令和トラベルのBizDev大解剖!|コロナ禍での「海外旅行×事業創造」日誌
更新が1年ほど滞った挙句、突拍子もないタイトルではじまりました。こんにちは、須郷です。実はこの1年で自分の生活状況がグーンと変わり、そんな変化に合わせてnoteも一新してみました。今後は『令和トラベルのBizDev担当・須郷』としてnoteを発信していけたらと思っています。
さて今回のnoteでは、そんな自分の近況報告も兼ねながら『話題の”令和トラベル”、社員たちは今どんなことをしているの?』というご質問にBizDev職(事業開発職)の立場から赤裸々にお答えしていきます🐢
ちなみに、BizDev職といってもその業務は多岐に渡り、令和トラベルでは主に(1)旅行企画(2)事業創造という括りでBizDevの業務が構成されています。自分は(2)事業創造の担当で、今回はそちらの紹介メインです。
※『BizDev職以外のことも詳しく知りたい!』という方はぜひ、令和トラベルのアドベントカレンダー(NEWTリリース物語)もご覧ください!今後、このようなスケジュールでカレンダーは更新予定です👇
なお、本記事を拡散してくれたらとっても泣きますし、この記事を読んで万が一『須郷さんとお話ししてみたいYo!』という奇特な方が現れたらもっと泣きます。そんな万が一にそなえてTwitterのアカウントも貼っておきますね。DM待ってます😇
なぜいま、海外旅行をやるの?
『令和トラベルってどんな会社ですか?』
『いやいや、このタイミングで海外旅行代理店って、どういうこっちゃ。』
な方のために、簡単な会社紹介もしておきます。なお、ありがたいことに何度か外部メディアでもご紹介いただいているので詳しくはこちらを👇
会社のコンセプトをひとことで言えば『海外旅行の”DX”』となります。クライアント様からは『なぜこのタイミングで、新たに海外旅行なの?』という質問をこの1年で5,000万回ほど頂いたような気がします😇 シノさん(代表の篠塚孝哉さん。敬意を込め社員一同こう呼んでます)のnote引用で改めて👇
さて、そんな会社のBizDev担当として須郷も2021年8月にジョインさせていただきました。実は私自身、旅行業界と全く無縁の世界で働いていたのですが、『世の中を大きく動かすようなチャレンジがしたい!』と一念発起し入社を決めました(詳しい自己紹介は👇にあるので良ければ…)。
BizDevっていったい、なんですか。
『令和トラベル×BizDev』のお話をさせていただくまえに、そもそもの『What`s "BizDev" ?』について少し触れていきます。そんな気難しいテーマに興味のない方は、いったんハワイに思いを馳せながらサッと下にスクロールしてください🌺(今ならおトクなハワイSALEもやっていますよ🌴)
ジョインを決めるにあたり、いま一度”BizDev”という仕事のMissionを考えました。その中で特に参考になったのがラクスル福島広造さんのnoteです。
BizDev職に携わる・興味を持つ方ならこのnoteは目にしたことがあるかもしれませんが、特に自分が掘り下げて考えたのは下記の2点です。
(1)”非連続”な事業価値とは何か(同時に”連続”な事業価値とは何か)
(2)”非連続な事業価値”をどのように創出するか
ここから上記の2点を掘り下げていきます。
(1)”非連続”な事業価値とは何か
”連続”と”非連続”という言葉は関数グラフで考えてみると分かりやすく、”連続”が上のような「途中で途切れていない曲線」で表現されるとすると、”非連続”とは文字通り「つながっていない曲線」で表現されます。こんな感じ👇
つまり”非連続”な事業価値とは、『昨日までの延長線上にある価値』ではなく、『あるXデーを境にふと出現する、まったく新たな価値』、上のグラフ的に言い換えるなら『階段をあがるかのように、ある瞬間、事業のステージをステップアップさせる価値』と言う解釈です(※あくまで個人の解釈です)。また事業を自分なりに分解すると、
という整理をしており、これらの変数のいずれか(あるいは全て)がある日を境にステップアップすること=”非連続な事業価値の創出”と捉えてます。
たとえば、
・新たなカスタマーとの接地面を手に入れる、カスタマー課題を再定義する
・課題を解決するための新たなソリューションを開発する
・今の事業から新たな収益を生み出すためのスキームを開発する
などが”非連続な事業価値の創出”にあたる、という整理ですね。
(2)”非連続な事業価値”をどのように創出するか
いよいよここから、noteの本テーマ『令和トラベルのBizDev大解剖!』に入っていきます。前置きが長くて既に読み疲れた方、ハワイに思いを馳せてスクロールしてた方、帰ってきてください、ごめんなさい。
事業創造の大大大前提
