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ACミラン01-09パート④一時代を築いたカルロ・アンチェロッティとスーパースター軍団「ACミラン」

Ciao!Ciao!ドドン小西です。お久しぶりです。7月から8月末まで仕事は忙しいわ、セリエAからチャンピオンズリーグ(以下CL)とヨーロッパカップ(以下EL)観戦のために早起きするわ、不規則な生活を続けた結果、全く更新が出来ず。。密かに毎週更新するぞ!と意気込んでいましたが、まぁしょうがない。気を取り直して、続けていきたいと思います。

CLはブンデスリーガ王者のバイエルンが圧巻の強さで6度目の栄冠。ELはセビージャが制し、大会最多の6度目の優勝。特にバイエルンは近年の戦術トレンドをハイレベルに詰め込んだ圧倒的な強さを見せました。この舞台にミランは戻ってこれるのか。。果たして、、、、??

ミランと言えば、最終的にセリエA6位フィニッシュ。EL予備予選からのスタートとなりましたね。そして、ズラタン・イブラヒモビッチが正式に1年の延長契約にサインしてくれました!背番号は「11」。「9」を背負うズラタンも観てみたかったですが(お祓いの意味も込めて😁)、彼が残ってくれる前提でのピオーリ監督続投でしょうから、まずは、ほっと胸をなで下ろしています。そのほかには現ブレシア所属のサンドロ・トナーリ(イタリア代表)が公式発表待ち、18-19シーズン活躍したバカヨコ(チェルシーからのレンタルでした)、ブラヒム・ディアス(現レアル・マドリー)などの加入が間近!とか合意!などの情報も(公式発表はまだですが)。その他にはフェデリコ・キエーザ(現フィオレンティーナ)の記事もでており、移籍市場も目が離せません。

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また、セリエAは9月19日開幕予定。この記事を書いている時点ではまだ対戦カードは公表されていません。

今後のスケジュールは9/3にノヴァーラ・カルチョ(セリエC)を始め、複数のプレシーズンマッチを予定。9/18にはEL予備予選も始まります。相手はアイルランド昨シーズン王者シャムロック・ローヴァーズ。勝てば、次は9/24と選手監督スタッフはもちろん観る方もかなりしんどい日程😰そこは頑張りましょう!

さてさて、アンチェロッティ政権も終焉が近づいてきました。前回はCL06-07シーズンの決勝戦やそのメンバーについて紹介しました。

今回は2007年クラブワールドカップ優勝について

簡単に。横浜国際総合競技場で行われた決勝ではアルゼンチンの強豪ボカ・ジュニアーズと対戦。4-2で快勝しています。本大会はミランはシードで準決勝から登場。浦和レッズと対戦し、セードルフのゴールで勝利、決勝にコマを進めました。

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ちなみにクラブワールドカップ・ミラン戦の浦和レッズのスタメンです。

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都築龍太、坪井慶介、ネネ、田中マルクス闘莉王、相馬崇人、細貝萌、鈴木啓太、長谷部誠、阿部勇樹、ワシントン、永井雄一郎が先発。控えには山岸範宏、小野伸二、岡野雅行など、こうして改めてみるとすごいメンツですねぇ~感慨深い。まだ現役がちらほら。ちょうど僕が社会人になった年です。

日本のクラブチームが、公式戦でヨーロッパのクラブと対戦するのは史上初だったこともあり、大変盛り上がりました。浦和レッズは前半序盤から中盤にかけてはミランと互角の戦いをみせますが、前半終盤そして後半は完全にミランのペース。後半23分に左サイドでフリーになったカカーがドリブルで突っかけ、ゴールラインまで切り込み、マイナス方向へのクロス。フリーのセードルフがダイレクトで合わせてミラン先制。これが決勝点となり、試合終了。浦和レッズもしかするかも、、と思わせるいい試合でした。

脱線しましたが、決勝はケミストリー(だったかな?)のライブから始まります笑。ミランの先発は以下の通りです

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GK1ジーダ、DF 3 マルディーニ、4 カラーゼ、13 ネスタ、25 ボネーラ  MF 8 ガットゥーゾ、10 セードルフ、21 ピルロ、22 カカー、23 アンブロジーニ、FW 9 インザーギ

