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【5月19日の3000字日記】なんてことない1日にだって、小さな幸せはたくさんある

11:00 起床
こんなに寝てしまうなんて。時計を見て驚く。わたしが先に起きて、5分後くらいに歯を磨きにきたふみやくんが「11時ですって…」と、ちょっと絶望したように呟く。

11:15 仕込み開始
「あさごはん食べる?」と聞いたら「寝起きすぎておなか空いてないです」とのこと。いつもは仕込みの前にご飯は必ず食べるけど、きょうは寝坊したこともあるし、すぐカレーを作りに行くことに。ふみや、バナナを2本持って出勤。笑

12:00 キーマカレーの仕込み
いつもキーマカレーを作ってから、シャバシャバカレーを作るローテーション。きょうは半年ぶりに「茄子キーマ」を作る。茄子の乱切りが久しぶりで、テンション上がる。「乱切り」って結構好きなんですが、みなさんは好きな切り方ってありますか?

いつも、タマネギを10個以上切る。目が痛くて絶対に泣く。タマネギカット、そのほかの野菜カットはわたしが担当していて、ふみやくんは調味料を準備したり、スパイスを測ったり、仕込み中は役割分担しています。

仕込みの時の「お耳のおとも」は「ハライチのターン」。ふみやくんがyoutubeに上がってるハライチのラジオをいつも流してくれる。澤部と岩井のやりとりが愛おしくてしょうがない。「仲良さそうな人の会話」って、永遠に聴いてられる気がする。

13:00 シャバシャバカレーの仕込み
今週は「あさりとピーマンのカレー」。ふみやくんは、魚介にあおくさい野菜を合わせるのが好きらしい。前回はあさりとチンゲンサイ、今回はあさりとピーマン。春菊とか小松菜、ほうれん草、も好きだよね。

ふと、ボボのカレーが食べたいなぁと思って「ボボのカレー、また食べたいなぁ」と言うと、ふみやくんが「きょう美容院何時からですか?終わったら行きます?」と誘ってくれた。ふみやくんがおでかけの提案をしてくれるのは、デートのお誘いみたいな気持ちになるからいつもうれしい。

この記事は夫婦エッセイマガジン「カレーと、ごまどうふと、文章と。」のひとつです。水と土に妻が、月に夫が1000字以上の文章を書きます。月額290円。初月無料。ごまどうふ1こ(300円)と同じくらいの値段で、月10本ほどのエッセイが読めます!

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新潟でカレーとごまどうふの店を営む夫婦が、日々の気づきや、表じゃ書けない裏話などの「赤裸々エッセイ」を綴ります。

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