👆を自分が語るのは大変におこがましいですが、Missionを遂行する上で最も意識している(否が応でも意識しなければいけない)のは『Why Now?』という問い、つまり『その活動を、いまこのタイミングで行う意味』です。特に創業してからこれまでの1年間、令和トラベルには大変な逆風が吹き続けていました(正確には、吹き続けています)。コロナウイルスの世界的蔓延、それにより繰り返される緊急事態宣言の発令や出入国の厳格な規制、さらには世界情勢の悪化、記録的な円安などなど、、、、。そもそも『海外旅行に行く』という発想を持つカスタマーすら限られ、かつ行きたくても複雑で面倒くさい手続きの数々、、。そんな状況下で、普通に旅行商品を販売しても購入は増えないなか、『今だからこそすべきことは何か?』という問いと向き合うことなしに、新たな事業価値は生まれません。
逆に、そんな問いと真摯に向き合うことで、このコロナ禍でも生み出される価値はありました。たとえば一例がこの『海外渡航らくらくパック』です。
PCR検査や必要書類の準備など、コロナ禍での出入国にかかる手続きをまるっと代行・サポートする商品でして、実は自分が入社して最初に開発した感慨深い商品でもあったりするのですが、まさに『Why Now?』がクリアな商品で大きな反響を頂くことができました。
この『Why Now?』の精度を高めたり、アイデア自体を増やすためには、思考もさることながらインプットが極めて重要な役割を果たします。そのため、旅行・観光業界やビジネス全般のトレンドは時間の許す限り追いかけるようにもしています。
価値を生み出す”山の登り方”
『今、やるべきこと』を見極めた上で、では次に『具体的にどうやって価値を創出するのか』という”山の登り方”を考えていく必要がありますが、令和トラベルでは主に3つの登り方を主流として考えています。
(1) パートナーシップ・アライアンスの締結
特にスタートアップとしてこれから認知を拡大していく、PMFを目指していくフェーズでは(1)で『どれだけ初速を生み出せるか?』が大きな鍵を握っています。実際、自分のチームでは今期のテーマを『パートナーシップによる”初速の最大化”』とおいています。
例えば今後わたし達が世界各地のツアー販売を進めていく上で、『日本マーケットへの認知拡大・入国者数増加』をミッションとされている各国の政府観光局様との連携度合いが”初速”を大きく左右します。政府観光局様との円滑な連携により、マーケティング施策に多大なる相乗効果を生み出したり、現地のクライアント様とのネットワーク構築を円滑に進めることが可能になるからです。
また、既に令和トラベルのSNSには数十万人のフォロワーさんがいらっしゃいますが、私たちの目指す成長曲線から逆算するとまだまだカスタマーとの接地面は不足しています。そんな状況下で、多くの会員を保有する法人企業とのパートナーシップを締結し、NEWTを会員様に告知頂く(その分、パートナーの会員様にはよりおトクにNEWTをご利用頂く)といったスキーム開発によって、成長をブーストさせることができます。
(2) 新商品・新機能の開発
(2)は先ほど紹介した『海外渡航らくらくパック』のような新商品の開発で、それ以外にも『海外旅行』というもののまわりには、タビマエ・タビナカ・タビアトでさまざまなニーズが存在します(例:保険、Wi-Fiレンタル)。また旅行の目的も、単なる観光だけでなく語学研修や出張、ハネムーンや現地ウェディングなど多岐に渡り、その数だけ商品開発ニーズは存在します。
(3)(1や2をブーストさせる役割としての)PR連携
最後に、スタートアップとしてカスタマーやクライアントからの信頼を得ていくためのレバレッジ施策として欠かせないのが『PRの有効活用』です。たとえばこれまでの半年だけでも、いくつか反響を呼び、結果として会社の認知向上につながったPRがいくつかありました。一例ですが、このあたり👇
「プレスの題材となるイベント等が発生⇨プレスリリース」という発想が一般的ですが、令和トラベル・BizDevチームでは、
という逆の発想でプレスリリースを行なっています。このように、短期間で話題性のあるプレスを複数出すことに成功し、結果としてパートナーシップや商品開発にアドバンテージを生み出せています。
終わりに
さて、色々書いたものの、この記事のメッセージはつまるところ
『刺激的なチャレンジができます!あなたのジョインを待ってます!』
につきます。大変わかりやすいまとめですね。さらにわかりやすく、採用ページも貼っときます(サッ)
加えて採用ついでにもう1つ宣伝をさせていただくと、創業してから1年、温めに温め続けたプロダクト『NEWT』をついに2022/4/5、お披露目することができました・・・・・!(泣)難しい事抜きに令和トラベルの世界線に触れてみたい方、まずはこちらをダウンロードしてくれたら嬉しいです🐢
ふう、、、、気がついたら5,000字を超えていました、、、、。長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。ぜひ他のアドベントカレンダーも読んでくれたら嬉しいです😌
Azusa Sugoh