情報過多の時代が招く、答えのない就活の悩み
いつも読んで頂きありがとうございます。
Amuletの迫頭です。
先日、あるIT系専門学校のものづくりクラブで、就活の話をさせて頂きました。
講義のタイトルは「最短距離で語る就活」。
就活におけるいろんなものを端折って、ここだけは最低限押さえておこうという独自の内容でお話したのですが、意外に好評でした!
ただ、内容については賛否ありそうなので割愛しますw
今日お話したいことは講義の内容じゃなく、このクラブに所属している学生さんからの気づきについてです。
彼らはいろんなものづくりイベントに出たり、LTイベントで喋ったりとかなり場数を踏んでいて、定期的に社会人と接点を持っています。
つい先日もLTイベントで話しているのを拝見しましたが、正直めちゃくちゃ上手です。
そんな彼らに講義のあと、質疑応答の時間を設けました。
聞きにくいことほど聞きたいことだし、なんでも聞いてくれていいよってお伝えして。
みなさん、どんな質問が出てきたと思います?
私にとってはそれがとても意外だったので今日取りあげたんですが、
そのほとんどが「面接」に関するものでした。
あんなしゃべりうまいのに、
「え?そこはみんな困らないよね?なんで?」
ってなりました。
詳細を聞いてみると、単純に面接のお作法がわからない感じでした。
中には、「身振り手振りってありですか?」みたいなものもありました。
色々と話してわかったことですが、現代は情報が多すぎるのだと思います。
学生の皆さんは、気になることがあるとまずはyoutubeやGoogle検索などで対応しています。
それこそ、面接だってたくさん情報があるわけです。そして面接には、セオリーやルールはあっても、これが正解というものはありません。
だからこそ、こういう類のモノにぶち当たるとたくさんある情報からどれを取捨選択したらいいかわからなくなるのです。
日頃から場数を踏んでいる彼らであれば、あまり凝り固まらずにありのままでいけいばいい。
いつも私たち社会人とコミュニケーションを取ってるレベルで話したらいいよとアドバイスしました。
ただ当然、一般的なガクチカとか自己PRは準備しておいた方がウケの良い企業様が多くなるとは思いますが。
あと1つわかったことは、人前で話すことに慣れているであろう彼らでさえ、面接の心理的ハードルは高いということです。
そう考えると、企業の採用面接では彼らのありのままを引き出せるかが重要ですよね。
だって、実際に採用するなら本音で向き合いたいと思いますので。
時々、尋問?とツッコミを入れたくなるような面接を実施している企業がありますので、気をつけてほしいなと思った次第です。
また来週お目にかかりたく思います。
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