ミランは2003年トヨタカップでボカ・ジュニアーズに敗れており、リベンジマッチとも言える戦い。また、当時両チームともに国際大会での獲得タイトル「17」と世界記録に並んでおり、この試合に勝った方が、世界一のクラブだぁ!などと言われていました。

試合序盤はハイレベルな攻防が続くもゴールは生まれず。前半も半ばにさしかかった21分、ジーダからのロングボールをインザーギがヘディングで落とし、カカーへカカーはドリブルでペナルティエリアに侵入すると左足を一閃!相手ディフェンスにブロックされるがセカンドボールは再びカカーのもとへ。ペナルティエリア中央に待ち構えたインザーギがゴールを奪い先制

しかし、直後の23分。ボカ・ジュニアーズが追いつきます。ショートCKで隙を突き、モレル・ロドリゲスがゴール前にクロス。飛び込んだパラシオがヘディングでゴールを奪う。そのまま、前半終了。

後半は早々に試合が動きました。後半5分に右サイドからのFKをピルロ。低いクロスアンブロジーニへ送りますが、キックミス、そのこぼれ球を、すぐ後ろにつめていたネスタが豪快に押し込み、ミランが勝ち越します。

更に、後半16分、自陣でボールを奪い、ピルロからカカ、ガットゥーゾへ。左サイドに抜け出したFWカカがロングフィードを受け、ドリブル突破、ペナルティーエリアに侵入し、相手ディフェンスを一瞬にして抜き去り、左足を振り抜く。相手GKに当たったものの、ゴール右へ。ロングカウンターから一気に70メートルを走り、ドリブルそしてシュートを決めきった、カカーのスーパーゴールでミランがリード2点に広げる展開に。

息つく暇も無く26分。右サイドからセードルフがカカーへグラウンダーの見事なスルーパスカカーはダイレクトで、中央でフリーになっていたインザーギへ。これをインザーギが落ち着いて流し込み、4-1。試合を決定づけました。

インザーギがお役御免となり、カフーが代わりにピッチへ。守りを固めるつもりが、直後の32分カラーゼが一発ぶちかまして、一発レッド退場へ。一人少なくなりました。そして40分にオウンゴールで失点(試合後、公式記録はレデスマのゴール)。

しかし、なんやかんや一人少ない状況でもミランは強かった。逆に押し込む展開もあり、そのまま試合終了。

大会MVPとなるトヨタアワードには、決勝で1得点2アシストを記録したカカーが選ばれました✨アディダスゴールデンボール賞(ってなんだ?)にもカカー。アディダスシルバーボール賞(ってなんだ?)にはセードルフ。
アディダスブロンズボール賞(ってなんだ?)には、ボカ・ジュニアーズのパラシオ。
FIFAフェアプレー賞には、浦和レッズ。
得点王は実は3得点をあげた浦和レッズのワシントンです。あんまり記憶になかったなぁ。

長かったアンチェロッティ時代もそろそろ終わりです。06-07シーズンのCLとクラブワールドカップを制し名実ともに世界一のクラブとなったミラン。しかし、彼はチェルシーへ去ります。

パオロ・チェーザレ・マルディーニの引退

そして、史上最高の左サイドバックと評され、ミランの象徴とまで呼ばれた漢。 そのサッカー人生の全てをACミランに捧げ、25年間という長きにもわたりミランのバンディエラとしてクラブを支え続けた漢が引退しました。当時、クラブワールドカップへの想いを語り、優勝したいと発言もしていましたし、現役生活に別れを告げることはほぼ確実視されていました。

そう、パオロ・マルディーニです。彼に憧れ、ミラニスタとなった僕に取っては耐えがたいものでした。まぁズラタンが来てくれて、気持ちは持ち直すのですが。

多くのファンだけでなく、他の選手にも愛され、尊敬されたサッカー選手、偉大なサッカー選手の引退試合はフィオレンティーナ戦。

ロスタイムにフィオレンティーナの選手がわざとボールを外に出しマルディーニの為だけの時間を作った。敵味方関係なくその場にいたすべての人がスタンディングオベーションでマルディーニを称えた

※フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

これだけの選手が引退した影響たるや!

ミランの2009-10シーズンは否が応でも新たな時代を予感させるものとなりました

本日はここまで!マルディーニのかっこいい姿を置いていくので、みなさん是非、観ていってください。では、また。。

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やっぱり、かっこいい💓

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