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「1on1」を活用して自分らしさを発揮しよう!~安心して本音が言えることによる効果とは~

あなたはチームのなかで安心して本音が言える場がありますか?
ここでのチームというのは、職場、家庭(夫婦・親子・兄妹・・・)、学校、習い事・・
「人と関係性を持つ場」全てです。
 
本音で言い合えるというのは、「自分らしさを発揮できる」ということです。
 ・どんなことでも話しをしてもいいという安心できる環境がある
 ・チームの一員として認められている
 ・信頼されている
 ・個々がチームを大切にしている
 
この時期、新しい組織やチームでリーダーとなり、1on1を始める方・既にやっている方も多いかと思います。
メンバーが安心して本音が言える場を作る。
自分らしさを発揮してもらうためには、どういう関わりを持ったらいいだろう?
どんな1on1がお互いにとって有意義な場になるだろう?
 
そんなモヤモヤを解決するコミュニケーション方法の一つ、効果的な「1on1」について、私がビジネスの現場で見てきたリアルな現状をお伝えします。


1.1on1の目的って何だろう?

1on1とは・・・
・自分と相手が1対1で継続的に対話する
・相手の変化を感じ成長を支援する
・それにより相手の自発的な行動がおこる
・対話により、なりたい姿にむけて行動が促進する
 
1対1で対話することにより、安心して何でも言えて、自分らしく行動する場を作りだす。
心理的安全性の高い環境を作ることで、良好な関係性ができ、パフォーマンスが上り、その結果
チーム力が強化することになるのです。

2.部下がリアルに感じていること

・何のために1on1をするのだろう?(部下が目的を理解していない)
・今までの面談とは何が違うのだろう?(上司の情報収集の場になっている)
・本当に私の気持ちを聞きたいと思っている?(感情を理解するための場になっていない)
・特に話すことがない(上司が目標設定やなりたい姿を引き出すことができていない)
・結局上司の話しを聞く場になっている(上司の1on1スキル不足)
 
1on1をなぜやるのか?
どんな効果を期待しているのか?
 
上司は、部下に目的をきちんと説明し、理解してもらわないと、安心して本音を語ることはありません。
話しを聴く側のスキルの習得が必要なのです。

3.効果的な1on1の3つのスキル

上司側が習得したいスキル
①   まずは相手の話しを聴こう
②   承認してあげよう
③   質問をしてみよう
この3つを習得できたら、相手は心を開いて、本音を話してくれるはずです。
 
①   傾聴のスキル
聞くとは・・・事柄を理解する(情報収集)
聴くとは・・・感情を理解する(他者理解)
 
1on1は、相手の感情を理解するために話しを聴くことが重要で、相手のペースにあわせて、
うなずきやあいづちをいれる。
相手に共感し、相手が話しやすいような会話のキャッチボールが必要。
 
②   承認のスキル
結果をだしたことを褒める行動承認と、存在自体を認める存在承認を使い分けする
 
YOUメッセージ、Iメッセージ、WEメッセージを使いわけする
 
③   質問のスキル
答えが限定的なクローズクエスチョンと、想像力・可能性を広げるオープンクエスチョンを使い分ける
  
この3つのスキルを自由に使いこなすことができれば、相手に本音で語ってもらい、自分らしさを発揮することにつながります。
ぜひ1on1を成功させるためにチャレンジしてみてください。

4.1on1を継続することによる効果は?

継続して行うことで、お互いの信頼関係が深まり、
①   良好な関係性の構築
②   パフォーマンスの向上
③   チーム力の強化
が実感できるはずです。

関係性を深め、良質なコミュニケーションがとれると、お互いの意見を自由に言える環境ができ、新しい事にチャレンジしたり、高い成果を出すことにつながるGOODサイクルを回すことができるようになります(ダニエルキム 成功循環モデル)

成功循環モデルとは|構成する4つの質と2つの循環モデルを紹介 | Musubuライブラリ

「1on1を活用して自分らしさを発揮しよう」は、peatixにてワークショップを開催しています。
習得したい3つのスキルについて、詳しいレクチャーがありますので、即実践につなげることができます!
ぜひご参加お待ちしております。

認定プロコーチ「1on1」を活用して自分らしさを発揮しよう~安心して本音が言い合える場を作れていますか?~ 参加者特典つき!(4月23日) | Peatix

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