方はご覧下さい。
そしてこちらが過去に僕が「ナルシシズム」についてまとめたnoteです。
モラハラベースで書いてはありますが様々なケースに応用出来ると思います。
出来るだけ誰にでも分かり易くと心掛けて書いたものです。ご興味有ればご覧になってみて下さい。
お読み頂きありがとうございました。
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