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初めての「越境学習」そこで何がおきたのか??

コーチのなおです。
高校生・大学生に1on1を無償で提供している「Otonatachi」一般社団法人にサポートメンバーとして参加し、初めて「越境学習」を経験しました。
 
越境学習とは・・・
「普段働いている会社や組織から越境し、アウェイな環境に身を置くことで、自分自身や取り巻く環境を客観視し、異なる場所で新たな気づきや学びを得ること」
 
越境とは、ホーム(会社)とアウェイ(別の場所)を行ったり来たりすることです。
ホームは、居心地が良く、慣れ親しんだ仲間がいる場ですが、刺激に欠ける退屈な場でもあります。
アウェイは、普段使う言葉が通じなかったり、自分のスキルや能力不足に自信を失ったり、発信力の低さに落ち込んだりするけれど、一方で会社では出会うことのない魅力的な仲間との出会いがあったり、普段は経験できないことにチャレンジできたり、自分のやりたいことを試すことができる場でもありました。
 
会社以外の新しい世界を発見するという意味でも、実りある有意義な3か月間となりました!

1.なぜ「越境学習」に参加したのか?

本業(ホーム)は、居心地は良いけれどマンネリ化し刺激はなく、ここにいても何の変化も成長もないという停滞感があり、環境の変化やワクワクを求めていたのかもしれません。
複業仲間が参加している「二枚目の名刺」のHPを見ていたら、高校生・大学生に1on1を無償で提供している「Otonatachi」がサポートメンバーを募集している記事を見て、「あっ、これ自分がやりたいことだ!」と思い、迷わず申し込みしました。

2枚目の名刺
~将来世代の成長のために、私たちができること!~自分を変える、社会を変える~!CR92 オトナタチ一般社団法人~

 
「Otonatachi」が提供する「1on1 college」は、1on1を通じてひとりでも多くの高校生・大学生が、自分の価値観を知り、日々の過ごし方や進路に繋げていくことを実現するための1対1のオンラインツールです。

https://www.facebook.com/otonatachi.inc

https://www.1on1college.com/

 コーチとして仕事をする上で、1on1やパーソナルコーチングは、どんなことでも安心して話しができ、心理的安全性が得られる。やりたいことなど内発的動機を引き出し、なりたい姿に向けて行動が促進するというメリットを十分理解していました。
 
高校生・大学生の時期に1on1を経験し、自分のなりたい姿をイメージしたり、価値観を知ることができたら、どんなに明るい未来が待っているだろう。
 
アウェイの場である「Otonatachi」は、プロボノとして自分たちのスキルを活かして支援するということではなく、「自分たちがやりたいことをやってみよう!」という冒険の場でした。

2.「越境学習」で何がおきたのか?

 職業も年齢も異なる9名が、毎週オンラインで集まり、「Otonatachi」を認知・拡大するにはどうしたらいいか?学生やメンターが利用しやすい場を作るには何が必要か?というゴールに向かい、アイディアを出し合い、関係する人にインタビューをしたり、ツールを企画・作成したり・・・多い時は毎日のようにオンラインでMTGをしていました。
 
参加当初は、自分の意見に自信がなくて発言できない、貢献できない自分に落ち込み、この場にいていいのだろうかと違和感を抱き、無力感に悩む自分がいました。
 
中間地点でキャリアコンサルタントのキタさんと1on1をしていただく機会に今の気持ちを打ち明けました。
キタさんからのフィードバックは、
「それが越境学習なんだよ。誰もが通る道。こんなに早くその違和感に気づいたことは素晴らしいこと」
せっかく会社以外の場にいるんだから、楽しまなくちゃ。冒険なんだから!」
 
青天の霹靂!目から鱗!なるほど。これは普通のことで皆が思うこと。冒険なんだ。
意見の違いは当たり前で、それが多様性。だから自由に発言していいんだと考えるようになってから、空気を読まずに思ったことを発言できるようになりました。
多様な考えを受け入れ、対等にコミュニケーションをとり、新しいことを知る学びの場は自分なりの役割や目的を見出し、本来の自分をだすことができる場になりました。
 
会社(ホーム)に帰った時も、退屈なルーティン業務も、目的と役割を意識することで取り組み方に変化があったり、立場を変えて俯瞰してみることができたり、会議などで自身の役割や目的を理解した上で、忌憚のない意見を発言したり、意識の変化が起きている自分がいました。
 
こうした体験を通じて、ホームの自分とアウェイの自分の違いを感じながら、いろんな自分がいること、変わり続ける自分がいるという発見もありました
 
 
【越境学習で起こる思考の変化】

今回の活動を通じて、自身が大切にしている価値観を改めて振り返りました。
 
「本当にやりたいことって何だろう?」
 
「越境学習」で得た貴重な学びが風化しないよう、自身に問いかけ、やりたいことを選択し、楽しんで今を過ごし、なりたい未来に向かいたいと思います。
 
素敵な仲間たちとの出会いに感謝して、これからも「Otonatachi」を応援していきます!
 
キャリアコンサルタントのキタさんにご紹介いただいた本「越境学習入門」を読んだら、私が感じた思いがすべてここに書いてありました
 
【越境学習入門】 組織を強くする「冒険人材」の育て方  


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