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三重【SHOCK OF DALÍ ショック・オブ・ダリ ―サルバドール・ダリと日本の前衛】三重県立美術館

会期:2021年1月9日(土)〜3月28日(日)
場所:三重県立美術館
休館日:毎週月曜日、1月12日(火)(1月11日は開館)
開館時間:9:30-17:00(ただし、入館は16:30まで)
滞在時間:コレクション展含め約1時間
作品規模:小規模
観覧料:一般1,000 (800) 円 学生800 (600) 円 高校生以下無料
    ( )内は前売り料金および20名様以上の団体料金
※一部公式HPより引用

実はダリの展示会が、しれっと三重県でやっていた!
写真はほぼありませんが、行ってきましたレポートです。

三重県立美術館は、最寄りの津駅から少し歩きます。
GoogleMapによると歩いて11分。

※MieMu(三重県総合博物館)ではないので注意が必要です。
タクシーや車で行ってしまうのがオススメです。

美術館に入ると、まずお迎えしてくれるのは
あの有名な、世界に5点しか存在しない作品
「メイ・ウエストの唇ソファ」!

…を模したソファがありました。
座ったり、写真も撮ったりできます。
唇に「DALI」の文字付き。

展覧会の内容ですが、
企画展が三部構成になっており、ざっくりした言い方も付け加えると

第一部「サルバドール・ダリの世界」
 (ダリが残した作品)
第二部「ダリは日本にどう知られたか?」
 (日本とダリをつなぐ資料)
第三部「日本の前衛―影響の広がりと新たな絵画言語の探求」
 (ダリに影響を受けた日本の芸術家たちの作品)

といったところでしょうか。

はじめにダリが残した作品です。
初期のキュビズム作品から、有名な作風のものまで鑑賞できます。
作品説明で、ダリは「やがて迎える死を怖がった」と書かれており
自らを天才と評しながらもとても人間らしい一面があるようです。

それから、お尻がとてもお好きなのですね…
という印象も受けました。

次にダリと日本とダリをつなぐ資料とそのダリの作品。
日本で当時ダリを紹介していた本などを見ることができます。

最後に、ダリに影響を受けた日本人の作品展示です。
ダリの表現方法を踏襲しつつも、物語性を足していたりしているな、という印象。

全体の展示の半分くらいがダリの作品だったでしょうか。
ダリの思想や生き様が知りたい人にとっては
もうちょっとダリの作品が観たかったかなぁ…という感想。

2Fのコレクション展はM.C.エッシャーの、美術の教科書でもみたことある
「物見の塔」などが展示されていました。
せっかくなので2階まで上がってご覧ください。

なかなかダリの作品をまとめて見る、
なんてことはあまり出来ませんので、
お近くにお住まいで、お時間ある方は是非。

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